仮想通貨の入金が反映されるまでの時間|方法ごとの目安

入金って、ふつうはどれくらいで反映されるものなの?
方法によって「すぐ」から「翌営業日」まで差があります。
取引所への入金が反映されるまでの時間は、どの方法で入金したかによって大きく変わります。
まずは、自分がどの方法で入金したのかを確かめましょう。
日本円の入金方法は主に3つ重要度:★★★★★
国内の取引所で日本円を入金する方法は、主に「銀行振込」「クイック入金」「コンビニ入金」の3つです。
たとえばbitFlyerでは、この3つの方法で日本円を入金でき、反映の目安と手数料は次のように案内されています。
| 入金方法 | 反映の目安 | 手数料 |
|---|---|---|
| 銀行振込 | 当日〜翌営業日 | 振込元の銀行の振込手数料 |
| クイック入金 | 原則すぐ | 1件330円(ドコモSMTBネット銀行からは無料) |
| コンビニ入金 | 原則すぐ | 1件330円 |
銀行振込は手数料が安い代わりに時間がかかることがある、と覚えておきましょう。
入金の反映が早い順に並べると重要度:★★★☆☆
反映の早さだけで比べると、一般的にはクイック入金や即時入金、コンビニ入金がもっとも早く、銀行振込はそれより遅くなります。
クイック入金は、インターネットバンキングにログインしてその場で支払う方法なので、銀行の営業時間に左右されにくいのが特徴です。
コンビニ入金は、店頭で支払う手間はかかりますが、銀行口座を使わずに入金できます。
取引所によって入金の仕組みは違う重要度:★★★★☆
入金方法の名前や手数料は、取引所ごとに違います。
GMOコインには、手数料無料ですぐに反映される「即時入金」があり、ドコモSMTBネット銀行やPayPay銀行、楽天銀行などから使えます。
Coincheckのクイック入金は、3万円未満で770円など、金額に応じた手数料がかかります。
OKJの日本円の入金は、本人名義の口座からの銀行振込だけです。
自分が使っている取引所の入金のページで、どの方法なら早く反映されるのかを一度確かめておくと安心です。
暗号資産の入金は銘柄とネットワークしだい重要度:★★★☆☆
他の取引所やウォレットから暗号資産を送って入金する場合は、銘柄ごとに反映までの時間が違います。
GMOコインは、ビットコインは最短30分、イーサリアムは最短10分などと、銘柄ごとの反映時間の目安を案内しています。
ブロックチェーンが混み合っているときは、目安より時間がかかることもあります。
相場が大きく動く日は反映が遅れやすい重要度:★★★☆☆
ビットコインの価格が急に上がったり下がったりした日は、多くの人が一斉に入金や送金をします。
そうした日は、取引所の処理やブロックチェーンが混み合い、ふだんより反映に時間がかかることがあります。
買いたいタイミングを逃したくない人は、相場が落ち着いているうちに、あらかじめ日本円を入金しておくと安心です。
日本円の入金が反映されない主な原因|振込で困りやすい場合

銀行から振り込んだのに反映されないのは、何が原因なの?
振り込んだ時間帯か、名義か、振込先のどれかを疑いましょう。
日本円の入金が反映されない原因の多くは、取引所ではなく振り込む側の条件にあります。
よくある原因を上から順に確かめてみてください。
夜間や土日祝日に振り込んだ重要度:★★★★★
銀行振込は、振り込んだ時間帯によって反映が翌営業日になることがあります。
多くの銀行は、平日の夜や土日祝日でもすぐに振込が届く「モアタイムシステム」に対応していますが、対応していない銀行もあります。
GMOコインは、振込元の銀行がモアタイムシステムに対応していれば通常すぐに反映され、対応していなければ翌営業日の扱いになる場合があると案内しています。
金曜の夜に振り込んだ場合は、月曜まで反映されないこともあるので、急ぎのときはクイック入金や即時入金を使いましょう。
振込の操作が完了していなかった重要度:★★★☆☆
インターネットバンキングで振込の画面を進めたつもりでも、最後の確認ボタンを押していなかったり、ワンタイムパスワードの入力で止まっていたりすることがあります。
また、振込の予約をしていて、実際に振り込まれるのが翌日以降になっているケースもあります。
取引所の残高を見る前に、銀行の取引明細で、振込が「完了」になっているかを確認しましょう。
本人名義ではない口座から振り込んだ重要度:★★★★★
国内の取引所は、取引所に登録した本人と同じ名義の銀行口座からの入金だけを受け付けています。
家族の口座や、会社の口座から振り込むと、本人確認ができないため反映されません。
名義が違う入金は組戻し(返金)の手続きが必要になり、手数料や時間がかかることがあります。
結婚などで名字が変わった場合は、取引所に登録している名前と銀行口座の名前が同じになっているかも確かめましょう。
振込先の口座や振込人名を間違えた重要度:★★★★☆
取引所によっては、利用者ごとに違う振込先の口座番号が割り当てられていたり、振込人名の前に番号を付けるよう求められたりします。
振込先や振込人名の指定を間違えると、取引所が誰からの入金か分からず、反映が止まってしまいます。
振り込む前に、取引所の入金画面に表示されている振込先と注意書きを、毎回コピーして使うようにしましょう。
入金の金額や回数の上限を超えた重要度:★★★☆☆
クイック入金やコンビニ入金には、1回あたりや1日あたりの上限が決まっていることがあります。
上限を超える金額を入金しようとすると、手続きが途中で止まったり、入金そのものが受け付けられなかったりします。
大きな金額を入金したいときは、上限のない銀行振込を使うか、何回かに分けて入金しましょう。
メンテナンス中や入金の受付停止中だった重要度:★★★☆☆
取引所や銀行のシステムメンテナンス中は、入金の反映が止まることがあります。
また、特定の銀行からの入金を一時的に受け付けていない取引所もあります。
たとえばOKJは、三菱UFJ銀行からの入金の受付を停止していると案内しています。
入金が反映されないときは、取引所のお知らせのページにメンテナンスや受付停止の案内が出ていないか確認しましょう。
暗号資産の送金が反映されない原因|移管で困ったときの確認

ビットコインを送ったのに届かないときは、どこを見ればいいの?
送金の記録と、選んだネットワークを確かめるのが先です。
他の取引所やウォレットから暗号資産を送ったのに反映されない場合は、日本円とは別の原因を考える必要があります。
ブロックチェーンの承認を待っている重要度:★★★★☆
暗号資産の送金は、ブロックチェーン上で一定の回数の承認が終わってから、取引所の残高に反映されます。
送金が混み合っているときは、承認に時間がかかり、反映が遅れることがあります。
送り元の取引所やウォレットの送金履歴に表示される「トランザクションID」を使えば、ブロックチェーンの記録を確認するサイトで、送金がどこまで進んでいるかを調べられます。
ネットワークの選び間違い重要度:★★★★★
同じ銘柄でも、送るときに使うネットワーク(チェーン)を選べるものがあります。
受け取る取引所が対応していないネットワークで送ると、残高に反映されません。
GMOコインは、イーサリアムやERC-20規格の暗号資産を預け入れるときは必ず「Ethereum(ERC-20)」を選ぶ必要があり、ほかのネットワークを選ぶと残高に反映されず、取り出せずに失うおそれがあると注意しています。
送る前に受け取る側の入庫画面に書かれたネットワーク名を確認することが、いちばんの予防策です。
アドレスのコピーミス重要度:★★★★☆
受け取り用のアドレスを手で打ったり、一部だけをコピーしたりすると、別のアドレスに送ってしまうことがあります。
存在しないアドレスや別の銘柄のアドレスに送った暗号資産は、取り戻せないことがほとんどです。
アドレスは必ず全体をコピーして貼り付け、先頭と末尾の数文字が受け取り画面の表示と同じかを目で確かめてから送りましょう。
宛先タグやメモの入れ忘れ重要度:★★★★☆
リップル(XRP)など一部の銘柄は、アドレスとは別に「宛先タグ」や「メモ」の入力が必要です。
これを入れ忘れると、取引所の口座には届いていても、誰の入金か分からず自分の残高に反映されません。
入れ忘れた場合は、自分で送り直さずに、受け取る取引所の問い合わせ窓口に送金の記録を伝えて相談しましょう。
送り元で送金が止まっている重要度:★★★☆☆
受け取る取引所ではなく、送り元の取引所で送金が止まっていることもあります。
送り元の送金履歴が「処理中」や「審査中」のままなら、まだブロックチェーンに送られていません。
この場合は、受け取る側ではなく、送り元の取引所の案内や問い合わせ窓口を確認しましょう。
トラベルルールの確認で止まっている重要度:★★★☆☆
国内の取引所どうしの送金では、送る人と受け取る人の情報を取引所どうしで受け渡すトラベルルールが適用されます。
受取人の名前などの情報が合わない場合は、確認のために反映が止まることがあります。
自分の口座へ送るときは、本人確認で登録した名前と同じ表記で入力しているかを見直してください。
取引所に問い合わせる前の確認と手続きの方法

いつまで待っても反映されないときは、問い合わせていいの?
目安の時間を過ぎていたら、必要な情報をそろえて問い合わせましょう。
反映の目安を過ぎても入金が確認できないときは、取引所の問い合わせ窓口に相談します。
問い合わせる前に次の情報をそろえておくと、確認がスムーズに進みます。
問い合わせる前にそろえる情報
- 入金した日時と金額(暗号資産なら銘柄と数量)
- 振込元の銀行名と口座の名義
- 振込人名として入力した文字
- 暗号資産なら送金のトランザクションIDと使ったネットワーク
まずは目安の時間まで待つ重要度:★★★★☆
銀行振込で翌営業日まで、暗号資産で目安の時間まで待っても反映されない場合に、問い合わせを考えましょう。
目安の時間より前に問い合わせても、確認の結果「処理中」と言われることが多いです。
問い合わせが集中すると返事も遅くなるので、まずは落ち着いて待つことも大切です。
自分で何度も入金し直さない重要度:★★★★★
反映されないからといって、同じ方法で何度も入金し直すのはやめましょう。
原因が名義やネットワークの間違いだった場合は、同じ失敗を重ねて、取り戻すための手続きが増えるだけです。
原因が分かるまでは、追加の入金や送金をしないことが、被害を広げないためのポイントです。
返事を待つあいだにできること重要度:★★★☆☆
問い合わせの返事を待つあいだに、振込元の銀行の取引明細で、振込が本当に完了しているかを確かめておきましょう。
銀行側で振込が完了していなければ、取引所ではなく銀行に確認する必要があります。
暗号資産の場合は、ブロックチェーンの記録を確認するサイトで、トランザクションIDから送金の状況を見ておくと、取引所とのやりとりが早く進みます。
取引所を名乗る連絡に注意する重要度:★★★★☆
入金のトラブルで困っているときを狙って、取引所の担当者を名乗り「手続きをすれば反映できる」と持ちかける詐欺があります。
SNSで困っていることを書き込むと、こうした連絡が届くことがあります。
問い合わせは必ず取引所の公式サイトや公式アプリの窓口から行い、パスワードや二段階認証のコードは誰にも教えないでください。
問い合わせの返事が来たら記録しておく重要度:★★★☆☆
問い合わせの返事には、入金がいつ反映されるかや、返金の手続きの進め方が書かれています。
返事のメールは消さずに残し、言われた手続きをいつ行ったかもメモしておきましょう。
同じトラブルがまた起きたときや、返金の状況を確認するときに、このやりとりの記録が役に立ちます。
入金が反映されたあとの流れ|購入と出金で気をつけること

入金が反映されたら、次は何をすればいいの?
残高を確かめてから、販売所か取引所で暗号資産を購入します。
入金が反映されたら、いよいよ暗号資産を購入できます。
ここでは、反映を確かめてから購入するまでの流れと、そのあとの出金で気をつけることを説明します。
残高の画面で反映を確かめる重要度:★★★☆☆
入金が反映されたかどうかは、取引所のアプリやサイトの「資産」や「残高」の画面で確認できます。
取引所によっては、入金が反映されたときにメールやアプリの通知で知らせてくれます。
通知が届かない場合でも、残高の画面に金額が出ていれば入金は完了しています。
反映された金額が振り込んだ金額より少ない場合は、入金の手数料が差し引かれていないかを、入金履歴の明細で確かめましょう。
販売所と取引所の違いを知って購入する重要度:★★★★☆
暗号資産を買う場所には、取引所から直接買う「販売所」と、利用者どうしで売買する「取引所(板取引)」があります。
販売所は操作がかんたんな代わりに、買う価格と売る価格の差(スプレッド)が広く、見えないコストがかかります。
取引所では手数料が小さく済むことが多いので、慣れてきたら取引所での購入も試してみましょう。
出金は登録した本人名義の口座だけ重要度:★★★☆☆
日本円を出金するときも、入金と同じく本人名義の銀行口座へしか出金できません。
出金先の口座はあらかじめ登録しておく必要があり、登録や変更には確認の手続きが入ることがあります。
出金にも手数料がかかることが多いので、少額を何度も出し入れするより、まとめて出金するほうがお得です。
入金が反映されないトラブルを防ぐ方法|取引所選びのポイント

次から同じことで困らないためには、どうすればいいの?
すぐ反映される入金方法がある取引所を選ぶのが近道です。
入金のトラブルは、入金の方法と取引所の選び方しだいで、かなり減らせます。
すぐ反映される入金方法を使う重要度:★★★★★
価格が動いているときに買いたい人は、すぐ反映されるクイック入金や即時入金を使いましょう。
手数料がかかる方法でも、使う銀行によっては無料になることがあります。
bitFlyerのクイック入金は、ドコモSMTBネット銀行からなら無料です。
よく使う銀行で無料かつすぐ反映される方法がある取引所を選ぶと、入金のストレスが減ります。
入金のルールを一度読んでおく重要度:★★★☆☆
入金の方法によっては、入金したあと一定の期間、暗号資産の送付が制限されることがあります。
たとえばGMOコインは、Pay-easyで入金した場合、7日間は暗号資産の送付が制限されると案内しています。
入金してすぐに他の取引所へ送る予定がある人は、こうしたルールを事前に知っておくと困りません。
初めての送金は少額で試す重要度:★★★★☆
初めて使う送り先へ暗号資産を送るときは、いきなり全額を送らず、まず少額で試しましょう。
試し送りが届いたことを確認してから残りを送れば、ネットワークやアドレスの間違いがあっても、失う金額を小さく抑えられます。
送付手数料が2回分かかりますが、全額を失うリスクと比べれば安い保険です。
金融庁・財務局に登録された取引所を使う重要度:★★★★☆
日本円の入金は、金融庁・財務局に登録された国内の暗号資産交換業者を使うのが基本です。
登録業者は利用者の資産を分けて管理するなどのルールに従っており、入金のトラブルでも問い合わせの窓口が整っています。
登録を受けていない海外の業者に日本円を入れる仕組みは、トラブルのときに取り戻すのが難しいので避けましょう。
仮想通貨の入金が反映されないときのよくある質問
土日に銀行振込で入金したらいつ反映されますか?
振込元の銀行がモアタイムシステムに対応していれば、土日でも当日中に反映されることがあります。対応していない銀行からの振込は、翌営業日の扱いになる場合があります。急ぎのときは、クイック入金や即時入金を使うのがおすすめです。
家族の口座から入金してしまいました。どうなりますか?
本人名義以外の口座からの入金は、取引所の残高に反映されません。取引所の問い合わせ窓口に連絡し、返金の手続きについて案内を受けてください。返金には手数料や時間がかかることがあります。
クイック入金の手数料はいくらですか?
取引所によって違います。bitFlyerは1件330円で、ドコモSMTBネット銀行からは無料です。Coincheckは3万円未満で770円など、金額によって手数料が変わります。GMOコインの即時入金は無料です。
暗号資産を違うネットワークで送ってしまいました。取り戻せますか?
取り戻せないこともあります。GMOコインは、対応していないネットワークで送ると残高に反映されず、取り出せずに失うおそれがあると注意しています。自分で送り直さず、まずは受け取る取引所の問い合わせ窓口に相談してください。
入金したお金はすぐに出金できますか?
入金の方法によっては、一定の期間、出金や暗号資産の送付が制限されることがあります。制限の内容は取引所と入金の方法によって違うので、入金のページの注意書きを確認してください。
入金の最低額はありますか?
取引所や入金の方法によって違います。たとえばOKJは、日本円の最低入金額や入金額の上限は無いと案内しています。少額で試したいときは、入金のページで最低額を確かめてから振り込みましょう。
法人の口座でも同じように入金できますか?
法人の口座では、法人名義の銀行口座からの振込が基本になります。入金の方法や手続きが個人と違うことがあるので、法人向けの案内を確認してください。
入金が反映されたかどうかはどこで分かりますか?
取引所のアプリやサイトの残高の画面や、入金履歴の画面で確認できます。取引所によっては、入金が反映されたときにメールやアプリの通知で知らせてくれます。通知が見当たらないときは、迷惑メールのフォルダも確認してみてください。
仮想通貨の入金が反映されないときのまとめ
仮想通貨の取引所で入金が反映されないときは、まず入金の方法と、振り込んだ時間帯を確かめましょう。
日本円の入金は、銀行振込だと翌営業日になることがあり、クイック入金や即時入金なら原則すぐに反映されます。
反映されない原因で多いのは、夜間や土日の振込、本人名義ではない口座からの振込、振込先や振込人名の間違いです。
暗号資産の場合は、ブロックチェーンの承認待ちのほかに、ネットワークの選び間違いや宛先タグの入れ忘れが原因になります。
目安の時間を過ぎても反映されないときは、入金の記録をそろえて、公式の窓口から問い合わせてください。
反映されないからといって同じ入金を何度もくり返したり、取引所を名乗る人からの連絡に応じたりすると、かえってトラブルが大きくなります。
原因が分かるまでは追加の入金や送金を止め、記録を手元に残しながら、取引所の案内に沿って一つずつ確かめていきましょう。
次からは、すぐ反映される入金方法があり、よく使う銀行から手数料無料で入金できる取引所を選ぶと、同じことで困らずに済みます。