仮想通貨の少額投資におすすめの取引所ランキング9選

少額で始めるなら、結局どこの取引所がいいの?
国内の登録業者9社を、最低購入金額で比べましょう。
ここでは、当サイトの総合ランキングから、日本円で少額から仮想通貨を買える国内の登録業者9社を順位どおりに並べました。
順位は取引所としての総合的な評価なので、上位ほど少額投資に向いているとは限りません。
「いくらから買えるか」は比較表の「少額で始める手段」の列、「少額でも損をしにくいか」は手数料の列を見ると判断しやすくなります。
海外の分散型取引所や海外FXの仮想通貨CFDは、日本円の入出金や本人確認の仕組みが国内とは違うため、初めての少額投資の1社からは外しています。
| 取引所名 | 少額で始める手段 | 板取引 | 日本円の出金手数料 | 暗号資産の送付 | 特徴 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|---|
Binance Japan |
PayPayから1,000円以上で入金・積立(自動購入) | あり | 銀行出金150円 | 国内の他社へは不可 | 66銘柄と取扱が多い | 公式サイトへ |
bitFlyer |
販売所でBTCを0.00000001 BTCから | あり | 220〜770円 | BTCは0.0004 BTC | 知名度が高い定番 | 公式サイトへ |
SBI VCトレード |
積立サービスあり | あり | 無料 | 無料 | 無料の項目が多い | 公式サイトへ |
Coincheck |
販売所で500円相当から・毎日つみたて | あり(主要21銘柄は手数料無料) | 407円 | BTCは0.0005〜0.016 BTCの変動制 | アプリが分かりやすい | 公式サイトへ |
bitbank |
板で少額から指値注文 | あり | 550円・770円 | BTCは0.0006 BTC | 板取引のコストが低い | 公式サイトへ |
GMOコイン |
つみたて500円から | あり | 無料(大口は400円) | 無料 | 入出金と送付が無料 | 公式サイトへ |
楽天ウォレット |
購入は100円から・楽天ポイント100ポイントから | なし(販売所) | 300円 | 出庫を一時停止中 | ポイントで体験できる | 公式サイトへ |
メルコイン |
1円から | なし | 無料(メルペイ残高へ) | 入出庫は不可 | メルカリの売上金で買える | 公式サイトへ |
OKJ |
積立1回1,000円から | あり | 400円から | 範囲内で自分で設定 | 54ペアすべて対円 | 公式サイトへ |
※2026年8〜10月に各社の公式サイトで確認した内容です。条件は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトでご確認ください。
1位|Binance Japan(バイナンスジャパン):少額でいろいろな銘柄に触れたい方向け
少しずつ複数の暗号資産を試してみたい方には、取扱銘柄の多いBinance Japanが候補になります。
2026年8月21日時点の取扱は66銘柄で、そのうち日本円で直接取引できるペアは27銘柄です。
少額投資では「ビットコインに1,000円、話題の銘柄に500円」のように分けて買うことが多いので、選べる銘柄の幅はそのまま楽しみ方の幅になります。
少額で始める人にうれしいのが、PayPayマネーから1,000円以上で日本円を入金できる点です。
2026年4月9日から、売買とは別にPayPayマネーで事前に入出金できるようになり、入金した日本円は販売所と取引所の両方で使えます。
PayPayの入金・出金にはそれぞれ110円の手数料がかかるので、1,000円だけを何度も出し入れするより、まとめて入れておくほうが割安です。
自動購入(積立)のサービスもあり、毎回の購入を手作業で行わずに少額をコツコツ積み上げられます。
一方で、日本国内のほかの取引所へは暗号資産を送れないという制限があります。
送金元と送金先の情報をやり取りする決まりの関係で、国内の他社への送付が受け付けられていないためです。
少額で始めて、いずれ別の取引所も使い分けたい方は、2社目に送付の制限が無い取引所を選んでおくと困りません。
少額投資でBinance Japanを選ぶ理由
- 取扱が66銘柄(2026年8月時点)と多い
- PayPayマネーから1,000円以上で入金できる
- 自動購入(積立)で少額を積み上げられる
- 日本円で直接買えるペアが27ある
申し込む前に知っておきたい点
- 国内のほかの取引所へは暗号資産を送れない
- PayPayの入出金は1回110円かかる
- 日本円の銀行出金に1回150円かかる
- 海外版のバイナンスとは別のアカウントになる
2位|bitFlyer(ビットフライヤー):1円未満の単位からビットコインを買いたい方向け
名前を聞いたことがある大手で、とにかく少ない金額からビットコインを持ってみたい方にはbitFlyerが合っています。
bitFlyerの販売所では、ビットコインを0.00000001 BTCから注文できると案内されています。
たとえば1BTCが1,000万円のときなら、0.00000001 BTCは0.1円相当なので、実質的には数円・数十円といった金額から試せる計算です。
一方で、板で売買する取引所(BTC/JPY)の最小発注数量は0.001 BTCなので、少額のうちは販売所を使う場面が多くなります。
日本円の入金は銀行振込、クイック入金、コンビニ入金の3つで、銀行振込ならbitFlyer側の手数料はかかりません。
クイック入金とコンビニ入金は1件330円なので、1,000円だけ入れると入金の手数料が3割を超えてしまいます。
少額で始めるときほど、入金は銀行振込にするか、ある程度まとめて入れるのがおすすめです。
なお、クレジットカードで日本円を入金することはできず、まず日本円を入金してからその残高で購入する流れになります。
提携のbitFlyerクレカを使うと買い物でビットコインが貯まるので、「投資にお金を回すのは不安」という方の入り口にもなります。
少額投資でbitFlyerを選ぶ理由
- 販売所でBTCを0.00000001 BTCから注文できる
- 銀行振込の入金はbitFlyer側の手数料が無料
- 国内でも知名度が高い定番の取引所
- 提携カードの買い物でビットコインが貯まる
申し込む前に知っておきたい点
- クイック入金とコンビニ入金は1件330円
- 取引所(板)のBTCは0.001 BTCからになる
- 日本円の出金に220〜770円かかる
- クレジットカードで入金はできない
3位|SBI VCトレード(エスビーアイブイシートレード):手数料を払わずに少額を出し入れしたい方向け
少額投資で見落としやすいのが、売買そのものより入出金や送付にかかる手数料です。
SBI VCトレードは、日本円の出金と暗号資産の送付が無料なので、数千円規模の運用でも固定の手数料に利益を削られにくい取引所です。
たとえば出金に1回400円かかる取引所で3,000円を引き出すと、それだけで1割以上が消えますが、無料ならその心配がありません。
SBIグループの暗号資産交換業者で、旧DMM Bitcoinの受け皿にもなったことから、大手の安心感を重視する方にも向いています。
現物取引に加えて、積立、貸コイン、ステーキングといったサービスもそろっているので、少額から始めて慣れてきたら使い方を広げられます。
口座の申し込みは最短5分で済むと案内されており、スマホだけで本人確認まで進められます。
販売所の最小注文数量は銘柄ごとに決まっているので、買いたい銘柄の最小単位は注文画面で確かめてから入金額を決めると無駄がありません。
少額投資でSBI VCトレードを選ぶ理由
- 日本円の出金が無料
- 暗号資産の送付も無料
- 積立やステーキングまでそろう
- SBIグループの安心感がある
申し込む前に知っておきたい点
- 販売所はスプレッドが実質的なコストになる
- 最小注文数量は銘柄ごとに違う
- アプリの機能が多く最初は迷いやすい
- 積立の条件は申込前に公式で確かめたい
4位|Coincheck(コインチェック):アプリで500円からかんたんに買いたい方向け
スマホの操作に迷わず、少額の購入を何度か試してみたい方にはCoincheckが向いています。
Coincheckの販売所は、購入も売却も円建てで500円相当額から注文できます。
金額を入れてボタンを押すだけで買えるので、「数量」の単位に慣れていない初心者でも、ワンコインの感覚でビットコインを持てます。
販売所で扱う銘柄は35銘柄(2026年8月時点)で、ビットコインやイーサリアム以外にも少額で手を伸ばせます。
自動で買い続けたい方には「Coincheckつみたて」があり、毎日つみたてを選ぶと日割りで購入され、1日あたり約300円から積み立てられます。
ただし、つみたての金額は1ヶ月あたり1万円からなので、「月1,000円から」ではない点に注意してください。
販売所には0.1〜5.0%、つみたてには0.1〜4.0%の手数料相当額がかかるため、少額でも何度も売り買いするとその分だけ不利になります。
板で売買する取引所は主要21銘柄でメイカー・テイカーとも手数料0%なので、慣れてきたら取引所形式に切り替えるとコストを抑えられます。
少額投資でCoincheckを選ぶ理由
- 販売所で500円相当額から買える
- アプリの操作が分かりやすい
- 毎日つみたては1日約300円から
- 取引所は主要21銘柄が手数料0%
申し込む前に知っておきたい点
- つみたては月1万円からで1,000円単位
- 販売所は0.1〜5.0%の手数料相当額がかかる
- 日本円の出金に407円かかる
- BTCの送付手数料は変動制
5位|bitbank(ビットバンク):板取引で少額でもコストを抑えたい方向け
少額でも、できるだけ有利な価格で買いたい方にはbitbankが候補になります。
bitbankは利用者どうしが板で売買する取引所形式に強く、販売所のスプレッドを払わずに暗号資産を買えるのが持ち味です。
取引所の手数料は、自分で価格を指定して板に並べるメイカー注文だとマイナス0.02%で、手数料を受け取れる側になります。
少額投資では「数百円のスプレッド差」が損益に直結するので、指値で注文する習慣をつけるだけでも結果が変わります。
スマホアプリでもチャートを見ながら板に注文を出せるので、少し慣れてきた方がコストを意識して買い増すのにも向いています。
一方で、日本円の出金には550円または770円かかるため、少額を頻繁に引き出す使い方には向きません。
関東財務局長 第00004号の登録業者で、金融庁に登録された国内の取引所です。
少額投資でbitbankを選ぶ理由
- 板で売買できスプレッドを払わずに買える
- メイカーは手数料マイナス0.02%
- アプリでもチャートを見て注文できる
- 金融庁に登録された国内の取引所
申し込む前に知っておきたい点
- 日本円の出金に550円か770円かかる
- 板の注文は初心者には少し難しい
- BTCの送付に0.0006 BTCかかる
- 指値は価格が来ないと約定しない
6位|GMOコイン(ジーエムオーコイン):つみたて500円と手数料無料で選びたい方向け
毎月決まった少額を自動で積み立てたい方には、GMOコインの「つみたて暗号資産」が使いやすいです。
GMOコインのつみたて暗号資産は500円から自動で積み立てられるので、毎月の固定費のような感覚で無理なく続けられます。
販売所でもビットコインは0.000001 BTCから注文でき、数量の単位が細かいため少額の購入に困りません。
日本円の入金と通常の出金、暗号資産の送付が無料なので、少額で運用していても固定の手数料に利益を削られにくい設計です。
ただし、通常出金は1回10,000円以上からなので、数千円だけを引き出したいときには使えない点は覚えておきましょう。
板で売買する取引所では、メイカー注文の手数料がBTC・ETH・XRPでマイナス0.01%と、手数料を受け取れる側になります。
販売所・取引所・つみたてで対象の銘柄数が違うため、積み立てたい銘柄が対象かどうかは申込前に確かめておくと安心です。
少額投資でGMOコインを選ぶ理由
- つみたては500円から設定できる
- 日本円の入金と通常出金が無料
- 暗号資産の送付も無料
- 取引所のメイカーは手数料を受け取れる
申し込む前に知っておきたい点
- 通常出金は1回10,000円以上から
- 販売所はスプレッドが実質的なコスト
- サービスごとに対象銘柄数が違う
- 大口出金は1回400円かかる
7位|楽天ウォレット(ラクテンウォレット):100円や楽天ポイントで試したい方向け
自分の現金を使う前に、まずはポイントで値動きを体験してみたい方には楽天ウォレットが合っています。
楽天ウォレットの現物取引は購入が100円からで、楽天ポイントも100ポイントから1ポイント=1円相当で暗号資産に交換できます。
普段の買い物で貯まったポイントを使えば、自分の財布からお金を出さずに「仮想通貨を持つとどうなるか」を確かめられます。
現物で扱うのはビットコインやイーサリアムなど14銘柄(2026年8月時点)で、取引手数料は無料ですが、提示価格には売値と買値の差(スプレッド)があります。
注意したいのは、2026年8月19日から暗号資産の出庫を一時停止中という点です。
取引や入庫は通常どおりできますが、買った暗号資産を自分のウォレットやほかの取引所へ移すことは、再開まではできません。
楽天ウォレットの中で売り買いして値動きを体験する使い方なら影響は小さいので、目的に合わせて判断してください。
少額投資で楽天ウォレットを選ぶ理由
- 購入が100円からできる
- 楽天ポイント100ポイントから交換できる
- 取引手数料は無料
- 楽天のサービスと連携しやすい
申し込む前に知っておきたい点
- 暗号資産の出庫を一時停止中
- 板で売買する取引所が無い
- 日本円の出金に300円かかる
- 取引時間に毎朝のメンテナンスがある
8位|メルコイン:メルカリの売上金で1円から始めたい方向け
もっとも少ない金額から始められるのが、メルカリのアプリの中で使えるメルコインです。
メルコインは最小注文金額が1円で、注文も1円単位なので、「100円だけ」「売上金の端数だけ」といった買い方ができます。
メルカリの売上金やポイントで買えるため、新しく銀行から入金しなくても、不用品を売ったお金をそのままビットコインに回せます。
2026年9月15日からは、メルカリの無償ポイントが付与されるたびにビットコインなどを自動で買う「ポイント運用」も始まりました。
一方で、メルコインは取引所ではなく販売所型のサービスで、売買手数料は無料でも提示価格にスプレッドが含まれています。
また、暗号資産の入出庫ができず、日本円の出金先もメルペイ残高に限られるので、ほかの取引所と組み合わせる使い方には向きません。
「まずは数百円で値動きに慣れる」ための1つ目の場所と考えて、慣れてきたら板取引のできる取引所を2社目にするのがおすすめです。
少額投資でメルコインを選ぶ理由
- 最小注文金額が1円
- メルカリの売上金やポイントで買える
- 売買手数料は無料
- ポイント運用で自動購入もできる
申し込む前に知っておきたい点
- 暗号資産の入出庫ができない
- 日本円の出金先はメルペイ残高のみ
- 注文は金額指定の成行だけ
- 提示価格にスプレッドが含まれる
9位|OKJ(旧OKcoin Japan):1,000円から積立の頻度を選びたい方向け
1,000円単位で、自分のペースに合わせて積み立てたい方にはOKJが候補になります。
OKJの積立は1回1,000円から200,000円まで1円単位で設定でき、頻度も毎日・毎週・隔週・毎月から選べます。
積立手数料は無料で、設定直後に初回の購入が行われるので、「申し込んだのにいつ買われたか分からない」という不安もありません。
扱うのは54ペアで、すべて日本円との取引なので、マイナーな銘柄も円で直接買えるのが特徴です。
ただし、積立の対象は48銘柄で、BCHやLTCなど一部は積立の対象外です。
板で売買する取引所はレベル1でメイカー0.07%・テイカー0.14%と、マイナスの手数料はありません。
日本円の入金は銀行振込のみで、出金は1回1,000円以上から、手数料は400円からなので、少額を何度も引き出す使い方には向きません。
なお、2024年8月20日にサービス名がOKcoin JapanからOKJに変わっていますが、運営会社は同じです。
少額投資でOKJを選ぶ理由
- 積立は1回1,000円から設定できる
- 頻度を毎日〜毎月から選べる
- 積立手数料が無料
- 54ペアすべてが日本円との取引
申し込む前に知っておきたい点
- 日本円の入金は銀行振込のみ
- 出金は1,000円以上で手数料400円から
- 積立の金額や頻度は変更できない
- レバレッジ取引は扱っていない
仮想通貨の少額投資はいくらから?取引所ごとの最低購入金額を比較

そもそも仮想通貨って、最低いくらから買えるものなの?
小数単位で買えるので、1円や100円からでも始められます。
「ビットコインは1枚何百万円もするから、自分には買えない」と思っている方は少なくありません。
実際には、ビットコインなどの暗号資産は0.0001 BTCのように小数点以下の単位で売買できるので、1BTCを丸ごと買う必要はありません。
最低いくらから買えるかは「取引所ごとに決めた最小注文の単位」で決まり、取引所や銘柄、販売所か取引所かによって変わります。
1円〜100円から買える取引所
もっとも少額から始められるのは、最小注文金額が1円のメルコインです。
楽天ウォレットは購入が100円からで、楽天ポイントなら100ポイントから交換できます。
bitFlyerの販売所はビットコインを0.00000001 BTCから注文できるので、価格次第では1円未満の単位から買える計算になります。
1円〜100円から始められる取引所
- メルコイン:1円から(1円単位)
- 楽天ウォレット:購入は100円から・楽天ポイントは100ポイントから
- bitFlyer:販売所のBTCは0.00000001 BTCから
この金額帯は、仮想通貨の値動きに慣れるための練習に向いています。
ただし、100円分のビットコインが1割値上がりしても利益は10円なので、増やすことよりも「どんな時に価格が動くか」を体で覚える目的で使うのがよいでしょう。
500円〜1000円から買える取引所と積立
Coincheckの販売所は購入・売却とも円建てで500円相当額から注文でき、GMOコインのつみたて暗号資産は500円から設定できます。
OKJの積立は1回1,000円から、Binance JapanはPayPayマネーから1,000円以上で入金して購入に使えます。
| 取引所 | 方法 | 最低金額 |
|---|---|---|
| Coincheck | 販売所で購入 | 500円相当額 |
| GMOコイン | つみたて暗号資産 | 500円 |
| OKJ | 積立(毎日〜毎月) | 1回1,000円 |
| Binance Japan | PayPayマネーから入金 | 1,000円以上 |
500円や1,000円は、ランチ1回分くらいの感覚で続けられる金額です。
月に1,000円ずつでも1年続ければ12,000円になるので、少額でも「長く続けること」を前提に取引所を選ぶと失敗しにくくなります。
仮想通貨を1000円で投資するとどうなる?
たとえば1BTCが1,000万円のときに1,000円分を買うと、手に入るのは0.0001 BTCです。
この0.0001 BTCは、ビットコインの価格が2倍になれば2,000円相当に、半分になれば500円相当になります。
つまり、1,000円で買っても値動きの割合は大きな金額で買ったときと同じで、増え方も減り方も金額に比例します。
逆に言えば、1,000円の投資で起こる損は最悪でも1,000円なので、「どれくらい値動きがあるのか」を小さなリスクで確かめられます。
一方で、販売所のスプレッドや出金の手数料は、金額が小さいほど割合として重くなります。
たとえば出金に1回400円かかる取引所で1,000円を引き出すと、手数料だけで4割を失うことになります。
少額で始めるときは「いくらから買えるか」だけでなく、「出し入れにいくらかかるか」まで含めて考えることが大切です。
少額投資に向いた仮想通貨取引所の選び方4つのポイント

9社もあると迷っちゃうな…少額で始めるなら何を基準に選べばいいの?
金額・手数料・積立・入出金の4つを見れば決まりますよ。
少額投資は、1回あたりの金額が小さい分、取引所選びの差がそのまま損益の差になりやすいです。
ここでは、少額で始める方が取引所を比べるときに見ておきたい4つのポイントを、重要度の順に紹介します。
金融庁に登録された国内の取引所を選ぶ重要度:★★★★★
少額であっても、まず確かめたいのは「金融庁に暗号資産交換業者として登録されているか」です。
国内で暗号資産の売買を仲介するには登録が必要で、この記事で紹介している9社はいずれも登録を受けた国内の業者です。
登録業者は、利用者のお金と会社のお金を分けて管理することなどが法律で求められています。
一方で、SNSで見かける海外の取引所には、日本の登録を受けていないところもあり、金融庁が警告を出している例もあります。
「少額だからどこでもいい」と考えず、金融庁の登録一覧に載っている国内の取引所から選ぶのが、損を防ぐための最初の1歩です。
販売所と取引所の違いを知ってスプレッドを比べる重要度:★★★★★
国内の仮想通貨の売買には、会社と取引する「販売所」と、利用者どうしで売買する「取引所」の2つの形があります。
販売所は金額を入れるだけで買えて分かりやすい一方、買値と売値の差(スプレッド)が実質的な手数料になります。
取引所は板に注文を出す手間がありますが、手数料が0%やマイナスのところも多く、同じ金額でもコストを抑えやすい仕組みです。
少額投資で特に効いてくるのは、買ってすぐ売るとスプレッドの分だけ損になるという点です。
1,000円で買ってすぐ売ると、価格が動いていなくても数十円減ってしまうことがあるので、少額で何度も売り買いするのは避けましょう。
最初は販売所で操作に慣れ、慣れてきたら取引所形式に切り替えると、手数料の負担を自然に減らせます。
少額から買えるか・積立ができるかを見る重要度:★★★★
次に、最低購入金額と積立の条件を確かめます。
1回だけ試すなら、1円から買えるメルコインや100円から買える楽天ウォレット、500円から買えるCoincheckが手軽です。
続けて増やしたいなら、GMOコインのつみたて(500円から)やOKJの積立(1回1,000円から)のように、自動で買ってくれる仕組みがある取引所が向いています。
積立は毎回の価格を気にせず同じ金額で買うので、高いときには少なく、安いときには多く買えて、購入価格が平均化されます。
「いつ買えばいいか分からない」という初心者の悩みを減らせるのが、積立のいちばんの良さです。
入出金の手数料とアプリの使いやすさを確かめる重要度:★★★★
最後に、日本円の入金・出金と、暗号資産を送るときの手数料を見ておきます。
少額投資では、1回数百円の出金手数料が利益の大部分を消してしまうことがあります。
GMOコインやSBI VCトレードのように日本円の出金が無料の取引所なら、数千円の利益でも手元に残しやすくなります。
ただし、GMOコインは通常出金が1回10,000円以上からなど、無料でも条件がある場合があるので、金額の下限まで確認しておきましょう。
アプリの使いやすさも大切で、毎回の操作が面倒だと続かなくなるため、公式サイトのアプリ画面を見てから決めるのもおすすめです。
仮想通貨を少額で投資するメリットとデメリット

少額でやるのって、本当に意味あるの?もうけが小さいだけじゃない?
損を小さく抑えて経験を積めるのが一番の価値です。
少額投資は「小さく始めて、慣れてから増やす」ための方法です。
ここでは、少額で仮想通貨に投資するメリットとデメリットを、どう行動すればよいかまで含めて整理します。
少額投資のメリット
少額投資の最大のメリットは、失敗しても生活に響かない範囲で経験を積めることです。
仮想通貨は1日で1割以上値動きすることもあるので、最初から大きな金額を入れると、値下がりに耐えられず慌てて売ってしまいがちです。
少額なら、価格が下がったときに自分がどう感じるか、どう行動したくなるかを、落ち着いて確かめられます。
少額で始めるメリット
- 損をしても生活に響かない
- 口座開設から購入までの流れを体験できる
- 値動きに慣れてから金額を増やせる
- 積立なら買うタイミングに悩まない
- ポイントや売上金でも始められる
また、口座開設・入金・購入・売却という一連の流れを一度経験しておくと、金額を増やすときにも操作ミスをしにくくなります。
少額投資のデメリットと対策
一方で、少額投資には「手数料の割合が大きくなる」という弱点があります。
少額で始めるデメリット
- 手数料の割合が大きくなりやすい
- 利益の金額は小さい
- 出金の下限に届かないことがある
- 放置すると存在を忘れがち
対策としては、まず販売所で何度も売り買いしないことと、日本円の出金手数料が安い取引所を選ぶことが効果的です。
利益の金額が小さいことについては、積立で少しずつ金額を増やしていけば、時間をかけて資産を育てられます。
GMOコインの通常出金(10,000円以上)やOKJの出金(1,000円以上)のように下限がある取引所では、引き出したい金額に届くまで売却を急がないのも1つの方法です。
少額でもかかる税金を知っておく
少額でも、仮想通貨を売って利益が出ると税金の対象になります。
会社員などの給与所得者で、仮想通貨を含む給与以外の所得が年間20万円以下なら所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は別に必要です。
また、仮想通貨で別の仮想通貨を買ったり、仮想通貨で買い物をしたりしたときも、その時点で利益が出ていれば課税の対象になります。
取引所の年間取引報告書は毎年ダウンロードできるので、少額のうちから保管しておくと、申告が必要になったときに慌てずに済みます。
1000円から仮想通貨投資を始める手順|口座開設から購入まで

実際に1,000円で始めるには、何から手をつければいいの?
スマホと本人確認書類があれば4ステップで買えますよ。
ここでは、500円から販売所で買えるCoincheckを例に、1,000円で仮想通貨投資を始める流れを紹介します。
ほかの国内取引所でも、口座開設から購入までの手順はほぼ同じです。
STEP1:メールアドレスを登録してアカウントを作る

画像はCoincheckの公式サイトのトップページで、右上と左側にある緑色の「会員登録」ボタンがアカウント作成の入口です。
下の枠には「まずはCoincheckアプリをダウンロード」の案内とApp Store・Google Playのボタンが並んでいるので、スマホで始める方はここから公式のアプリを入れられます。
まず公式サイトかアプリから、メールアドレスとパスワードを登録してアカウントを作ります。
届いた確認メールのリンクを開くと、登録が完了します。
パスワードはほかのサービスと使い回さず、この取引所だけのものにしておきましょう。
STEP2:本人確認書類と顔の撮影で本人確認をする
次に、氏名や住所などの基本情報を入力し、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類をスマホで撮影します。
続けて自分の顔を撮影すると、本人確認の申請が完了します。
審査が終わると取引ができるようになるので、待っているあいだに二段階認証も設定しておくと安心です。
STEP3:日本円を入金する
審査が通ったら、日本円を入金します。
少額で始めるときは、入金の手数料が購入金額に対して高すぎないかを必ず確かめてください。
たとえば1件330円の入金方法で1,000円を入れると、それだけで3割以上が手数料になってしまいます。
銀行振込なら取引所側の手数料が無料のところが多いので、振込手数料が無料になる銀行を使うと、少額でも無駄がありません。
STEP4:ビットコインなどの暗号資産を購入する
入金が反映されたら、アプリで買いたい銘柄を選び、金額を入力して購入します。
Coincheckの販売所なら、500円相当額から購入できるので、1,000円を2回に分けて買ってみるのもよい練習になります。
購入したら、すぐに売らずにしばらく持って値動きを観察してみましょう。
慣れてきたら、積立の設定や、手数料の安い取引所形式での購入に進むと、少額でも効率よく続けられます。
仮想通貨の少額投資でよくある質問(Q&A)
仮想通貨は本当に1000円からでも投資できますか?
はい、できます。国内の取引所では、メルコインが1円から、楽天ウォレットが100円から、Coincheckの販売所が500円相当額から購入できます。1,000円あれば、ほとんどの国内取引所で少額の購入を試せます。
少額投資におすすめの銘柄は何ですか?
最初はビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など、取扱う取引所が多く取引量の大きい銘柄から始めるのが無難です。値動きの激しい小さな銘柄は、少額でも短期間で大きく値下がりすることがあるので、慣れてから試しましょう。
少額でも口座開設にお金はかかりますか?
この記事で紹介している国内の取引所は、いずれも口座開設や口座の維持に費用はかかりません。費用がかかるのは、入金・出金・送付・売買の各場面です。
少額の積立と一括購入はどちらがいいですか?
買うタイミングに迷うなら積立がおすすめです。毎回同じ金額で買うので、価格が高いときは少なく、安いときは多く買え、購入価格が平均化されます。GMOコインは500円から、OKJは1回1,000円から積立を設定できます。
Coincheckのつみたては月1000円からできますか?
できません。Coincheckつみたての積立額は1ヶ月あたり1万円から100万円の範囲で、1,000円単位です。毎日つみたてを選ぶと日割りで1日約300円から購入されます。月1,000円程度から積み立てたい場合は、GMOコインやOKJを検討してください。
少額でも仮想通貨の利益に税金はかかりますか?
売却などで利益が出れば、金額にかかわらず課税の対象です。給与所得者で給与以外の所得が年間20万円以下なら所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は別に必要です。
少額投資なら海外の取引所でもいいですか?
初めての1社には、金融庁に登録された国内の取引所をおすすめします。海外の取引所の中には日本の登録が無く金融庁から警告を受けているところもあり、トラブル時に日本の法律で守られにくいためです。
仮想通貨の少額投資におすすめの取引所まとめ
仮想通貨は、1BTCを丸ごと買う必要はなく、国内の取引所なら1円や数百円から投資を始められます。
最低購入金額で選ぶなら、1円から買えるメルコイン、100円から買える楽天ウォレット、500円相当額から買えるCoincheckが手軽です。
自動で少しずつ積み立てたいなら、500円から設定できるGMOコインや、1回1,000円から頻度を選べるOKJが向いています。
少額投資では、販売所のスプレッドや出金の手数料が利益に対して大きくなりやすいので、「いくらから買えるか」と同じくらい「出し入れにいくらかかるか」を確かめることが大切です。
まずは金融庁に登録された国内の取引所で口座を作り、生活に影響しない金額で値動きに慣れるところから始めてみてください。
慣れてきたら、積立の設定や取引所形式での購入に進むことで、少額でも無理なく資産を育てていけます。