仮想通貨の指値注文と成行注文の違い

指値と成行って、結局なにが一番ちがうの?
価格を自分で決めるか、決めずにその場の価格で買うかが一番の違いです。
仮想通貨(暗号資産)の取引所で売買するときは、注文を出すときに「指値注文」か「成行注文」のどちらかを選びます。
どちらもビットコイン(BTC)などのコインを買ったり売ったりするための方法ですが、価格の決まり方と約定(注文が成立すること)のタイミングがまったく違います。
違いを知らないまま注文すると、思っていた値段で買えなかったり、注文がいつまでも成立しなかったりするので、最初にここを押さえておきましょう。
指値注文は「この価格なら買う」と価格を指定する注文重要度:★★★★★
指値注文は、売買したい価格を自分で指定して出す注文です。
たとえばビットコインの価格が1BTC=1,500万円のときに「1,480万円まで下がったら買いたい」と考えたら、1,480万円で買いの指値注文を出します。
価格が1,480万円以下まで下がり、売りたい人と条件が合えば約定し、下がらなければ注文はそのまま残ります。
指定した価格より不利な値段で約定することはないのが、指値注文の一番の安心材料です。
売りの場合も同じで、「1,550万円まで上がったら売りたい」と指定しておけば、その価格以上でしか売れません。
成行注文は価格を指定せず、その場の価格ですぐ売買する注文重要度:★★★★★
成行注文は、価格を指定せずに「いくらでもいいので今すぐ買う(売る)」という注文です。
注文を出した瞬間に、板(ほかの人の注文の一覧)に並んでいる一番よい価格から順番に約定していきます。
すぐに取引が成立するので、急いでポジションを持ちたいときや、早く手放したいときに向いています。
一方で、約定する価格は注文を出した時点では確定していないので、表示を見ていた価格と実際に約定した価格がずれることがあります。
指値と成行の違いを一覧で比較重要度:★★★★☆
2つの注文の違いを、初心者が気にしやすい項目ごとにまとめました。
| 項目 | 指値注文 | 成行注文 |
|---|---|---|
| 価格の指定 | 自分で指定する | 指定しない |
| 約定のタイミング | 指定価格に届いたとき | 注文してすぐ |
| 約定する保証 | なし(届かなければ残る) | ほぼ確実(板に注文があれば) |
| 約定価格のずれ | 指定より不利にならない | 想定よりずれることがある |
| 取引所の手数料区分 | メイカーになりやすい | テイカーになる |
ざっくり言えば、指値は「価格を優先する注文」、成行は「スピードを優先する注文」です。
どちらが正解というものではなく、相場の状況と自分の目的に合わせて選び分けるのが基本になります。
注文が成立する「約定」の意味も押さえておく重要度:★★★☆☆
注文の説明で必ず出てくる「約定」は、買いたい人と売りたい人の条件が合って、取引が成立したことを指します。
注文を出しただけでは、まだコインも日本円も動いていません。
約定して初めて、口座の日本円が減ってビットコインが増える(売りなら逆)という形で残高に反映されます。
指値注文は約定するまで「未約定の注文」として画面に残るので、取引所の注文一覧で状態を確認するクセをつけておきましょう。
指値注文と成行注文のメリット・デメリット

価格が決められる指値のほうが、いつでもお得なんじゃないの?
指値は買えないまま相場が逃げることがあるので、いつも得とは限りません。
指値注文と成行注文には、それぞれ得意な場面と苦手な場面があります。
良い面だけを見て決めると、「安く買えたはずが結局買えなかった」「急いで買ったら高値づかみした」という失敗につながるので、両方の面を知っておきましょう。
指値注文のメリット・デメリット重要度:★★★★☆
指値注文は、価格をコントロールしたい人に向いた注文方法です。
指値注文のメリット
- 指定した価格より不利な値段で約定しない
- 相場に張り付かなくても、狙った価格で自動的に売買できる
- 取引所によってはメイカー手数料が安い、または報酬がもらえる
指値注文のデメリット
- 指定価格に届かないと、いつまでも約定しない
- 一部だけ約定して、残りが未約定のまま残ることがある
- 出しっぱなしの注文を忘れて、想定外のときに約定することがある
指値注文の弱点は「約定しないリスク」です。
1,480万円で買いの指値を入れたのに、相場が1,490万円で反転して上がっていけば、結局一度も買えないまま値上がりを見送ることになります。
対策としては、指定価格を現在の価格から離しすぎないことと、数日たっても約定しない注文は一度取り消して出し直すことが有効です。
成行注文のメリット・デメリット重要度:★★★★☆
成行注文は、とにかく早く取引を成立させたい人に向いた注文方法です。
成行注文のメリット
- 注文を出した瞬間にほぼ確実に約定する
- 価格を考えなくてよいので操作がかんたん
- 急な値動きのときに、すぐ売って損失を抑えられる
成行注文のデメリット
- 約定価格が表示価格からずれることがある
- 取引量の少ないコインでは、大きく不利な価格で約定しやすい
- 取引所ではテイカー手数料がかかり、指値より割高になりやすい
成行注文の弱点は「価格のずれ」と「手数料」です。
ビットコインのように売買が活発なコインなら、少額の成行注文で大きくずれることは多くありません。
ただし、取引量の少ないアルトコインや、ニュースで相場が急変している最中は、思っていたより数%高く買ってしまうこともあるので注意が必要です。
初心者が最初に覚えておきたい判断の目安重要度:★★★★★
迷ったときは、次の2つの質問で考えると判断しやすくなります。
注文方法を選ぶときの2つの質問
- 今すぐ約定しないと困るか:困るなら成行、待てるなら指値
- 数百円〜数千円の価格差が気になるか:気になるなら指値、気にならない少額なら成行でもよい
積み立てのように少額をコツコツ買う場合は、どちらを使っても結果に大きな差は出にくいです。
一方で、まとまった金額を一度に投資する場合は、指値注文で価格を決めて買うほうが安心できます。
仮想通貨の指値注文のやり方

指値注文って、具体的にどこに何を入れればいいの?
取引所(板取引)の画面で、価格と数量を入れて注文ボタンを押すだけです。
ここでは、国内の暗号資産取引所で指値注文を出す一般的な流れを紹介します。
画面の見た目は取引所ごとに違いますが、入力する項目はほぼ共通なので、一度覚えればどの取引所でも使えます。
STEP1:販売所ではなく「取引所」の画面を開く
国内の多くの取引所には、「販売所」と「取引所」という2つの買い方があります。
販売所は運営会社が提示する価格で買う仕組みで、指値注文が使えるのは基本的に「取引所」(板取引)のほうです。
アプリやWebの画面で「取引所」「板取引」「現物取引」などと書かれたメニューを選び、売買したい通貨ペア(例:BTC/JPY)を開いてください。
STEP2:注文の種類で「指値」を選び、売りか買いかを決める
注文画面には、注文の種類を選ぶ欄があります。
ここで「指値」を選び、買いたいなら「買い」、手持ちのコインを売りたいなら「売り」を選択します。
取引所によっては、ほかに「逆指値」「OCO」などの注文方法も並んでいますが、最初は指値と成行だけ使えれば十分です。
STEP3:価格と数量を入力して内容を確認する
次に、売買したい価格と数量を入力します。
- 価格の欄に、買いたい(売りたい)価格を日本円で入力する
- 数量の欄に、売買したいコインの量を入力する(例:0.001BTC)
- 画面に表示される「概算の日本円」が予算内か確認する
- 有効期限を選べる取引所では、期限を設定する
価格は、板を見て今の売り・買いの注文がどのあたりに並んでいるかを確認してから決めると、現実的な値段を入れやすくなります。
数量は「BTC」で入力する取引所が多いので、0.001と0.01を打ち間違えると金額が10倍変わってしまう点に注意してください。
STEP4:注文を出し、約定したかを注文一覧で確認する
内容に問題がなければ、注文ボタンを押して確定します。
指値注文は、指定した価格に届くまでは「未約定」として注文一覧に残ります。
約定すると約定履歴に記録され、口座の残高にコインが反映されます。
未約定の注文に使う予定の日本円は、ほかの注文に使えない状態になることが多いので、不要になった注文は取り消しておきましょう。
指値注文の価格の決め方の例重要度:★★★☆☆
指値の価格に正解はありませんが、初心者が使いやすい決め方はいくつかあります。
指値の価格を決めるときの目安
- 今の価格より少し下:1〜2%下に置くと、短い値下がりで約定しやすい
- チャートで何度も止まっている価格:反発しやすい価格帯に置く
- 切りのよい価格:1,500万円などは注文が集まりやすい
大きく下に離した指値は、約定すればお得ですが、届かないまま終わることも増えます。
最初は今の価格に近いところへ少額で指値を入れて、注文が約定するまでの流れを体験してみるのがおすすめです。
仮想通貨の成行注文の注意点

成行ならすぐ買えて楽そうだけど、何か気をつけることはあるの?
相場が荒れたときは、想定より不利な価格で約定しやすいです。
成行注文はかんたんで便利ですが、価格を指定しない分だけ、思わぬ値段で約定するリスクがあります。
ここでは、成行注文で初心者がつまずきやすいポイントと、その対策をまとめます。
注意点1:表示価格と約定価格がずれる(スリッページ)重要度:★★★★★
成行注文では、注文を出してから約定するまでのわずかな時間に価格が動き、表示していた価格と実際の約定価格がずれることがあります。
このずれを「スリッページ」と呼びます。
さらに、板に並んでいる注文の量より大きな数量を成行で買うと、一番安い売り注文を買い切ったあと、次に高い売り注文、その次と順番に約定していきます。
その結果、平均の購入価格が表示より高くなるので、大きな金額ほど成行注文は不利になりやすいと覚えておきましょう。
対策は、まとまった金額を買うときは数回に分けて注文するか、指値注文に切り替えることです。
注意点2:取引量の少ないコインは板が薄い重要度:★★★★☆
ビットコインやイーサリアムのように売買が活発な通貨は、板に注文がたくさん並んでいるので、成行でも大きくずれにくいです。
一方で、取引量の少ないアルトコインは板に並ぶ注文がまばらで、成行で買うと数%高い価格で約定してしまうこともあります。
注文を出す前に板を開いて、今の価格の近くにどれくらいの数量の注文があるかを見ておくと安心です。
注意点3:ニュースや急変動のときは価格が飛びやすい重要度:★★★★☆
大きなニュースが出た直後や、相場が急落・急騰している最中は、板の注文が一気に消えたり入れ替わったりします。
このタイミングで成行注文を出すと、一瞬で価格が飛んで、想像していなかった値段で約定することがあります。
相場が荒れているときは、慌てて成行で売買するのではなく、いったん落ち着いて指値で価格を決めるほうが損を広げずにすみます。
注意点4:販売所の「すぐ買える」はスプレッドが実質のコスト重要度:★★★★☆
販売所で買う場合は、運営会社が提示する価格でその場で買うので、使い勝手は成行注文に近いです。
たとえばOKJの販売所やメルコインは、注文の種類が成行だけと案内されています。
販売所は「取引手数料無料」と書かれていることが多いですが、買う価格と売る価格の差(スプレッド)が実質的な手数料になっています。
Coincheckの販売所では、このスプレッドにあたる手数料相当額が0.1〜5.0%と案内されており、取引所の板手数料とは別物です。
注意点5:数量の打ち間違いはすぐ約定して取り消せない重要度:★★★★★
成行注文は出した瞬間に約定するので、指値注文のように「出したあとで取り消す」ことができません。
0.01BTCのつもりで0.1BTCと入力すれば、そのまま10倍の金額で買ってしまいます。
成行注文の前に確認したいこと
- 売りか買いか、選んだボタンが合っているか
- 数量の桁が合っているか(0.001/0.01/0.1)
- 画面の概算金額が予算内か
- 相場が急変している最中ではないか
取引所によっては、1回の注文で価格が大きく動きすぎないよう制限を設けているところもあります。
たとえばOKJの取引所は、1回の注文で価格変動率が5%を超える注文を制限しており、こうした仕組みがあるかどうかも取引所選びの参考になります。
指値と成行の使い分け方|相場の場面別に解説

実際の取引だと、どんな場面でどっちを使えばいいの?
急ぐ場面は成行、価格にこだわれる場面は指値と、目的で決めるのがコツです。
ここまでの内容をふまえて、よくある場面ごとにどちらの注文を使えばよいかを整理します。
迷ったときにこの表を見返せば、注文画面で手が止まることが少なくなるはずです。
場面別のおすすめ注文方法重要度:★★★★★
初心者がよく出会う場面を、おすすめの注文方法と理由でまとめました。
| 場面 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| はじめて少額のビットコインを買う | 成行でも可 | 少額なら価格差が小さく、操作に慣れることを優先できる |
| まとまった金額を投資する | 指値 | 価格のずれと手数料の差が大きくなる |
| 今より安くなったら買いたい | 指値 | 狙った価格まで待てる |
| 急落していて、すぐ手放したい | 成行 | 約定のスピードを優先して損失を抑える |
| 取引量の少ないアルトコインを買う | 指値 | 板が薄く成行は大きくずれやすい |
| 目標の価格で利益を確定したい | 指値(売り) | 相場を見ていなくても自動で売れる |
ポイントは、「時間を優先するか、価格を優先するか」を先に決めることです。
時間を優先するなら成行、価格を優先するなら指値という考え方を持っておけば、ほとんどの場面で迷わなくなります。
損失を抑えたいときは「逆指値」も覚えておく重要度:★★★☆☆
指値と成行に慣れてきたら、「逆指値注文」も知っておくと役立ちます。
逆指値は、「価格がここまで下がったら売る」「ここまで上がったら買う」という、指値とは逆向きの条件で出す注文です。
たとえば1,500万円で買ったビットコインに「1,400万円まで下がったら売る」という逆指値を入れておけば、寝ている間に急落しても損失を一定の範囲で止めやすくなります。
逆指値は条件に届くと成行に近い形で約定することが多く、急落時には指定価格より下で約定することもある点は覚えておきましょう。
GMOコインやOKJの取引所では、指値・成行に加えて逆指値の注文も用意されています。
指値と成行を組み合わせる使い方重要度:★★★☆☆
実際の取引では、どちらか一方だけを使う必要はありません。
たとえば、買いは指値で安いところを狙い、売りは「目標価格の指値」と「損切りの逆指値」を両方用意しておく、という組み合わせがよく使われます。
一方で、急な値動きで今すぐポジションを閉じたいときは、迷わず成行で決済するのも大切な判断です。
場面に合わせて注文を選べるようになると、余計な損を減らしながら落ち着いて取引できるようになります。
販売所と取引所で違う注文方法とメイカー・テイカー手数料

指値と成行で、手数料まで変わることがあるの?
板取引では、指値と成行で手数料の率が分かれていることが多いです。
指値と成行の違いは、価格や約定のタイミングだけではありません。
取引所(板取引)では、注文の出し方によって手数料の区分が変わるので、取引回数が増えるほどコストの差が大きくなります。
メイカーとテイカーの違い重要度:★★★★☆
板取引の手数料は、多くの取引所で「メイカー(Maker)」と「テイカー(Taker)」に分かれています。
メイカーは、すぐには約定しない指値注文を出して、板に新しい注文を並べた側のことです。
テイカーは、成行注文などで板にすでに並んでいる注文を取って、すぐに約定させた側のことです。
取引所にとっては板に注文を増やしてくれるメイカーがありがたい存在なので、メイカーの手数料はテイカーより安く設定されているのが一般的です。
なお、指値注文でも今の価格より不利な値段を入れてすぐ約定した場合は、テイカー扱いになる取引所があります。
SBI VCトレードのように「指値注文が約定した場合は全てメイカー手数料」と明記している取引所もあるので、扱いは各社の手数料ページで確認しておきましょう。
国内取引所のメイカー・テイカー手数料の例重要度:★★★★☆
国内の主な取引所の、取引所(板取引・現物)の手数料をまとめました。
| 取引所 | メイカー(指値) | テイカー(成行) |
|---|---|---|
| Coincheck | 0.000%(主要21銘柄) | 0.000%(主要21銘柄) |
| GMOコイン | −0.01%(BTC・ETH・XRP) | 0.05%(BTC・ETH・XRP) |
| bitbank | 0.00%(BTC/JPY)/−0.02%(その他) | 0.10%(BTC/JPY)/0.12%(その他) |
| SBI VCトレード | −0.01% | 0.05% |
※2026年10月時点で確認できた各社公式の手数料表です。銘柄や改定で変わるため、注文前に公式サイトで最新の内容を確認してください。
マイナスの手数料は、支払うのではなく約定金額に応じて受け取れるという意味です。
たとえばGMOコインでビットコインを100万円分、メイカーとして約定させると、0.01%にあたる100円を受け取れる計算になります。
同じ100万円分をテイカー(成行)で約定させると、0.05%の500円を支払うことになるので、差は600円です。
Coincheckのように主要銘柄の板手数料が0%の取引所なら、指値でも成行でも板の手数料はかかりません。
販売所と取引所の注文方法の違い重要度:★★★☆☆
最後に、販売所と取引所で使える注文方法の違いを整理しておきます。
販売所と取引所の違い
- 販売所:運営会社の提示価格でその場で売買する。使い勝手は成行に近く、スプレッドが実質のコスト
- 取引所:ユーザー同士が板で売買する。指値・成行(取引所によって逆指値も)が使える
指値注文を使いたい人や、取引のコストを抑えたい人は、板取引ができる取引所で口座を開設しておくのがおすすめです。
はじめて口座を作るなら、主要銘柄の板手数料が0%のCoincheckや、メイカーで手数料を受け取れるGMOコインが候補になります。
仮想通貨の指値と成行でよくある質問
指値注文が約定しないときはどうすればいいですか?
指定した価格に相場が届いていない可能性が高いです。今の価格から離れすぎていないかを確認し、数日たっても約定しない場合は注文を取り消して、価格を今の相場に近づけて出し直してください。
指値注文に有効期限はありますか?
取引所によって違います。取り消すまで残り続けるタイプのほか、当日限りや期間を指定できるタイプもあります。出しっぱなしの注文が思わぬときに約定しないよう、注文一覧を定期的に確認しましょう。
指値注文は一部だけ約定することがありますか?
あります。指定した価格で売買したい相手の注文が足りないと、注文の一部だけが約定し、残りは未約定のまま板に残ります。残りが不要になった場合は取り消してください。
成行注文はキャンセルできますか?
成行注文は出した瞬間に約定するため、基本的に取り消しはできません。数量や売り買いの選択を間違えないよう、注文ボタンを押す前に必ず確認してください。
販売所で指値注文は使えますか?
販売所は運営会社の提示価格でその場で売買する仕組みのため、指値注文が使えないことが多いです。指値で売買したい場合は、取引所(板取引)の画面を使ってください。
少額のビットコインを買うなら指値と成行どちらがいいですか?
数千円程度の少額なら、価格のずれの影響は小さいので成行注文でも大きな差は出にくいです。ただし取引所の手数料がメイカーとテイカーで違う場合は、指値のほうがコストを抑えられます。
寝ている間に急落するのが心配です。どうすればいいですか?
逆指値注文を使うと、「ここまで下がったら売る」という条件をあらかじめ設定できます。急落時は指定価格より下で約定することもありますが、損失を一定の範囲に抑える目安として役立ちます。
仮想通貨の指値と成行の違いまとめ
仮想通貨の指値注文は、売買したい価格を自分で指定して、その価格に届いたら約定する注文です。
成行注文は、価格を指定せずにその場の価格ですぐ約定させる注文です。
指値は価格を優先でき、指定より不利な値段で約定しない代わりに、約定しないまま終わることがあります。
成行はすぐに約定できる代わりに、相場の急変や取引量の少ないコインでは、表示より不利な価格で約定しやすい点に注意が必要です。
使い分けに迷ったら、「今すぐ約定しないと困るか」を考え、急ぐなら成行、待てるなら指値を選びましょう。
また、取引所の板取引では、指値はメイカー、成行はテイカーとして手数料が分かれていることが多く、取引を重ねるほど差が広がります。
指値注文を使いたい方は、板取引ができる国内の取引所で口座を開設し、まずは少額で注文の流れを試してみてください。