Binance Japanの取引所と販売所の違いは「誰と取引するか」

販売所と取引所って、買えるビットコインが違うの?
中身は同じで、取引する相手と値段の決まり方が違います。
Binance Japan(バイナンスジャパン)の現物取引には、「販売所」と「取引所」の2つの買い方があります。
どちらで買っても口座に入る暗号資産は同じもので、買ったあとに売却したり保管したりするときに区別はありません。
違うのは、注文を出したときにだれと売買が成立するのか、そしてその値段をだれが決めているのかです。
ここを知らないまま、なんとなく目に入った画面で買い続けると、同じ金額を出しても手に入る量が変わってしまいます。
販売所はBinance Japanを相手に売買する重要度:★★★★★
販売所は、Binance Japanがあらかじめ提示した価格で、Binance Japanを相手に暗号資産を売り買いする方式です。
PayPayの公式お知らせでも、販売所は「Binance Japanが取引の相手方となり、あらかじめ提示された価格で暗号資産を売買する取引方式」と説明されています。
相手が会社なので、買いたい金額を入れて確認するだけで、提示された価格でそのまま買えます。
板の読み方や注文の種類を覚えなくてよいので、はじめて暗号資産を買う方でも迷いにくいのが強みです。
その代わり、会社が出す「買う値段」と「売る値段」には差があり、この差(スプレッド)が販売所の実質的なコストになります。
取引所はBinanceグループの利用者どうしで売買する重要度:★★★★★
取引所は、取引に参加している利用者どうしが、希望の価格と数量を出し合って売り買いする方式です。
買いたい人と売りたい人の注文が一覧(板)に並び、値段が合った注文から順に成立していきます。
PayPayの公式お知らせでは、Binance Japanの取引所を「取引市場への参加者(Binanceグループ全体のユーザー)同士で取引をする方式」と説明しています。
日本の利用者だけでなく、Binanceグループの利用者が同じ市場に参加している点が、Binance Japanの取引所の特徴です。
参加者が多い市場ほど注文が厚くなりやすく、買う値段と売る値段の差が小さくなりやすいのが取引所の強みです。
一方で、自分で価格や数量を決めて注文を出す必要があり、慣れるまでは画面の見方に少し戸惑うかもしれません。
販売所と取引所の違いを表で比べる重要度:★★★★☆
2つの方式の違いを、Binance Japanと PayPay の公式の案内をもとに表にまとめました。
| 項目 | 販売所 | 取引所 |
|---|---|---|
| 取引の相手 | Binance Japan | Binanceグループの利用者 |
| 価格を決める人 | Binance Japan | 板に注文を出した人 |
| 主なコスト | 売値と買値の差(スプレッド) | 取引手数料(一般ユーザーは0.100%) |
| 日本円で買える銘柄 | 取扱銘柄から選んで購入 | 日本円ペアの27銘柄 |
| 注文の方法 | 金額か数量を入れて購入・売却 | 指値・成行で価格と数量を指定 |
| 向いている人 | 少額をすぐ買いたい人 | 同じ金額で多く買いたい人 |
※取扱銘柄数と日本円ペア数は2026年6月23日掲載の公式お知らせ時点。手数料は公式の現物取引手数料率ページ(2026年8月21日確認)
表のとおり、販売所は「手軽さ」、取引所は「コストの安さ」に強みがあります。
どちらか一方だけが正解というわけではなく、買いたい銘柄が取引所の日本円ペアにあるかどうか、そして何回売買するつもりかで使い分けるのが基本です。
Binance Japanの販売所スプレッドと手数料の考え方

販売所って手数料がかからないなら、そっちのほうが得じゃないの?
手数料の代わりに売値と買値の差を払っているので注意が必要です。
販売所で暗号資産を買うとき、画面に「取引手数料」という項目が出てこないことがあります。
これを見て「販売所はタダで買える」と思ってしまう方は多いのですが、実際にはコストがゼロになっているわけではありません。
販売所のコストは、手数料という名前ではなく、価格そのものに含まれています。
スプレッドは「買う値段」と「売る値段」の差重要度:★★★★★
販売所では、同じ瞬間でも「Binance Japanから買うときの価格」と「Binance Japanに売るときの価格」が別々に表示されます。
買うときの価格は相場より少し高く、売るときの価格は相場より少し安く設定されていて、この差をスプレッドと呼びます。
たとえば、ビットコインを買った直後に同じ量を売ると、価格が1円も動いていなくても、スプレッドの分だけ日本円が減って戻ってきます。
スプレッドで損をする仕組み(仮の数字での例)
- 販売所の買う値段が1BTC=1,030万円、売る値段が1BTC=1,000万円だったとする
- この場合の差は30万円で、買う値段に対して約2.9%にあたる
- 1万円分を買ってすぐ売ると、相場が動いていなくても約290円減る
上の数字は仕組みを説明するための仮の例で、Binance Japanの実際のスプレッドではありません。
Binance Japanは販売所のスプレッドの幅を公式サイトで固定の数字として公表していないため、実際の差は注文する前に自分の画面で確かめる必要があります。
販売所のスプレッドを自分で確かめる方法重要度:★★★★☆
スプレッドは、販売所の購入画面と売却画面に表示される価格を見比べれば計算できます。
スプレッドの計算手順
- 販売所の購入画面で、買いたい銘柄の1枚あたりの購入価格をメモする
- すぐに売却画面へ切り替え、同じ銘柄の売却価格をメモする
- 「購入価格 − 売却価格」を計算し、購入価格で割って%にする
- 同じタイミングで取引所の板の一番安い売り注文と一番高い買い注文も見比べる
価格は数秒ごとに動くので、購入価格と売却価格はできるだけ同じタイミングで見るのがコツです。
購入画面に「1万円分を買うと何BTCになるか」が表示される場合は、その数量を取引所の板の価格で計算し直すと、販売所と取引所でどれだけ受け取れる量が違うかが分かります。
一度計算しておくと、ふだん買う銘柄で販売所を使うとどれくらいのコストがかかるのか、感覚としてつかめるようになります。
スプレッドが広がりやすい場面重要度:★★★☆☆
販売所のスプレッドは、いつも同じ幅とは限りません。
一般的に、相場が大きく動いているときや、取引する人が少ない時間帯、もともと取引量が少ない銘柄では、売値と買値の差が広がりやすくなります。
ニュースで暗号資産の価格が急に上がった・下がったと報じられた直後は、販売所で慌てて買うより、少し時間をおいて価格の差を確かめてから注文するほうが落ち着いて判断できます。
まとまった金額を買うときほど、スプレッドの差は大きな金額になるので、数万円以上の注文は取引所を使えないか先に確認しておきましょう。
Binance Japanの取引所の手数料と日本円で買える銘柄

取引所なら、66銘柄ぜんぶ日本円で買えるの?
日本円で直接売買できるのは27銘柄なので、まず対象かを確かめましょう。
取引所を使うと決めたら、次に確認したいのが「取引所の手数料はいくらか」と「買いたい銘柄が日本円で売買できるか」の2点です。
この2つを押さえておけば、販売所と取引所のどちらを使うべきかがほぼ決まります。
取引所の売買手数料は一般ユーザーで0.100%重要度:★★★★★
Binance Japanの公式の現物取引手数料率ページでは、一般ユーザーの手数料はメイカー0.100%・テイカー0.100%と表示されています。
メイカーは板にまだ無い価格で注文を出して待つ側、テイカーは板にすでにある注文にぶつけてすぐ成立させる側のことです。
取引量が多い利用者向けのVIPランクでは手数料率が下がり、公式ページではVIP9でメイカー0.011%・テイカー0.023%まで下がる表になっています。
| 注文の種類 | 手数料率 | 1万円分の売買での目安 |
|---|---|---|
| メイカー | 0.100% | 約10円 |
| テイカー | 0.100% | 約10円 |
※公式の現物取引手数料率ページ(2026年8月21日確認)。VIPランクやキャンペーンで変わる場合があります
1万円分の売買なら手数料は約10円なので、販売所のスプレッドが数%ある場合と比べると、コストの差ははっきり出ます。
なお、日本円ペアについては、過去にメイカー・テイカー手数料を無料にするキャンペーンが行われてきました。
キャンペーンの有無や期間は時期によって変わるので、注文前に公式のお知らせと注文画面の手数料表示を確認しておくと安心です。
BNBで手数料を払うと25%オフ(日本円ペアは対象外)重要度:★★★☆☆
公式の手数料率ページでは、取引手数料をBNBで支払うと25%割り引かれると案内されています。
BNBはBinanceグループが発行する暗号資産で、Binance Japanでも取り扱っています。
ただし、日本円ペアの手数料キャンペーンの案内では、BNBでの割引は日本円ペアには適用されないと書かれていました。
暗号資産どうしのペアで売買するときに使える割引だと考えておき、日本円で売買する方はBNBを手数料のために用意する必要はありません。
日本円で売買できるのは66銘柄のうち27銘柄重要度:★★★★★
Binance Japanの取扱銘柄は、2026年6月23日掲載の公式お知らせで合計66銘柄になりました。
同じお知らせには「日本円ペア対応は27銘柄」とあり、取扱銘柄すべてを取引所で日本円のまま買えるわけではありません。
取扱66銘柄と日本円ペア27銘柄の関係
- 66銘柄は、Binance Japanで取り扱っている暗号資産の合計
- 27銘柄は、取引所で日本円と直接売買できるペアがある銘柄
- 日本円ペアの無い銘柄は、販売所で買うか、ほかの暗号資産とのペアで売買する
※2026年6月23日掲載の公式お知らせ時点。取扱銘柄やペアは追加・変更されることがあります
ビットコインやイーサリアム、BNBのような取引量の多い銘柄は日本円ペアがあるので、取引所で買うのが基本になります。
一方で、取引所の日本円ペアに無い銘柄を日本円から買いたい場合は、販売所を使うのがいちばん手間のかからない方法です。
取引所でUSDTなど別の暗号資産を経由して買う方法もありますが、2回分の手数料と価格の変動が重なるため、はじめのうちは販売所で少額を買うほうが分かりやすいでしょう。
Binance Japanの取引所の使い方|口座開設から注文まで

取引所って難しそうだけど、どんな順番でやればいいの?
口座開設、入金、注文、確認の4ステップで進めれば大丈夫です。
取引所は販売所より手順が少し多いものの、一度流れを覚えてしまえば、毎回同じ操作で注文できます。
ここでは、まだ口座を持っていない方が取引所ではじめて暗号資産を買うまでの流れを、4つのステップに分けて紹介します。
STEP1:口座を開設して本人確認を済ませる

画像の右上と左下にある黄色の「登録」ボタンが口座開設の入口で、メールアドレスか電話番号を入れて登録を始めます。
Binance Japanの口座は、日本国内に住んでいる満18歳以上の方が、利用規約に同意し、本人確認の審査に通ると使えるようになります。
本人確認に使える書類は、日本国籍の方ならマイナンバーカード・運転免許証・運転経歴証明書、外国籍の方なら在留カードです。
本人確認の流れ(公式FAQの順番)
- ログインして「プロフィール」から「本人確認」へ進む
- 居住国を選び、氏名や生年月日などを書類のとおりに入力する
- 本人確認書類の表面・厚み・裏面を撮影してアップロードする
- セルフィーで顔認証をする(帽子や眼鏡は外す)
- 職業・投資経験・年収などの質問に答え、納税地の情報を確認する
公式FAQによると、審査の結果は通常48時間以内にメールで届きます。
STEP2:日本円を入金する(銀行振込かPayPay)
口座が使えるようになったら、取引所で使う日本円を入金します。
| 入金方法 | 手数料 | 特徴 |
|---|---|---|
| 銀行振込 | Binance Japan側は無料(振込手数料は自己負担) | GMOあおぞらネット銀行かドコモSMTBネット銀行の口座へ振り込む |
| PayPayマネーの事前入金 | 1回110円 | 原則24時間いつでも入金でき、販売所と取引所の両方で使える |
※銀行振込は公式FAQ(2026年9月25日確認)、PayPayはPayPay公式お知らせ(2026年4月9日掲載)
銀行振込のときは、振込依頼人の名前を銀行に登録しているカタカナの氏名と一致させないと、口座に反映されないので注意しましょう。
PayPayマネーからの事前入金は、1回1,000円以上で、24時間で30万円・30日間で100万円までという上限があります。
STEP3:取引所の画面で日本円ペアを選んで注文する
入金が反映されたら、取引所(現物取引)の画面を開き、買いたい銘柄の日本円ペア(たとえばBTC/JPY)を選びます。
画面には、売り注文と買い注文が価格順に並んだ板と、注文を入力する欄が表示されます。
はじめての注文で選ぶ2つの方法
- 指値注文:買いたい価格と数量を自分で決め、その価格まで下がるのを待つ
- 成行注文:価格を指定せず、板にある注文とすぐに成立させる
はじめての方には、板の一番安い売り注文に近い価格で指値注文を出す方法がおすすめです。
成行注文はすぐに買える反面、板の注文が薄いときに思ったより高い価格で成立することがあるので、少額で試してから使い分けると安心です。
注文する前に、入力した価格と数量、合計金額、手数料の表示を確認してから注文ボタンを押しましょう。
STEP4:約定したら残高と注文履歴を確認する
注文が成立(約定)すると、買った暗号資産がウォレットの残高に反映されます。
指値注文がまだ成立していない場合は、未約定の注文として一覧に残り、いつでも取り消すことができます。
注文履歴では、成立した価格と数量、差し引かれた手数料が確認できるので、販売所で買った場合とどれくらい差が出たのかを振り返るのに役立ちます。
日本円に戻して銀行へ出金する場合は、1回につき150円の出金手数料がかかり、通常は1営業日以内に処理されます。
Binance Japanの販売所と取引所はこう使い分ける

結局、ぼくみたいな初心者はどっちを使えばいいの?
日本円ペアがある銘柄は取引所、無い銘柄だけ販売所が基本です。
販売所と取引所は、どちらが優れているかではなく、買いたい銘柄や金額、手間をかけられるかどうかで向き不向きが分かれます。
ここでは、どんな方がどちらを選ぶとよいかを、強みと弱みに分けて整理します。
取引所を選んだほうがいい人重要度:★★★★★
取引所が向いている人
- ビットコインやイーサリアムなど日本円ペアのある銘柄を買いたい人
- 数万円以上のまとまった金額を買う予定がある人
- 何度も売買して値動きで利益をねらいたい人
- 価格を決めて待つ指値注文に抵抗がない人
取引所は、手数料が一般ユーザーで0.100%と決まっているため、金額が大きくなるほど販売所との差が開きます。
日本円ペアのある銘柄を買うなら、まずは取引所で少額の指値注文を1回出してみて、操作に慣れるところから始めましょう。
販売所を選んだほうがいい人重要度:★★★★☆
販売所が向いている人
- 取引所の日本円ペアに無い銘柄を日本円で買いたい人
- 数千円の少額をすぐに買って試してみたい人
- 板の見方や注文の種類をまだ覚えたくない人
販売所を使うときの弱み
- 売値と買値の差(スプレッド)が実質的なコストになる
- 売買の回数が増えるほどスプレッドの負担が積み重なる
- 相場が急に動くときは差が広がりやすい
販売所は、手軽に買えるぶん、売買を繰り返すとコストがかさみます。
販売所で買うときは、一度にまとめて買い、短い期間で何度も売り買いしないようにするとスプレッドの負担を抑えられます。
PayPayで入金するときの使い分け重要度:★★★☆☆
Binance Japanでは、PayPayマネーを使った入金の方法が2つあります。
1つは、2026年4月9日に始まったPayPayマネーからの事前入金で、入金した日本円は販売所と取引所の両方で使えます(入金・出金とも1回110円)。
もう1つは、暗号資産を買うのと同時にPayPayマネーで支払う方法で、PayPayの公式お知らせではこちらは手数料無料とされています。
取引所でコストを抑えて買いたいなら事前入金、販売所で少額をさっと買いたいなら購入と同時の支払い、と使い分けると無駄な手数料を払わずに済みます。
Binance Japanで売買する前に確認したい注意点

買ったあとで困ることって、何かあるの?
送金先の制限と出金手数料は、買う前に知っておくと安心です。
販売所と取引所のどちらで買うかを決めたら、買ったあとの動き方もあわせて確認しておきましょう。
あとから「こんなはずではなかった」とならないよう、Binance Japanならではの注意点を4つにまとめました。
国内のほかの取引所へは暗号資産を送れない重要度:★★★★★
Binance Japanの公式FAQでは、トラベルルールの規制により、Binance Japanのアカウントから日本国内のほかの暗号資産取引所へ出金できないと明記されています。
Binance Japanからの暗号資産の送り先(公式のお知らせより)
- Binance Japanのほかの利用者:送れる
- 日本国内の暗号資産交換業者:送れない
- 海外の交換業者:公式が指定したリストに載っている業者だけ送れる
- MetaMaskなど自分で管理するウォレット:送れる
※公式お知らせ「トラベルルール等の導入に伴う当社の対応について」(2025年7月25日更新・2026年8月21日確認)
ほかの国内取引所の口座へ移すつもりで買うと、日本円に戻して出金し直す手間とコストがかかるので、買う前に使い道を決めておきましょう。
日本円の出金は銀行が1回150円・PayPayが1回110円
売却した日本円を銀行口座へ出金するときは、1回につき150円の手数料がかかります。
PayPayマネーへ出金する場合は1回110円で、24時間で100万円・30日間で200万円が上限です。
少額をこまめに出金すると手数料の割合が大きくなるので、出金はある程度まとめてから行うのがおすすめです。
レバレッジ取引の有無は公式で確認する
Binance Japanで提供されているのは、現物の販売所と取引所が中心です。
海外のBinance(binance.com)とは別の会社・別のアカウントなので、海外版のレバレッジや先物の情報をそのまま当てはめないようにしましょう。
国内の暗号資産交換業者では個人のレバレッジは最大2倍までと決まっているので、レバレッジ取引を考えている方は、Binance Japanの公式サイトで提供の有無を確かめてから判断してください。
取扱銘柄と手数料は変わることがある
Binance Japanは取扱銘柄の追加が多く、2023年8月のサービス開始時は34銘柄でしたが、2026年6月には66銘柄まで増えています。
日本円ペアの数や手数料のキャンペーンも時期によって変わるため、この記事の数字は確認日をあわせて参考にし、注文前には公式のお知らせと取引画面の表示を確認するようにしてください。
Binance Japanの取引所と販売所のよくある質問
Binance Japanの販売所のスプレッドはどのくらいですか?
Binance Japanは販売所のスプレッドを固定の数字として公表していません。販売所の購入価格と売却価格を同じタイミングで見比べ、「購入価格−売却価格」を購入価格で割ると、そのときのスプレッドを%で確かめられます。相場が急に動いているときや取引量の少ない銘柄では差が広がりやすいので、注文前に確認する習慣をつけると安心です。
Binance Japanの取引所の手数料はいくらですか?
公式の現物取引手数料率ページでは、一般ユーザーはメイカー0.100%・テイカー0.100%と表示されています(2026年8月21日確認)。取引量に応じたVIPランクで手数料率が下がるほか、日本円ペアでは手数料無料のキャンペーンが行われたこともあるので、注文画面の手数料表示もあわせて確認してください。
Binance Japanの66銘柄はすべて取引所で日本円で買えますか?
買えません。2026年6月23日掲載の公式お知らせでは、取扱銘柄は合計66銘柄で、そのうち日本円ペアに対応しているのは27銘柄です。日本円ペアの無い銘柄を日本円から買いたい場合は、販売所を使うのがいちばん簡単です。
Binance Japanの取引所は海外のBinanceと同じ板ですか?
PayPayの公式お知らせでは、Binance Japanの取引所を「取引市場への参加者(Binanceグループ全体のユーザー)同士で取引をする方式」と説明しています。ただし、Binance Japanと海外のbinance.comは別の会社・別のアカウントで、使えるサービスや取扱銘柄も別物です。
PayPayで入金した日本円は取引所でも使えますか?
使えます。2026年4月9日に始まったPayPayマネーからの事前入金では、入金した日本円を販売所と取引所の両方で使えます。入金と出金の手数料はそれぞれ1回110円で、入金は1回1,000円以上、24時間で30万円・30日間で100万円までです。
Binance Japanで買った暗号資産をCoincheckやbitFlyerに送れますか?
送れません。Binance Japanの公式FAQでは、トラベルルールの規制により、日本国内のほかの暗号資産取引所へは出金できないとしています。MetaMaskなど自分で管理するウォレットや、公式が指定したリストに載っている海外の交換業者へは送ることができます。
はじめての1回目は販売所と取引所のどちらで買うのがいいですか?
買いたい銘柄に日本円ペアがあるなら、少額で取引所の指値注文を試してみるのがおすすめです。コストを抑えられるうえ、操作も一度覚えれば次から同じ手順で注文できます。日本円ペアの無い銘柄を買いたい場合や、まず数千円だけ試したい場合は販売所でも問題ありません。
Binance Japanの取引所と販売所の違いまとめ
Binance Japanの販売所は、Binance Japanが提示する価格で手軽に売買できる一方、売値と買値の差(スプレッド)が実質的なコストになります。
取引所はBinanceグループの利用者どうしが板で売買する方式で、一般ユーザーの手数料はメイカー・テイカーとも0.100%です。
取扱銘柄は66銘柄ありますが、取引所で日本円のまま売買できるのは27銘柄なので、日本円ペアがある銘柄は取引所、無い銘柄は販売所と使い分けるのが基本です。
販売所のスプレッドは公式で固定の数字が公表されていないため、購入価格と売却価格を見比べて、自分の目で差を確かめてから注文しましょう。
PayPayマネーからの事前入金を使えば、販売所と取引所のどちらでも日本円を使えるので、少額から気軽に試せます。
まずは口座を開設して、取引所の板と販売所の価格を並べて見比べるところから始めてみてください。