仮想通貨の板取引とは?販売所との違いと仕組み

販売所と取引所って、買える値段がそもそも違うの?
販売所は会社が、取引所はユーザーの注文が値段を決めます。
仮想通貨(暗号資産)を国内で売買する場所は、大きく分けて「販売所」と「取引所」の2つがあります。
このうち取引所での売買を、注文が並ぶ一覧表である「板」を使うことから板取引と呼びます。
すでに販売所で現物を保有している方でも、取引所の画面は別メニューになっている会社が多く、使ったことがないまま過ごしている方は少なくありません。
板取引はユーザー同士の売り注文と買い注文を突き合わせる仕組み重要度:★★★★★
板取引では、「この価格で買いたい」「この価格で売りたい」という注文が価格ごとに積み上がり、条件が合った注文どうしが自動で成立します。
注文が成立することを約定と呼び、約定した価格がそのまま最新の取引価格(レート)として表示されます。
取引所の運営会社は売買の相手にはならず、注文を突き合わせる場所と仕組みを提供して、その対価として取引手数料を受け取ります。
価格を決めているのは運営会社ではなく、板に注文を出している参加者全員という点が、販売所との一番大きな違いです。
販売所は運営会社が提示する価格でその場で売買する
販売所では、運営会社が買値と売値を提示し、ユーザーはその価格で会社と直接売買します。
金額を入れてボタンを押すだけで買えるので操作は簡単ですが、提示される買値と売値の間には差(スプレッド)があり、これが実質的なコストになります。
たとえばCoincheckの販売所は「取引手数料」こそかかりませんが、公式の説明では買値と売値の差にあたる手数料相当額が0.1〜5.0%(一部銘柄は2.0〜6.5%)と案内されています。
「手数料無料」と書かれた販売所でも、スプレッドの分だけ買った直後に評価額が下がることは覚えておきましょう。
| 項目 | 販売所 | 取引所(板取引) |
|---|---|---|
| 売買の相手 | 運営会社 | ほかのユーザー |
| 価格の決まり方 | 運営会社が提示 | 板の注文で決まる |
| 主なコスト | スプレッド(数%になることも) | 取引手数料(0%前後〜0.1%台) |
| 注文方法 | 金額・数量を入れて即時売買 | 指値・成行・逆指値など |
| 確実に買えるか | 提示価格でほぼ確実に買える | 相手の注文が無いと約定しない |
取引所でも扱う銘柄が販売所より少ないことがある
板取引が使えるのは、取引所が板を用意している銘柄だけです。
GMOコインでは販売所の取扱が19銘柄なのに対し、取引所の現物は17銘柄で、取引所にしかない銘柄もあれば販売所にしかない銘柄もあります。
狙っているアルトコインが取引所で買えるかどうかは、口座を作る前に各社の取扱一覧で確認しておくと二度手間になりません。
仮想通貨の板の見方|売り板・買い板・数量の読み方

板に数字がずらっと並んでるけど、どこから読めばいいの?
上が売り注文、下が買い注文で、その境目から読みます。
板は取引所ごとに色や並び順が少し違いますが、載っている情報はどこも同じです。
ここではビットコイン(BTC)の板を例に、読むべき順番を説明します。
板は「価格」と「数量」が並んだ注文の一覧表重要度:★★★★★
板は、真ん中に価格、その左右に数量を並べた表です。
一般的な縦型の板では、上半分に売り注文(売り板)、下半分に買い注文(買い板)が並び、上下の境目が今の相場になっています。
売り注文は赤やピンク、買い注文は緑や青で色分けされていることが多く、数量の列には「その価格で売りたい(買いたい)合計数量」が表示されます。
| 売り数量 | 価格(円) | 買い数量 |
|---|---|---|
| 0.850 | 15,012,000 | — |
| 0.320 | 15,008,000 | — |
| 0.045 | 15,005,000 | — |
| — | 15,000,000 | 0.120 |
| — | 14,996,000 | 0.600 |
| — | 14,990,000 | 1.300 |
境目の2つの価格が「今すぐ買える値段」と「今すぐ売れる値段」
上の例では、売り板の一番下にある15,005,000円が最良売気配、買い板の一番上にある15,000,000円が最良買気配です。
今すぐビットコインを買いたい人は15,005,000円で売っている人から買うことになり、今すぐ売りたい人は15,000,000円で買いたい人に売ることになります。
この2つの価格の差(例では5,000円)が板取引でのスプレッドで、販売所のスプレッドよりずっと狭くなるのが普通です。
境目の2つの価格を見れば、成行で注文したときにいくらで約定するかの目安がその場で分かります。
数量の列で「その価格でどれだけ売買できるか」を確認する
価格だけを見て注文すると、思ったより不利な価格で約定することがあります。
例の板で0.5BTCを成行で買うと、15,005,000円の売り注文は0.045BTCしかないため、残りは15,008,000円、15,012,000円と上の価格の注文を順に買っていくことになります。
このように、注文が板の上のほうまで食い込んで平均の約定価格が悪くなることをスリッページと呼びます。
まとまった数量を売買するときは、境目の価格だけでなく、その近くにどれだけの数量があるかを必ず確認してください。
約定履歴とチャートもあわせて見る
多くの取引所では、板の横に約定履歴(直前に成立した取引の価格・数量・時刻)が表示されます。
板はこれから成立するかもしれない注文、約定履歴はすでに成立した取引なので、2つをあわせて見ると「今どちらの勢いが強いか」がつかみやすくなります。
約定履歴に買いの成行が連続して流れている場面では、売り板が次々と消えて価格が上がりやすくなります。
板を読む順番
- 売り板と買い板の境目を探す
- 境目の2つの価格の差(スプレッド)を確認する
- 境目付近の数量が、自分の注文数量より多いか見る
- 約定履歴で直近の売買の勢いを確認する
仮想通貨の板取引のやり方|注文を出すまでの3ステップ

板が読めたとして、実際に注文を出すまでの流れはどうなるの?
入金、画面選び、価格と数量の入力の3ステップです。
ここでは、国内取引所の口座をすでに持っている前提で、板取引の流れを説明します。
口座が無い場合は、取引所の公式サイトから口座開設と本人確認を済ませてから進めてください。
STEP1:日本円を入金し、取引所(板)の画面を開く
板取引で買い注文を出すには、取引口座に日本円の残高が必要です。
銀行振込やクイック入金などで日本円を入金したら、メニューから「販売所」ではなく「取引所」「現物取引」「トレード」などと書かれた画面を開きます。
同じ銘柄名でも販売所の購入画面を開いていると板は表示されないので、画面に売り板と買い板が並んでいるかを最初に確認しましょう。
取引ペアは「BTC/JPY」のように表示され、これはビットコインを日本円で売買するという意味です。
STEP2:注文方法(指値・成行)と売りか買いかを選ぶ

画像はbitbankの取引所画面で、中央の列が板(上の赤が売り注文、下の緑が買い注文)、右側が注文パネルです。
右上の「買い」「売り」で売買の向きを選び、その下のプルダウンで成行や指値などの注文方法を切り替えます。
注文画面では、まず「買い」か「売り」かを選び、次に注文方法を選びます。
価格を自分で決めて板に並べるなら指値注文、板に出ている注文とその場で約定させるなら成行注文です。
逆指値注文(指定した価格に達したら発注される注文)が使える取引所なら、損失を限定する売り注文も同じ画面から出せます。
| 注文方法 | 使いどころ | 手数料の区分 |
|---|---|---|
| 指値注文 | 価格を決めて待てるとき | メイカーになりやすい |
| 成行注文 | すぐに約定させたいとき | テイカーになる |
| 逆指値注文 | 損切りや上抜けの追いかけ買い | 発注時の板の状況による |
STEP3:価格と数量を入力して注文を出し、約定を確認する
指値注文なら、板を見ながら価格を入力し、続けて数量を入力します。
たとえば先ほどの板の例で「14,990,000円まで下がったら0.01BTC買いたい」なら、価格に14,990,000、数量に0.01と入れると、約定したときの金額は149,900円(手数料別)になります。
最小注文数量は取引所と銘柄ごとに決まっており、たとえばGMOコインの取引所(現物)ではBTCが0.00001、ETHが0.001、XRPが1からです。
注文を出したら、注文一覧(未約定一覧)に表示されていることを確認し、約定すると約定一覧に移り、保有数量と日本円の残高が更新されます。
注文を出す前の確認ポイント
- 「買い」と「売り」を取り違えていないか
- 価格の桁(特にビットコインの円価格)を間違えていないか
- 数量が最小注文数量以上で、残高の範囲内か
- 指値の価格が今の境目から離れすぎていないか
一部だけ約定したときや約定しないときの対応
指値注文は、相手の注文が足りないと一部だけが約定し、残りは板に残ります。
残りを待つか取り消すかは、相場の動きと自分の目的で判断してください。
数日たっても約定しない場合は、指値の価格が今の相場から離れすぎていることが多いので、一度取り消して価格を見直すのが基本です。
仮想通貨の板取引のメリット・デメリット

板取引のほうが安く買えるなら、販売所を使う理由ってもう無いの?
板の薄い銘柄などでは販売所が向く場面もあります。
板取引には販売所にない利点がある一方で、自分で価格と数量を判断する手間も増えます。
メリットとデメリットを並べて、自分の取引スタイルに合うかを確認しましょう。
板取引のメリット重要度:★★★★★
板取引のメリット
- 販売所のスプレッドより取引コストを大きく抑えられる
- 指値注文で「買いたい価格」「売りたい価格」を自分で決められる
- メイカー手数料がマイナスの取引所なら、約定で日本円を受け取れる
- 相場を見ていない間も、指値や逆指値で自動的に売買できる
- 板と約定履歴から、売りと買いのどちらが強いかを読み取れる
最大のメリットは取引コストの低さです。
販売所では買値と売値の差が数%になることもありますが、取引所の板なら手数料は0%前後〜0.1%台で、スプレッドも通常は狭く収まります。
たとえば30万円分のビットコインを買う場合、販売所の手数料相当額が2%なら6,000円ですが、板手数料0%の銘柄を指値で買えばこの差がほぼ丸ごと残ります。
売買を繰り返すほど差は積み上がるので、取引歴が長く回数の多い方ほど板取引に移る効果が大きくなります。
板取引のデメリット
板取引のデメリット
- 相手の注文が無いと約定せず、買いたいときに買えないことがある
- 板が薄い銘柄では成行注文の約定価格が大きくずれる
- 指値・成行・逆指値など、注文方法の理解が必要になる
- 販売所より取扱銘柄が少ない取引所がある
デメリットの多くは、板に出ている注文の量(流動性)が足りない場面で起きます。
ビットコインやイーサリアムのような取引量の多い銘柄では気になりにくいですが、取引量の少ないアルトコインでは、成行で買った直後に評価額が大きく下がることがあります。
板が薄い銘柄ほど、成行ではなく指値で少しずつ注文を出すことで、デメリットの大半は避けられます。
注文方法に不安がある場合は、最初の数回を最小注文数量に近い少額で試し、注文一覧と約定一覧の動きを確認してから金額を増やしてください。
板取引が向いている人・販売所が向いている人
| 取引スタイル | 向いている場所 | 理由 |
|---|---|---|
| 主要銘柄をまとまった金額で売買する | 取引所(板) | コスト差が金額に比例して大きくなる |
| 目標価格で利益確定・損切りしたい | 取引所(板) | 指値・逆指値で自動化できる |
| 取引所に板が無い銘柄を買いたい | 販売所 | 板取引そのものができない |
| 数百円〜数千円をすぐ買いたい | どちらでも | 金額が小さくコスト差も小さい |
板から読み取れること|厚さ・スプレッド・見せ板への注意

板って注文を出すためだけじゃなくて、相場を読むのにも使えるの?
注文が集まる価格は、値動きが止まる目安になります。
取引に慣れてくると、板は「注文を出す画面」から「ほかの参加者の考えが見える画面」に変わります。
ただし板に出ている注文は取り消されることもあるので、読み取った内容は売買の判断材料の1つとして使うのが基本です。
板の厚い価格帯は値動きが止まりやすい
特定の価格に大きな数量の注文が集まっている状態を「板が厚い」と呼びます。
たとえば買い板の14,900,000円に5BTCの買い注文が並んでいると、価格がそこまで下がっても注文を食べ切るまで下がりにくく、下げ止まりの目安になります。
反対に売り板に大きな注文があると、その価格が上値の壁として意識されやすくなります。
厚い板のすぐ手前に指値を置くと約定しやすく、厚い板の向こう側に置くと約定しにくいので、指値の価格を決めるときの参考にしてください。
スプレッドが広がっているときは成行を控える
境目の2つの価格の差は、相場が落ち着いているときは狭く、急な値動きや取引の少ない時間帯には広がります。
スプレッドが広がっているときに成行注文を出すと、不利な側の価格で約定するうえ、スリッページも起きやすくなります。
普段のスプレッドを何度か見て覚えておき、普段より明らかに広いときは指値に切り替えるか、落ち着くまで待つのが安全です。
見せ板に惑わされない
板に大きな注文を出しておき、価格が近づくと取り消すことで、ほかの参加者に「ここで止まりそうだ」と思わせる行為を見せ板と呼びます。
見せ板は法律で禁止されている相場操縦にあたるおそれのある行為ですが、板を見ているだけでは本物の注文と区別できません。
板の数量だけを根拠に「ここで必ず反発する」と決めつけないことが大切で、約定履歴で実際に売買が成立しているかもあわせて確認しましょう。
板を相場判断に使うときの3つの注意
- 板の注文はいつでも取り消される前提で見る
- 厚い板は目安であって、必ず止まる価格ではない
- 板・約定履歴・チャートの3つをあわせて判断する
レバレッジ取引の板では証拠金とロスカットも意識する
国内取引所には、現物だけでなく証拠金を預けてレバレッジをかける取引にも板を用意しているところがあります。
国内の暗号資産交換業者では個人のレバレッジは2倍が上限で、GMOコインの取引所(レバレッジ取引)やbitbankの信用取引のように、現物と同じ板の画面で新規の注文と決済の注文を出します。
レバレッジ取引では、証拠金が一定の水準を下回るとロスカット(強制決済)が発生し、板の状況によっては想定より不利な価格で決済されることがあります。
現物の板取引に慣れてから、少ない数量で試すようにしてください。
板取引ができる国内取引所の手数料を比較

板取引をするなら、どこの取引所を選べばいいの?
よく売買する銘柄の板手数料で選ぶのが近道です。
板取引の手数料は、取引所ごと、さらに同じ取引所でも銘柄ごとに違います。
指値で板に並べた注文が約定した側をメイカー、板の注文を成行で取った側をテイカーと呼び、多くの取引所でメイカーのほうが安く設定されています。
| 取引所 | メイカー | テイカー |
|---|---|---|
| Coincheck | 0.000%(主要21銘柄) | 0.000%(主要21銘柄) |
| GMOコイン | −0.01%(BTC・ETH・XRP) −0.03%(その他) |
0.05%(BTC・ETH・XRP) 0.09%(その他) |
| bitbank | 0.00%(BTC/JPY) −0.02%(その他) |
0.10%(BTC/JPY) 0.12%(その他) |
| OKJ(OKcoin Japan) | 0.07%(基本レベル) | 0.14%(基本レベル) |
※手数料は各社公式サイトの掲載内容にもとづきます。改定されることがあるため、取引前に公式サイトで最新の数値を確認してください。
マイナスの手数料は、支払うのではなく約定金額に応じて日本円を受け取れるという意味です。
たとえばGMOコインでBTCを100万円分、指値でメイカーとして約定させると、0.01%の100円を受け取れます。
Coincheck(コインチェック):主要銘柄をメイカーでもテイカーでも0%で売買したい人向け重要度:★★★★★
Coincheckの取引所は、BTC・ETH・XRP・SOLなど主要21銘柄の手数料がメイカー・テイカーとも0%です。
成行で取っても手数料がかからないので、すぐ約定させたい場面が多い方にとってコストを読みやすいのが強みです。
一方でマイナス手数料は無く、ETCやIOSTなど一部の銘柄はメイカー0.05%・テイカー0.1%かかるので、売買する銘柄がどちらの区分かを確認しておきましょう。
GMOコイン(ジーエムオーコイン):指値で約定させて手数料を受け取りたい人向け重要度:★★★★☆
GMOコインの取引所(現物)は、メイカー手数料がBTC・ETH・XRPで−0.01%、そのほかの銘柄で−0.03%と、指値で約定させるほど日本円を受け取れる仕組みです。
注文方法は成行・指値・逆指値に対応し、24時間365日取引できます。
テイカーは0.05〜0.09%かかるので、成行より指値を中心に使う方ほど有利になります。
bitbank(ビットバンク):アルトコインの板取引を中心にしたい人向け重要度:★★★★☆
bitbankは板取引に力を入れている取引所で、BTC/JPY以外のペアはメイカー手数料が−0.02%です。
BTC/JPYはメイカー0.00%・テイカー0.10%なので、ビットコインだけを売買する方より、アルトコインの指値注文が多い方に向いています。
テイカーは0.10〜0.12%かかるので、成行を多用する場合はコストが上がる点に注意してください。
手数料以外に確認したいポイント
板取引の取引所を選ぶときは、手数料だけでなく次の点も確認しておくと失敗しにくくなります。
取引所選びで確認したいこと
- よく売買する銘柄に取引所(板)があるか
- その銘柄の板に十分な数量が並んでいるか
- 指値・成行に加えて逆指値が使えるか
- 日本円の入金・出金の手数料がいくらか
板の厚さは取引所ごとに違い、同じ銘柄でも参加者の多い取引所のほうがスプレッドは狭くなりやすいです。
口座を複数持ち、売買する銘柄ごとに板の数量とスプレッドを見比べて使い分けるのも、取引歴の長い方によく選ばれている方法です。
仮想通貨の板取引でよくある質問
板取引と販売所では、同じ時刻でも価格が違うのはなぜですか?
販売所は運営会社が提示する価格で売買し、取引所の板はユーザー同士の注文で価格が決まるためです。販売所の買値と売値には運営会社のスプレッドが含まれるので、一般に板取引のほうが有利な価格で売買できます。
板の数量の単位は何ですか?
多くの取引所では、その銘柄の枚数(BTCならビットコインの数量)で表示されます。日本円の金額ではないので、価格×数量で金額を計算して、自分の注文と比べてください。
指値注文を出したのに、手数料がテイカーになったのはなぜですか?
指値の価格が反対側の板にすでに届いていると、出した瞬間に約定してテイカーとして扱われます。たとえば最良売気配より高い価格で買いの指値を出すと、すぐに約定します。メイカーにしたい場合は、境目より自分の側に価格を置いてください。
板取引は24時間できますか?
国内取引所の多くは24時間365日取引できます。ただし定期メンテナンスの時間帯は注文できないことがあるので、各社の告知を確認してください。
スマホアプリでも板取引はできますか?
対応しているアプリが多いですが、取引所によってはブラウザ版にしか取引所の画面が無かったり、アプリでは一部の機能しか使えなかったりします。板の見やすさを重視するなら、ブラウザ版の取引画面も一度確認してみてください。
出した指値注文は取り消せますか?
約定していない部分は、注文一覧からいつでも取り消せます。一部だけ約定している場合は、残りの数量だけが取り消されます。
板が薄い銘柄をまとまった金額で買うにはどうすればいいですか?
一度に成行で買うと約定価格が大きくずれるので、指値で何回かに分けて注文するのが基本です。取引所によっては販売所の価格のほうが有利な場面もあるので、板の数量と販売所の提示価格を見比べてから判断してください。
仮想通貨の板取引のやり方まとめ
仮想通貨の板取引は、ユーザー同士の売り注文と買い注文を突き合わせて売買する仕組みで、販売所よりコストを抑えて取引できます。
板は、売り板と買い板の境目、その2つの価格の差であるスプレッド、境目付近の数量の3つを読めば、どの価格に注文を出すかが決まります。
実際の注文は、日本円を入金して取引所の画面を開き、指値か成行かを選んで価格と数量を入れるだけで、最初は少額で注文一覧と約定一覧の動きを確かめるのがおすすめです。
慣れてきたら、板の厚さやスプレッドの広がりを相場判断の材料に加え、見せ板に惑わされないよう約定履歴もあわせて見るようにしましょう。
取引所選びは、主要銘柄をメイカーでもテイカーでも0%で売買したいならCoincheck、指値で手数料を受け取りたいならGMOコイン、アルトコインの指値が中心ならbitbankが候補になります。
まずは普段売買している銘柄の板を開いて、境目の価格と数量を確認するところから始めてみてください。