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bitbankレンディングの利率と貸暗号資産の募集・始め方を解説

bitbankレンディングの利率と貸暗号資産の募集・始め方を解説

bitbankで仮想通貨を貸すと増えるって本当なの。

最大で年率5%の利用料を受け取れる仕組みがありますよ。

bitbankには「暗号資産を貸して増やす」という、持っている仮想通貨をbitbankに1年間貸し出して利用料を受け取るサービスがあります。

一般にレンディングや貸暗号資産と呼ばれるもので、値上がりを待つあいだも数量そのものを増やせるのが魅力です。

ただしbitbankの場合、利率は募集月ごとに決まり、期間は1年で固定されています。

申し込む日によって拘束される期間が変わり、途中でやめると手数料がかかる点も、始める前に知っておきたいところです。

この記事では、利率の決まり方から募集のカレンダー、途中解約のルール、始め方と満期までの流れまでを順番に整理していきます。

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目次

    bitbankのレンディング「貸して増やす」とは

    bitbank公式サイトの「暗号資産を貸して増やす」紹介ページ。最大年率5%とビットバンクの全暗号資産に対応と記載されている

    そもそも貸すって、預金みたいなものなの。

    似ているようで、守られ方がまったく違う仕組みです。

    bitbankのレンディングは、正式には「暗号資産を貸して増やす」という名前のサービスです。

    bitbankとのあいだで暗号資産貸借取引契約を結び、貸し出した数量に利用料を上乗せして1年後に受け取ります。

    銀行にお金を預けるイメージで捉えてしまうと、後から出てくる制限に驚くことになります。

    まずはサービスの輪郭と、預金との決定的な違いから押さえていきましょう。

    bitbankの「貸して増やす」はどんなサービス重要度:★★★★★

    このサービスは、ユーザーが持っている暗号資産をbitbankに貸し出し、1年間の満了日を迎えたときに、貸した数量に所定の利用料を加えて返してもらう仕組みです。

    公式ページでは最大年率5%と案内されています。

    ポイントは、増えるのが日本円ではなく貸した暗号資産と同じ種類の数量だという点です。

    たとえば1ビットコインを年率3.0%で貸した場合、返ってくるのは1.03ビットコインになります。

    このとき円換算でいくらになるかは、返ってきた時点の価格しだいです。

    数量は確実に増えますが、価格が下がっていれば円ベースでは損をすることもある、という二段構えで考えておく必要があります。

    貸して増やすの基本

    • 貸す相手はbitbank(暗号資産貸借取引契約を結ぶ)
    • 貸出期間は1年
    • 利用料は貸した暗号資産と同じ種類の数量で受け取る
    • 年率は0.1%から5.0%の範囲で決まる

    対象はbitbankが取り扱う全通貨重要度:★★★★☆

    貸せる銘柄が絞られているサービスも多いなか、bitbankは取り扱っている全暗号資産の貸し出しに対応しています。

    公式サイトにも「ビットバンクの全暗号資産に対応」と明記されていて、今後も通貨は順次追加される予定と案内されています。

    ビットコインしか貸せない、主要な数銘柄だけが対象、といった制限がないため、いま持っている銘柄がそのまま貸し出しの候補になります。

    ただし、どの銘柄がその月の募集の対象になるかは募集ごとに告知されます。

    自分の持っている銘柄が今月の募集に含まれているかは、申し込み前に取引画面で確認しましょう。

    預金ではないので保護の仕組みがない重要度:★★★★★

    もっとも大事な注意点がここです。

    このサービスは預金に類似する商品ではなく、預金保険の対象にもなりません。

    さらに公式の注意事項では、資金決済法上の暗号資産交換業に該当するサービスではないため、借り入れた暗号資産は分別管理の対象外だと説明されています。

    分別管理とは、会社の資産と利用者の資産を分けて管理する仕組みのことです。

    通常の取引口座に置いている暗号資産は分別管理されますが、貸し出したぶんはその枠から外れます。

    契約の中身が消費貸借契約であるため、万が一bitbankが破たんした場合などには、貸した暗号資産が返却されないリスクがあると公式に明記されています。

    つまり、利用料は「会社にお金を貸したお礼」であり、そのぶんの信用リスクを引き受けている、という理解が正しいということです。

    参考として、サービスの注意事項と取引ルールは公式ページで全文が公開されています。
    参考:bitbank 暗号資産を貸して増やす

    bitbankのステーキングとは別ものと考える重要度:★★★☆☆

    bitbankには、同じく資産を増やす手段としてステーキングもあります。

    ステーキングは対象の暗号資産を保有していること自体が参加条件で、申し込みや契約を結ぶ必要はありません。

    一方のレンディングは、bitbankと契約を結んで数量を渡し、期間が終わるまで返ってこないという性質を持ちます。

    手軽さで選ぶならステーキング、まとまった数量を1年間動かさない前提で利用料を狙うならレンディング、という住み分けになります。

    どちらも同じ口座のなかで使えるので、銘柄ごとに使い分けるという考え方もできます。

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    bitbankレンディングの利率は募集月ごとに決まる

    年率って、いつ見ても同じ数字じゃないの。

    bitbankは募集の月ごとに利率を決め直しています。

    レンディングを比べるとき、多くの人がまず年率を見ます。

    ところがbitbankの場合、その年率は固定の表になっていません。

    いつ申し込むか、どれだけ貸すかによって適用される利率が変わる仕組みになっています。

    ここを理解しないまま「最大5%」だけを覚えて申し込むと、実際に表示された利率とのギャップに戸惑うことになります。

    年率は募集月ごとに0.1%から5.0%で決まる重要度:★★★★★

    公式の取引ルールでは、利用料率は募集月ごとに、0.1%から5.0%までの範囲でbitbankが判断して決定すると定められています。

    いずれも年換算で、消費税相当額を含んだ数字です。

    範囲の幅がとても広いことに注目してください。

    同じ銘柄でも月が変われば利率は変わります。

    最大値の5.0%はあくまで上限であり、毎月5.0%が提示されるという意味ではありません。

    先月の数字を見て申し込みを決めるのではなく、その月に告知されている募集内容を見て判断するのが正しい進め方です。

    貸す数量によっても利用料率が変わる重要度:★★★★☆

    もうひとつの変動要素が数量です。

    取引ルールには、個別契約の対象となった暗号資産の数量に応じて設定された利用料率を乗じて利用料を計算する、と書かれています。

    つまり、同じ月に同じ銘柄を貸しても、貸す量が違えば適用される率が違う可能性があるということです。

    一般に、多く貸すほど条件が良くなる設計が採られます。

    少額で試すときは低めの率になることを想定しておき、増やしたときに率がどう変わるかも募集内容で確認しておくと、計画が立てやすくなります。

    なお、募集ごとに最低貸付数量が定められており、その数量に満たない申し込みは受け付けてもらえません。

    1年でどれくらい増えるのかを数量で見る重要度:★★★★☆

    利用料は「貸した数量×年率」で計算され、1年ぶんがまとめて支払われます。

    ビットコインを例に、年率別の増える数量を並べると次のようになります。

    貸す数量と年率ごとに増えるビットコインの数量(1年ぶん)
    貸す数量 年率1.0% 年率3.0% 年率5.0%
    0.1BTC 0.001BTC 0.003BTC 0.005BTC
    0.5BTC 0.005BTC 0.015BTC 0.025BTC
    1BTC 0.01BTC 0.03BTC 0.05BTC
    10BTC 0.1BTC 0.3BTC 0.5BTC

    数量で見ると、年率1.0%と5.0%では受け取れる量が5倍違うことがわかります。

    一方で、0.1BTCを年率1.0%で貸したときに増えるのは0.001BTCです。

    少額から試すぶんには練習になりますが、金額として実感できる利用料を狙うなら、ある程度まとまった数量が前提になります。

    円に換算した金額は、返ってきた日の価格で決まる点にも注意してください。

    申し込む前に取引画面の募集内容を確認する重要度:★★★★★

    公式の取引ルールには、取引画面に表示される募集内容が最新のものであり、申し込みの前に必ず内容を確認するようにと書かれています。

    告知される募集内容には、対象の暗号資産、募集開始日、募集終了日、期間満了日、そして利用料率が含まれます。

    まとめサイトやSNSで見た数字は、前の月の募集を指していることが珍しくありません。

    申し込みボタンを押す前に、いま画面に出ている利率と最低貸付数量を自分の目で確かめる習慣をつけましょう。

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    bitbankレンディングは申し込む日で利息の付き方が変わる

    申し込む日で変わる拘束期間月初に引き渡し1月4日に承諾された場合月末に引き渡し1月30日に承諾された場合拘束は約12か月と27日利用料は12か月ぶん無利息の期間が約1か月募集枠は確保しやすい拘束はほぼ12か月利用料は12か月ぶん無利息の期間がほぼ無い締め切りのリスクありVS※満期日はどちらも翌年1月31日・2026年8月時点の取引ルール
    申し込む日で変わる拘束期間月初に引き渡し1月4日に承諾された場合拘束は約12か月と27日利用料は12か月ぶん無利息の期間が約1か月募集枠は確保しやすい月末に引き渡し1月30日に承諾された場合拘束はほぼ12か月利用料は12か月ぶん無利息の期間がほぼ無い締め切りのリスクありVS※満期日はどちらも翌年1月31日・2026年8月時点の取引ルール

    申し込む日で結果が変わるなんて聞いてないよ。

    満期日が先に決まっているので、早いほど拘束が長くなります。

    ここがbitbankのレンディングでもっとも見落とされやすい部分です。

    多くのレンディングは「申し込んだ日から1年」と考えれば足ります。

    ところがbitbankは、募集月というカレンダーを軸に契約期間と利用料の計算期間が別々に決められています。

    同じ月に申し込んでも、月初に手続きした人と月末に手続きした人とでは、資産が動かせない日数が変わります。

    募集期間は毎月1日から末日まで重要度:★★★★★

    取引ルールでは、募集月とは利用者を募集するその月のことを指し、募集期間はその月の1日から末日までと定義されています。

    たとえば募集月が1月なら、募集期間は1月1日から1月31日までです。

    毎月窓口が開くので、抽選に当たるのを待つ必要はありません。

    ただし、申し込みのあった数量がbitbankの定める上限数量に達した場合、募集期間の途中でも募集を終了することがあると明記されています。

    月末まで必ず申し込めると決めつけず、貸す意思が固まっているなら余裕を持って動くのが安全です。

    契約が成立するのは引き渡しが終わった時点重要度:★★★★☆

    申し込みを送信した時点では、まだ契約は成立していません。

    取引ルールには、ユーザーからの利用申し込み、bitbankによる承認、そしてユーザーからbitbankへの暗号資産の引き渡しが完了した時点で契約が成立する、と書かれています。

    公式が示している例では、申し込み日が1月3日で、引き渡し時にあたる承諾日が1月4日となっています。

    申し込んだ翌日に承諾されるという流れが一つの目安です。

    この引き渡しが済んだ瞬間から、貸した暗号資産は動かせなくなります。

    満期日は引き渡した日に関係なく決まっている重要度:★★★★★

    契約期間は引き渡し時から期間満了日までですが、この期間満了日の決まり方が独特です。

    期間満了日は、募集月が属する月の翌月1日から起算して1年を経過する日と定められています。

    募集月が1月であれば、翌年の1月31日が満了日です。

    ここで重要なのは、引き渡しが何日であっても満了日は同じだという点です。

    1月4日に引き渡した人も、1月30日に引き渡した人も、返ってくるのは同じ日になります。

    つまり早く申し込んだからといって、早く返ってくるわけではありません。

    利用料が付き始めるのは募集月の翌月1日から重要度:★★★★★

    さらに、利用料を計算する期間は契約期間とずれています。

    取引ルールによると、利用料算定期間は各募集月の翌月1日から、契約の期間満了日までです。

    始まりは引き渡し時ではない、とわざわざ注記されています。

    募集月が1月なら、利用料算定期間は2月1日から翌年1月31日までのちょうど1年間です。

    そして、引き渡し時から利用料算定期間の前日までのあいだは算定期間の外、つまり利用料が付かない期間になります。

    公式が示す契約期間の例(募集月が1月の場合)
    項目 日付
    募集期間 1月1日から1月31日
    申し込み日 1月3日
    引き渡し時(承諾日) 1月4日
    利用料算定期間 2月1日から翌年1月31日
    期間満了日 翌年1月31日
    返還日 翌年2月5日

    月初に申し込むと拘束される期間が長くなる重要度:★★★★☆

    ここまでのルールを組み合わせると、ひとつの結論が出てきます。

    利用料は算定期間のちょうど1年ぶんで、誰が申し込んでも同じです。

    しかし資産が動かせない期間は「引き渡し日から満了日まで」なので、月初に引き渡した人ほど長くなります。

    先ほどの例なら、1月4日に引き渡した人は約12か月と27日ぶん資産を預けたまま、受け取る利用料は12か月ぶんです。

    1月30日に引き渡した人は、ほぼ12か月ちょうどの拘束で同じ利用料を受け取ります。

    申し込む日を決めるときの考え方

    1. 拘束される日数を短くしたいなら、募集期間の後半に申し込む
    2. 上限数量で締め切られるのを避けたいなら、早めに申し込む
    3. 迷ったら、貸す予定の数量を先に取引口座へ用意しておく

    早いほど得だと思い込んで月初に申し込むと、利用料が付かないまま1か月近く資産を拘束されることになります。

    一方で、月末を待ちすぎて募集が締め切られては元も子もありません。

    この二つの兼ね合いで、自分の申し込む日を決めるのが賢い進め方です。

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    bitbankレンディングを途中でやめると元本が減る

    bitbank公式の貸して増やす取引ルールの中途解約の項目。中途解約手数料が5%と記載されている

    急にお金が必要になったら、返してもらえるの。

    原則は返してもらえず、認められても5%引かれます。

    レンディングでいちばん怖いのは、貸している最中に相場が急変したり、生活費が必要になったりする場面です。

    bitbankの場合、その出口には明確な値札がついています。

    他社では「途中解約できません」で終わる説明が、bitbankでは「例外的にできるが、こういう代償がある」という形で決められています。

    始める前に、この出口の条件まで読んでおきましょう。

    貸出期間中は売ることも送ることもできない重要度:★★★★★

    公式の注意事項には、貸し出した暗号資産は原則としてあらかじめ定められた貸出期間を経過するまでロックされる、と書かれています。

    そのため、貸出期間中は売却も送付もできません。

    価格が急に上がっても利益確定はできませんし、急落しても損切りで逃げることができないということです。

    1年という期間は、仮想通貨の相場では十分に長い時間です。

    その間ずっと持ち続けられる数量かどうかを、申し込む前に必ず自問してください。

    生活費や近く使う予定のあるお金で買った分は、貸し出しに回さないのが鉄則です。

    中途解約はbitbankが認めた場合だけできる重要度:★★★★★

    取引ルールの中途解約の項目には、原則として個別契約を契約期間満了前に中途解約することはできないと明記されています。

    そのうえで、bitbankがやむを得ないと認めた場合には中途解約を行うことができる、と続きます。

    ここで押さえておきたいのは、解約できるかどうかを決めるのは自分ではないという点です。

    いつでも自由に引き出せる預金とは、まったく性質が違います。

    さらに、中途解約となった場合、ユーザーに対する利用料の支払いは一切行われません。

    半年間貸していたとしても、その半年ぶんの利用料はもらえないということです。

    5%の手数料は暗号資産の数量から引かれる重要度:★★★★★

    中途解約が認められた場合、解約手数料として5%を支払う必要があります。

    この5%が円ではなく、貸していた暗号資産の数量から差し引かれるという点が見落とされがちです。

    公式の例では、対象が1ビットコインだった場合、中途解約手数料の0.05ビットコインが差し引かれ、0.95ビットコインが返還されると説明されています。

    中途解約したときに起きること

    • 利用料は一切支払われない
    • 貸した数量から5%が差し引かれる
    • 1BTCを貸していた場合は0.95BTCが返ってくる
    • そもそもbitbankが認めなければ解約できない

    満期まで持てば、年率3.0%なら1.03ビットコインです。

    途中でやめると0.95ビットコインですから、その差は0.08ビットコインにもなります。

    途中解約は必ず元本割れになると覚えておいて差し支えありません。

    引き渡す前ならキャンセルできる重要度:★★★★☆

    救いになるのが、契約が成立する前の段階です。

    公式が示す契約期間の図では、申し込み日から引き渡し時までのあいだは「申し込み画面にてキャンセル可能」と示されています。

    先ほどの例なら、1月3日に申し込んで1月4日に承諾されるまでのあいだであれば、申し込み画面から取り消せるということです。

    申し込んだ直後に気が変わった、数量を間違えた、という場合はここで対応します。

    承諾されて引き渡しが済んでしまうと、あとは中途解約という重い選択肢しか残りません。

    申し込みボタンを押した日は、その日のうちにもう一度内容を見直すくらいでちょうどよいでしょう。

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    bitbankレンディングの始め方と満期までの流れ

    bitbank公式サイトのトップページ。メールアドレスの入力欄と無料新規登録ボタンが表示されている

    実際に貸すには、何から始めればいいの。

    口座を開いて銘柄を用意すれば、あとは申し込むだけです。

    ここまでのルールを踏まえたうえで、実際の手順を整理します。

    すでにbitbankの口座を持っていれば、特別な追加手続きは必要ありません。

    公式サイトでも「bitbankの口座をお持ちなら申し込むだけですぐに始められます」と案内されています。

    まだ口座がない人は、口座開設から数えて4つのステップになります。

    口座開設から申し込みまでの4ステップ重要度:★★★★☆

    貸して増やすを始める手順

    1. bitbankの口座を開設し、本人確認を済ませる
    2. 日本円を入金して、貸したい銘柄を購入する
    3. 貸して増やすのページで今月の募集内容を確認する
    4. 数量を指定して申し込み、承諾と引き渡しを待つ

    口座開設は、メールアドレスの登録と本人確認書類の提出で完了します。

    本人確認が終わっていないと申し込みに進めないので、募集期間の終わり際に慌てないよう先に済ませておくと安心です。

    貸したい銘柄をまだ持っていない場合は、購入してから申し込む流れになります。

    購入した数量が最低貸付数量に足りているかを、申し込みの前に確認しておきましょう。

    返ってくるのは満期日の翌日から5営業日以内重要度:★★★★☆

    満期を迎えたあとの流れも決められています。

    取引ルールでは、期間満了日の翌日から起算して5営業日以内に、取引口座へ貸した暗号資産と同種同等の暗号資産を返還すると定められています。

    利用料の支払日は、この返還日と同じ日です。

    公式の例では、翌年1月31日が満了日で、返還日は2月5日と示されています。

    満了日の当日に自動的に口座へ戻るわけではないので、数日のずれを見込んでおきましょう。

    なお満了後にそのまま自動継続されるわけではないため、続けたい場合はあらためて募集に申し込むことになります。

    貸している間の値動きとどう向き合うか重要度:★★★★☆

    1年間動かせないという制約は、値動きへの向き合い方を先に決めておくことで扱いやすくなります。

    おすすめは、貸し出す数量と、手元に残して自由に売買できる数量を最初から分けておく方法です。

    たとえば保有量の半分だけを貸し出せば、相場が動いたときに残り半分で対応できます。

    全額を貸すと1年間何もできませんので、暴落しても暴騰しても手を出せない状態が続きます。

    値動きに振り回されないための工夫

    • 長期で持つと決めた数量だけを貸し出す
    • 手元に売買できる数量を残しておく
    • 1年間使う予定のないお金の範囲に収める
    • 貸す前に、今の価格が半分になっても持ち続けられるかを考える

    利用料にかかる税金の扱い重要度:★★★☆☆

    受け取った利用料は、所得税の対象になります。

    暗号資産で得た利益は原則として雑所得に区分され、給与など他の所得と合算して課税される総合課税です。

    利用料は受け取った時点の価格で日本円に換算し、その金額を所得として計上します。

    会社員で給与以外の所得が年間20万円を超える場合は、確定申告が必要になります。

    受け取った日付、数量、そのときの価格を記録しておくと、申告のときに慌てずに済みます。

    判断に迷う場合は、税務署や税理士に確認するのが確実です。

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    bitbankのレンディングが向いている人・向いていない人

    結局、自分に合っているのか分からないよ。

    1年間動かさない数量があるかどうかで決まります。

    同じ貸暗号資産でも、取引所によって入口と出口の作りはかなり違います。

    自分の使い方に合うかどうかは、年率の数字よりも「いつ申し込めて、いつ返ってくるか」で決まります。

    ここでは他社と並べたうえで、向き不向きを整理します。

    他社の貸暗号資産と何が違うのか重要度:★★★★★

    国内3社の貸暗号資産の比較
    取引所 申し込みの形式 貸出期間 途中でやめる場合
    bitbank 毎月1日から末日の募集 1年(募集月の翌月から) 原則不可・認められた場合は5%の手数料
    Coincheck 常時申し込み(承認待ちあり) 14日から365日で選択 不可
    bitFlyer 不定期の募集(抽選) 回ごとに異なる 不可

    2026年8月時点の各社公式ページの記載にもとづく。条件は変更されることがあるため、申し込み前に最新情報を確認してください。

    期間を自分で選びたいならCoincheck、当たれば短期間で試せるのがbitFlyerです。

    bitbankの持ち味は、毎月必ず募集があり期間を迷わないという分かりやすさと、全取扱通貨が対象である点にあります。

    その代わり1年という長さは動かせません。

    bitbankのレンディングが向いている人重要度:★★★★☆

    こんな人には向いています

    • 1年間まったく売る予定のない銘柄を持っている
    • 抽選を待つのが面倒で、毎月確実に申し込みたい
    • ビットコイン以外の銘柄も貸し出したい
    • 期間を自分で選ぶより、決まっているほうが迷わない

    長期保有と決めている銘柄をそのまま眠らせておくくらいなら、貸し出して数量を増やすという選択には十分な意味があります。

    bitbankは全取扱通貨に対応しているので、主要銘柄以外を持っている人ほど選択肢が広がります。

    始める前に立ち止まったほうがいい人重要度:★★★★★

    こんな人は慎重に

    • 相場を見ながらこまめに売買したい
    • 1年以内に使う予定のあるお金で買っている
    • 下落したときに損切りできないと不安になる
    • 会社の信用リスクを取りたくない

    短期売買を楽しみたい人にとって、1年間動かせないのは大きなストレスです。

    また、分別管理の対象外という性質を受け入れられない場合は、貸し出さずに自分の口座で保有するほうが安心できます。

    ステーキングと組み合わせるという選び方重要度:★★★☆☆

    どちらか一方に決めなければならない決まりはありません。

    長期で寝かせる銘柄はレンディングに回し、値動きを見ながら持ちたい銘柄はステーキングの対象にする、という分け方もできます。

    ステーキングは保有しているだけで対象になるため、手元に置いたまま増やせるのが利点です。

    拘束の重さが違う2つを組み合わせると、資産全体が動かせなくなる事態を避けられます。

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    bitbankのレンディングでよくある質問

    bitbankのレンディングは最低いくらから申し込めますか。

    最低貸付数量は募集ごとに定められており、銘柄によっても異なります。金額ではなく数量で決められているため、申し込み前に取引画面で今月の募集内容を確認してください。最低貸付数量に満たない申し込みは受け付けてもらえません。

    年率5%は毎月適用されるのですか。

    5.0%はあくまで上限です。公式の取引ルールでは、利用料率は募集月ごとに0.1%から5.0%までの範囲でbitbankが決定すると定められています。貸す数量によっても率が変わるため、実際に適用される数字は申し込み画面に表示されているものを確認してください。

    貸している途中で価格が急落したら売れますか。

    売れません。貸し出した暗号資産は貸出期間が終わるまでロックされ、売却も送付もできない状態になります。損切りができない前提で数量を決める必要があるため、1年間持ち続けられる分だけを貸し出すのが安全です。

    どうしても途中でやめたい場合はどうなりますか。

    原則として中途解約はできません。bitbankがやむを得ないと認めた場合に限り可能ですが、その場合は利用料が一切支払われないうえ、貸していた数量から5%の解約手数料が差し引かれます。1ビットコインを貸していた場合は0.95ビットコインが返還されます。

    申し込んだあとにキャンセルできますか。

    bitbankが承諾して引き渡しが完了する前であれば、申し込み画面からキャンセルできます。公式が示す例では、申し込みの翌日に承諾されています。引き渡しが済むと契約が成立してしまうので、取り消したい場合は早めに手続きしてください。

    満期になったら自動で継続されますか。

    自動では継続されません。期間満了日の翌日から5営業日以内に、貸した暗号資産と利用料が取引口座へ返還されます。続けて貸したい場合は、あらためてその時点の募集に申し込む必要があります。

    bitbankが破たんしたら貸した暗号資産はどうなりますか。

    公式の注意事項では、消費貸借契約であるため、bitbankが破たんした場合などには貸し出した暗号資産が返却されないリスクがあると明記されています。さらに、このサービスで借り入れられた暗号資産は分別管理の対象外です。預金保険のような保護もないため、失っても生活に影響しない範囲で利用してください。

    bitbankのレンディングまとめ

    bitbankの「暗号資産を貸して増やす」は、取り扱っている全暗号資産を対象に、1年間貸し出して利用料を受け取るサービスです。

    利率は募集月ごとに年率0.1%から5.0%の範囲で決まり、貸す数量によっても変わります。

    前の月の数字は参考にならないので、申し込む前に取引画面の募集内容を必ず確認してください。

    募集は毎月1日から末日まで行われるため、抽選を待つ必要はありません。

    ただし、利用料が付き始めるのは募集月の翌月1日からで、満期日は引き渡した日に関係なく決まっています。

    月初に申し込むほど、利用料の付かないまま拘束される期間が長くなるという仕組みです。

    上限数量に達すると締め切られることもあるので、そのバランスで申し込む日を選びましょう。

    そして最大の注意点は出口です。

    貸出期間中は売ることも送ることもできず、中途解約はbitbankが認めた場合にしかできません。

    認められたとしても利用料はゼロになり、貸した数量から5%が差し引かれます。

    1年間まったく動かさないと決められる数量に絞ること、それが失敗しないための唯一の条件です。

    長期保有すると決めた銘柄が眠っているなら、その数量を増やす手段として検討してみてください。

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