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GMOコイン法人口座の開設方法|必要書類とロック機能を徹底解説

GMOコイン法人口座の開設方法必要書類とロック機能を徹底解説

会社で仮想通貨を持つとき、GMOコインの法人口座って個人と同じなの?

入口の書類も開いたあとの機能も別物なので、順番に整理しましょう。

法人名義で仮想通貨を持とうと調べ始めると、必要書類の一覧が長くて、どこから手を付ければいいのか分からなくなります。
しかも決算のことまで考えると、口座を開けば終わりなのかどうかも見えてきません。

この記事では、GMOコインの法人口座について、対象になる法人の種類から開設の手順、必要書類までを順番に整理します。
そのうえで、開設したあとに続く2つの手続きまで見ていくので、決算日から逆算して動き出す時期まで判断できるようになります。

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目次

    GMOコインの法人口座は3種類の法人だけが開ける

    個人口座と法人口座の違い個人口座個人名義で開設法人口座対象は3種類の法人レバレッジは一律2倍即時入金が使える送付先の制限なし含み益は売却時に課税倍率は毎週決め直す入金は振込のみ送付は自社名義だけ期末に時価評価課税VSGMOコインの公表情報より(2026年9月時点)
    個人口座と法人口座の違い個人口座個人名義で開設レバレッジは一律2倍即時入金が使える送付先の制限なし含み益は売却時に課税法人口座対象は3種類の法人倍率は毎週決め直す入金は振込のみ送付は自社名義だけ期末に時価評価課税VSGMOコインの公表情報より(2026年9月時点)

    うちは合同会社なんだけど、法人口座って会社の形が違っても作れるの?

    GMOコインは対象が3種類なので、まず自社が入るか確かめてください。

    GMOコインの法人口座は、日本の法律にもとづいて設立され、国内に本店または支店の登記がある法人が対象です。

    そのうえで、受け付けている法人格は株式会社・有限会社・合同会社の3種類に限られています。

    合資会社や合名会社、一般社団法人などは対象外で、個人事業主も屋号があるかどうかに関係なく申し込めません。

    法人格の範囲は取引所ごとに違い、たとえばbitFlyerは合資会社や社団法人まで含めた5種類を受け付けています。ここは会社の形で結論が変わる部分なので、自社の登記に合わせて申込先を選ぶ必要があります。

    取引担当者と代表者に求められる条件重要度:★★★★☆

    法人口座は会社名義でも、実際に画面を操作するのは人です。GMOコインでは、代表者と取引担当者について次の条件を求めています。

    代表者・取引担当者の主な条件

    • 日本国内に居住している個人であること
    • 20歳以上で、契約を結ぶ判断能力があること
    • 反社会的勢力や外国PEPs(重要な公的地位にある人)に該当しないこと
    • 国内の銀行口座を保有していること

    取引担当者は代表者本人でなくてもかまいませんが、代表者と別の人を立てる場合は書類が2点増えます。詳しくは必要書類の章で確認してください。

    法人口座で使えるサービスの範囲重要度:★★★★☆

    GMOコインの法人口座は、もともとレバレッジ取引だけを扱う口座でした。2022年9月7日の定期メンテナンス後から取引所での現物取引が加わり、いまは販売所・取引所・暗号資産FX・貸暗号資産といった主要なサービスを一通り使えます。

    つまり「法人だから最低限のことしかできない」という状態ではありません。むしろ後述するレバレッジのように、法人のほうが選べる幅が広い部分もあります。

    ただし入出金まわりには法人特有の制限があるため、そこは個人口座の感覚のまま進めないよう注意が必要です。

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    GMOコインの法人口座を開設する4つの手順

    GMOコイン公式サイトの法人口座開設4ステップの案内

    申し込みってどんな順番で進むの?

    Webでの登録のあと、書類提出と郵便の受け取りが続きます。

    画像では左からSTEP.01からSTEP.04までが横一列に並び、最後のSTEP.04だけが郵送でのやり取りになっています。経理や財務の担当者の方は、この4つ目だけ社内の受け取り体制が必要になると考えておくと段取りしやすくなります。

    GMOコインの法人口座の開設は、次の4つのステップで進みます。個人口座のようにスマホアプリだけで完結する流れではなく、途中に郵便の受け取りが挟まる点が大きな違いです。

    口座開設の流れ

    1. メールアドレスと電話番号の登録/取引担当者の情報で登録します
    2. 法人情報・取引担当者情報・実質的支配者情報の登録/会社の基本情報を入力します
    3. 必要書類のアップロード/Webの画面から画像で提出します
    4. 口座開設コードの入力/郵送で届いたコードを入力して完了です

    簡易書留は2か所に届き、両方の受け取りが要る重要度:★★★★★

    審査が終わると、GMOコインから「口座開設のお知らせ」が転送不要の簡易書留郵便で送られてきます。

    送り先は1か所ではありません。自社の事業所あてと、取引担当者の自宅あての2通が届きます。

    ここで見落としやすいのが、両方の受け取りが確認できてはじめて口座開設コードを入力できるという点です。片方だけ受け取っても手続きは前に進みません。

    事業所が無人になる時間が長い会社や、取引担当者が出張がちな会社では、この受け取りが最大のボトルネックになります。申し込み前に、2か所とも簡易書留を受け取れる体制になっているかを確かめておくと安全です。

    なお、簡易書留を2通送る方式はGMOコインだけのものではありません。SBI VCトレードやCoincheck、bitbankでも法人と取引担当者の2か所に郵便が届く運用になっています。法人口座では一般的な確認方法だと考えておくとよいでしょう。

    登録から3か月を過ぎると申し込みが取り下げられる重要度:★★★★☆

    もうひとつ、期限として決まっているのが書類提出のタイミングです。

    法人情報を登録したあと、必要書類を提出しないまま3か月を超えると、その申し込みは取り下げになります。

    法人の口座開設では、履歴事項全部証明書を取りに行ったり、社内の決裁を待ったりで時間が空きがちです。「先に登録だけ済ませて書類はあとで」と考えるなら、3か月という期限を社内カレンダーに入れておくことをおすすめします。

    審査そのものにかかる日数は、法人口座については公式に明示されていません。他社では5営業日から2週間程度を目安に掲げているところもあるため、郵便のやり取りも含めて数週間はかかる前提で計画を立てるのが現実的です。

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    GMOコインの法人口座の開設に必要な書類

    GMOコイン公式サイトの法人口座 必要書類一覧

    書類がたくさんあって、どれが自分の会社に要るのか分からなくなりそう。

    必ず出すものと、条件次第で出すものに分けて見ていきましょう。

    画像のいちばん上にある履歴事項全部証明書の欄に、必ず全てのページを提出することと、白黒コピーをもとにした画像は受け付けられないことがチェック付きで書かれています。取引担当者の本人確認書類が2点必要である点も、同じ一覧の下段で確認できます。

    必要書類は「どの会社も出すもの」と「条件に当てはまる会社だけ出すもの」に分かれます。まとめると次のとおりです。

    GMOコイン法人口座の必要書類
    書類 条件・内容 必要になる場面
    履歴事項全部証明書 発行から6か月以内・全ページをカラー画像で提出 すべての法人
    法人番号指定通知書 国税庁から届いた通知書 すべての法人
    取引担当者の本人確認書類 2点必要 すべての法人
    事業内容確認資料 事業の内容が分かる資料 すべての法人
    法人の印鑑登録証明書 代表者と取引担当者が別人のとき 担当者を立てる場合
    口座開設申込書兼委任状 代表者と取引担当者が別人のとき 担当者を立てる場合
    定款 会社の目的や機関が分かるもの 合同会社
    実質的支配者リストの写し 該当する法人のみ 条件に当てはまる場合

    履歴事項全部証明書は6か月以内と全ページが条件重要度:★★★★★

    法人の口座開設でいちばん多いつまずきは、書類の種類そのものではなく提出の形です。

    履歴事項全部証明書には、発行から6か月以内であることと、全ページをカラー画像で提出することという2つの条件が付いています。

    法務局で取得した証明書は複数ページになることが多く、1ページ目だけを撮って提出してしまうと出し直しになります。会社の履歴が長いほどページ数は増えるので、綴じられた最後のページまで撮り切ってください。

    また、白黒でスキャンした画像も条件から外れます。カラーで読み取れる環境を先に用意しておくと、往復が1回減ります。

    代表者と取引担当者が別人なら書類が2点増える重要度:★★★★☆

    経理担当者や財務担当者に日々の操作を任せる会社では、代表者と取引担当者が別人になります。

    その場合は、法人の印鑑登録証明書と、口座開設申込書兼委任状の2点が追加で必要です。委任状には押印が必要になるため、代表者のスケジュールを押さえておかないとここで数日止まります。

    社内で誰を取引担当者にするかは、書類の点数と所要日数に直結します。申し込みを始める前に決めておきたい項目です。

    合同会社は定款、該当法人は実質的支配者リストも重要度:★★★☆☆

    合同会社の場合は、上記に加えて定款の提出が求められます。株式会社にはない条件なので、対象になる会社は原本の所在を先に確認しておいてください。

    実質的支配者リストの写しは、該当する法人のみが対象です。実質的支配者は、議決権の割合などから会社を実際に支配している個人を指し、法人口座の審査では必ず登録します。誰が該当するのか社内で判断がつかないときは、顧問の司法書士や税理士に確認しておくと登録画面で迷いません。

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    法人口座のレバレッジは毎週水曜に変わる

    レバレッジって、法人だと何倍になるの?

    固定の倍率ではなく、銘柄ごとに毎週決め直される仕組みになっています。

    個人口座のレバレッジは国内の規制で一律2倍です。ところが法人口座は考え方が違い、日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)が公表する「暗号資産リスク想定比率」にもとづいて決まります。

    この比率は銘柄ごとの値動きの大きさから算出されるため、倍率が固定されず、銘柄ごとに毎週変動します。

    更新は毎週水曜17時以降、公表がない銘柄は2倍重要度:★★★★★

    GMOコインは、翌週から適用されるレバレッジ倍率を毎週水曜日(祝日の場合は翌平日)の17時以降に公式サイトへ掲載しています。

    JVCEAから比率が公表されていない銘柄については、一律2倍が適用されます。

    この倍率は「取引所(レバレッジ取引)」と「暗号資産FX」で共通です。GMOコインにはレバレッジを使える商品が2つありますが、倍率の決まり方については同じものが当てはまります。

    倍率が下がると建玉がロスカットされることがある重要度:★★★★★

    毎週変わるということは、下がる週もあるということです。

    倍率が引き下げられると必要証拠金が増え、建玉がロスカットされる可能性があります。

    個人口座のように「2倍で固定」という前提で資金を組んでいると、この動きに対応できません。法人でレバレッジ取引を使うなら、水曜日の更新を確認して、翌週の必要証拠金に耐えられるかを毎週見ておく運用が要ります。

    社内で担当者が1人しかいない会社では、この確認作業が現実的に回るかどうかも判断材料になります。現物だけで運用すると決めてしまうのも、ひとつの選択です。

    なお、ロスカットの水準は「取引所(レバレッジ取引)」と「暗号資産FX」で異なる数値が案内されています。どちらの商品を使うのかによって守るべき証拠金維持率が変わるため、取引を始める前に自分が使う商品の条件を公式サイトで確認してください。

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    期末時価評価課税を外すロック機能は100万円から

    ロック機能の金額の壁GMOコイン1銘柄100万円以上SBI・Coincheck1銘柄1,000万円以上中小法人でも届く水準手数料は1件1万円実行まで約1か月未満でも相談できる桁がひとつ上の条件対象は39銘柄と4銘柄入口で外れる法人が多い開始の目安は非公表VS各社の公表条件より(2026年9月時点)
    ロック機能の金額の壁GMOコイン1銘柄100万円以上中小法人でも届く水準手数料は1件1万円実行まで約1か月未満でも相談できるSBI・Coincheck1銘柄1,000万円以上桁がひとつ上の条件対象は39銘柄と4銘柄入口で外れる法人が多い開始の目安は非公表VS各社の公表条件より(2026年9月時点)

    法人が仮想通貨を持つと、売ってなくても税金がかかるって聞いたんだけど。

    期末時価評価課税といって、それを外す手続きが用意されています。

    法人が保有する暗号資産は、期末に時価で評価し直し、含み益が課税対象になる扱いがあります。売却していなくても税金が先に出るため、長期で持つ方針そのものが崩れることがあります。

    2024年度の税制改正で、第三者が発行した暗号資産についても、一定の要件を満たせばこの評価の対象から外せるようになりました。要件は次の2つです。

    期末時価評価課税の適用除外の要件

    • 信託または技術的な措置によって、移転がおおむね1年以上制限されていること
    • その移転制限を暗号資産交換業者に通知し、暗号資産取引業協会のサイトで公表させること

    ここを誤解しないでください。取引所に置いていつでも売れる状態のままでは要件を満たしません。「2024年の改正で法人の含み益に課税されなくなった」という説明は正確ではなく、移転制限をかける手続きを別に踏む必要があります。

    GMOコインの暗号資産のロック機能の条件重要度:★★★★★

    GMOコインは、この移転制限を実現する仕組みとして「暗号資産のロック機能」を2024年7月5日から受け付けています。申し込みの条件は次のとおりです。

    ロック機能の申し込み条件と費用

    • GMOコインで法人口座の開設が完了していること
    • GMOコインが取り扱っている暗号資産であること
    • 対象の暗号資産を1年以上ロックできること
    • 日本円に換算して1銘柄あたり100万円以上が原則(未満でも相談可)
    • 手数料は1件あたり10,000円(税込)
    • 申し込みから実行まで約1か月かかる

    申し込みは問い合わせフォームから行い、審査の結果によっては利用できない場合があります。1年以内の解約は原則できず、第三者からすでに移転制限を受けている資産も対象外です。届け出た内容はJVCEAのサイトで公表されます。

    一方で、ロック中もステーキング報酬は受け取れます。1年間まったく何も生まない状態で寝かせるわけではない点は、判断のうえで押さえておきたいところです。

    他社と並べると金額の入口が1桁低い重要度:★★★★★

    この手の仕組みは複数の取引所が持っています。今回確認できた4社を並べると、金額の条件に大きな差がありました。

    移転制限(ロック)の条件比較
    取引所 最低金額の目安 対象銘柄 手数料 開始までの目安
    GMOコイン 1銘柄100万円以上(未満は相談) 取り扱いのある暗号資産 1件10,000円(税込) 約1か月
    SBI VCトレード 1銘柄1,000万円以上が原則 39銘柄 解除1件10,000円(税別) 公表なし
    Coincheck 1銘柄1,000万円以上 BTC・ETH・XRP・FNCTの4銘柄 無料 公表なし
    bitbank 受付基準に記載なし 取り扱い済みの暗号資産 受付1件ごとの事務手数料 約3週間

    今回調べた範囲では、GMOコインの100万円という基準が最も低い水準で、他社の1,000万円と比べて桁がひとつ違います。

    1,000万円という条件は、中小法人にとっては入口で外れる金額です。余剰資金の一部を仮想通貨に振り向けたいという規模の会社にとって、100万円から検討できることの意味は小さくありません。

    ただし、条件が緩いことと自社に向いていることは別の話です。1年以上動かせなくなること、1件ごとに手数料がかかること、実行まで約1か月待つことは変わりません。銘柄を分けてロックすれば、そのぶん手数料も件数分かかります。

    税率だけを理由に法人化を決めない重要度:★★★★☆

    「個人より法人のほうが税率が低いから」という理由で法人化を検討している場合は、前提が変わりつつある点にも触れておきます。

    2026年3月31日に成立した令和8年度の税制改正では、一定の要件を満たす暗号資産の利益について、上場株式などと同じ20.315パーセントの申告分離課税を適用し、3年間の損失繰越控除を認める内容が盛り込まれました。適用開始は改正法の施行日の翌年1月1日以後の譲渡等とされ、2028年1月からという見方が有力です。

    つまり、税率の差だけを理由にした法人化の説得力は今後弱まります。一方で、本業の損益と相殺できることや、青色申告で最大10年の繰越ができることは法人だけの利点として残ります。

    税務の判断は会社ごとの状況で大きく変わるため、実際に動く前に必ず顧問税理士へ確認してください。

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    GMOコインの法人口座で気をつけたい5つのこと

    開いたあとに思っていたのと違うってなるところはある?

    入出金まわりに個人口座との差があるので、そこを先に押さえておきましょう。

    GMOコインの法人口座には、個人口座と同じつもりでいるとつまずく制限があります。良い面と合わせて整理します。

    法人口座の良いところ

    • レバレッジの上限が個人の2倍に縛られない(銘柄ごとに毎週決まる)
    • 販売所・取引所・暗号資産FX・貸暗号資産まで一通り使える
    • ロック機能の金額基準が1銘柄100万円からと低い
    • ロック中もステーキング報酬を受け取れる

    先に知っておきたい制限

    • 日本円の入金は振込入金のみで、個人口座の即時入金は使えない
    • 暗号資産の預入と送付には事前の申請が必要
    • 送付先は自社名義の口座またはウォレットに限られる
    • 対象は株式会社・有限会社・合同会社の3種類だけ
    • 登録から3か月を超えて書類未提出だと申し込みが取り下げられる

    入金は振込のみなので手数料と反映時間が変わる重要度:★★★★☆

    個人口座には手数料無料の即時入金がありますが、法人口座の日本円入金は振込入金のみです。

    振込手数料は会社側の負担になり、振込元の銀行がモアタイムシステムに対応していない場合は翌営業日扱いになることもあります。相場が動いたその日に資金を足したいときに、思ったタイミングで入らない可能性があるということです。

    取引のたびに入金するのではなく、あらかじめまとまった資金を入れておく運用のほうが噛み合います。

    暗号資産の送付は自社名義に限られる重要度:★★★★☆

    法人口座では、暗号資産の預入と送付にあらかじめ申請が必要で、送付先も自社名義の口座やウォレットに限定されています。

    取引先への支払いに暗号資産を使いたい、というような使い方は想定されていません。決済手段として導入したい会社は、この制限が自社の目的と合っているかを先に確認してください。

    決算日から逆算すると2か月前には動き出したい重要度:★★★★★

    ここまでの日数を足し合わせると、動き出す時期が見えてきます。

    口座開設には、書類の準備と審査に加えて簡易書留2通の受け取りが必要です。そこからロック機能を使うなら、申し込みからさらに約1か月かかります。

    期末時価評価課税を外した状態で決算を迎えたいのであれば、決算日の2か月前には口座開設の手続きを始めておくのが安全です。ロックの期間は1年以上なので、途中で気が変わっても戻せません。

    開設できるかどうかではなく、決算までに間に合うかどうかで逆算する。法人口座では、この考え方が個人口座との一番大きな違いになります。

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    GMOコイン法人口座でよくある質問

    個人口座を法人口座に切り替えられますか?

    切り替える経路は用意されていません。法人口座は個人口座とは別のアカウントとして新規に開設します。これはGMOコインに限らず、bitFlyerやBinance Japan、bitbankなど他の取引所でも同じ扱いになっています。個人口座をすでに持っている場合も、法人としてあらためて申し込む形になります。

    合資会社や一般社団法人でも開設できますか?

    GMOコインが受け付けているのは株式会社・有限会社・合同会社の3種類のみです。合資会社・合名会社・一般社団法人などは対象外になります。法人格の範囲は取引所ごとに違い、bitFlyerは合資会社や社団法人を含む5種類を受け付けているため、自社の登記に合わせて申込先を選んでください。

    審査にはどれくらいかかりますか?

    法人口座の審査日数は公式に明示されていません。ただし審査後に転送不要の簡易書留が2通届き、その両方の受け取りが確認されてから口座開設コードを入力できる流れになっています。書類の準備期間と郵便のやり取りを含めて、数週間かかる前提で計画するのが現実的です。

    法人口座のレバレッジは何倍ですか?

    固定の倍率はありません。日本暗号資産等取引業協会が公表する暗号資産リスク想定比率にもとづいて銘柄ごとに決まり、毎週水曜日(祝日の場合は翌平日)の17時以降に翌週の倍率が掲載されます。比率が公表されていない銘柄は一律2倍です。倍率が下がった週は必要証拠金が増え、建玉がロスカットされることがあります。

    ロック機能を使うと売買はできなくなりますか?

    ロックした暗号資産は移転が制限されるため、1年以上動かせなくなります。1年以内の解約は原則できません。ただしロック中でもステーキング報酬は受け取れます。手数料は1件あたり10,000円(税込)で、申し込みから実行まで約1か月かかるため、決算のスケジュールから逆算して申し込むことが必要です。

    ロック機能の100万円という条件は必ず必要ですか?

    日本円に換算して1銘柄あたり100万円以上が原則とされていますが、これに満たない場合も相談を受け付けるとされています。SBI VCトレードやCoincheckは1銘柄1,000万円以上を条件にしているため、今回確認した範囲ではGMOコインの基準が最も低い水準でした。実際に相談が通るかは審査によるため、金額が届かない場合は問い合わせて確認してください。

    法人口座から取引先へ暗号資産を送金できますか?

    できません。法人口座では暗号資産の預入と送付に事前の申請が必要で、送付先は自社名義の口座またはウォレットに限られます。取引先への支払いに使う想定にはなっていないため、決済手段として導入したい場合は、この制限が目的と合うかを先に確認してください。

    GMOコイン法人口座のまとめ

    GMOコインの法人口座は、株式会社・有限会社・合同会社の3種類が対象で、Webでの登録と書類提出を済ませたあと、事業所と取引担当者の2か所に届く簡易書留を受け取って開設が完了します。

    必要書類でつまずきやすいのは種類ではなく形で、履歴事項全部証明書は発行から6か月以内かつ全ページをカラー画像で提出する必要があります。代表者と取引担当者が別人なら、印鑑登録証明書と委任状が追加されます。

    開設したあとに続くのは2つです。ひとつは毎週水曜に決め直されるレバレッジで、倍率が下がった週は必要証拠金が増えます。もうひとつは期末時価評価課税を外すロック機能で、1銘柄100万円以上から申し込め、1件10,000円(税込)と約1か月の待ち時間がかかります。

    他社の1,000万円という条件と比べると、金額の入口は一段低く設定されています。中小法人でも検討できる水準ではありますが、1年以上動かせなくなる点は共通です。

    決算日の2か月前には動き出す。この逆算ができていれば、法人口座は無理なく使い始められます。税務の扱いは会社ごとに変わるため、最終的な判断は顧問税理士と相談して決めてください。

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