Hyperliquidのエアドロップとは?第1回で配られた内容

そもそもエアドロップって、何をもらえるものなの?
使ってくれた人へ、その場所のトークンを無償で配る仕組みです。
エアドロップは、プロジェクトが自分たちのトークンを利用者へ無償で配る仕組みです。
上場前や上場と同時に配られることが多く、受け取った側は売ることも、そのまま持ち続けることもできます。
Hyperliquidの場合、配られたのはHYPEというネイティブトークンで、配布のきっかけになったのが「ポイントプログラム」でした。
取引をした人にポイントが付き、そのポイントの量に応じてHYPEが割り当てられる形です。
ここを押さえておかないと、後半のシーズン2の話が「ただの噂か、根拠のある期待か」を自分で判断できなくなります。
2024年11月29日に3億1,000万HYPEが配られた重要度:★★★★★
第1回の配布は「ジェネシスイベント」と呼ばれ、日本時間の2024年11月29日に実施されました。
このとき配られたHYPEは3億1,000万枚で、総発行量10億枚のうち31.0%にあたります。
受け取ったのは、それまでにポイントを貯めていた利用者で、およそ9万4,000のアドレスに配られました。
しかも、この3億1,000万枚はロックアップが無く、受け取った時点ですぐ動かせる状態で配られています。
段階的に解放されるタイプの配布と違い、初日から売買の対象になった点が特徴です。
1アドレスあたりの平均を単純計算すると3,000枚を超えますが、実際の配分はポイント量に比例するため、数枚しか受け取っていないアドレスも、数万枚を受け取ったアドレスもあります。
つまり「参加していれば一律でもらえた」わけではなく、どれだけ長く、どれだけの規模で使っていたかがそのまま金額の差になりました。
ポイントプログラムは2つの期間に分かれていた
第1回の配布の土台になったポイントプログラムは、公式ドキュメントによると2つの期間に分かれています。
| 期間 | 内容 |
|---|---|
| 2023年11月1日〜2024年5月1日 | 毎週100万ポイントを6か月間配布 |
| 2024年5月29日〜2024年11月 | 毎週70万ポイントを配布(L1フェーズ) |
さらに、正式なプログラムが始まる前のクローズドアルファ期間についても、2023年10月31日までの利用分がさかのぼって加算されました。
2024年5月1日から28日までの活動には倍率が上乗せされる扱いもあり、単純な出来高だけで決まっていたわけではありません。
そして重要な点として、ポイントの配布は2024年11月で終わっています。
いま取引をしてもポイントが積み上がる画面は用意されておらず、「ポイントを稼ぐ」という表現がそのまま当てはまる状態ではなくなりました。
HYPEの総発行量と配分の内訳
シーズン2の話を判断する材料になるので、HYPEの配分も確認しておきます。
総発行量は10億枚が上限で、内訳は次のように公表されています。
| 用途 | 比率 |
|---|---|
| 今後の排出およびコミュニティ報酬 | 38.888% |
| ジェネシス配布(第1回エアドロップ) | 31.0% |
| 現在および今後のコアコントリビューター | 23.8% |
| 財団の予算 | 6.0% |
| コミュニティ助成金 | 0.3% |
| HIP-2 | 0.012% |
合計するとコミュニティ側に76.2%が向いており、私募の投資家や中央集権取引所、マーケットメイカーへの割り当てはありません。
外部の投資家に配る枠を最初から作っていない点は、他のプロジェクトと比べたときの明確な違いです。
そして、いちばん大きい38.888%がまだ配られていません。
この未配布の枠が、後で説明する「シーズン2があるはず」という期待の出どころになっています。
Hyperliquidの公式サイト(app.hyperliquid.xyz)
Hyperliquidのシーズン2エアドロップは発表されているのか

シーズン2って検索するといっぱい出てくるけど、あれは本当なの?
公式の発表ではなく、外部の予想が広まっている状態です。
ここが、この記事でいちばん誤解が多いところです。
「Hyperliquid シーズン2」で検索すると、参加条件や締切日らしき記述が並んだページがいくつも出てきます。
ただ、それらの根拠をたどっていくと、公式の告知ではなく書き手の推測に行き着きます。
判断を間違えると、必要のない取引を続けて手数料と損失だけが積み上がるので、事実と予想の線を先に引いておきます。
公式ドキュメントに次回エアドロップの記載はない重要度:★★★★★
公式のドキュメントを確認すると、ポイントプログラムの説明はL1フェーズが2024年11月に終わったところで止まっています。
その先に「次のシーズンを開始する」「新しい配布を予定している」といった記述はありません。
つまり、公式は次のエアドロップを発表していません。
日付・条件・対象が公式から示されていない以上、外部ページに書かれた「スナップショットは◯月」「◯◯すれば対象」といった具体的な条件は、すべて書き手の想像です。
いま何をしても、当たる保証はどこにもありません。
第1回のときも、ポイントがどう換算されるかは配布の直前まで公表されていませんでした。
「条件が事前に分かる」という前提そのものが、このプロジェクトの過去の動き方と合っていない点にも注意してください。
期待の根拠になっているのは未配布の38.888%
では、なぜこれほど多くのページがシーズン2を語るのかというと、先ほどの配分表が理由です。
今後の排出とコミュニティ報酬に38.888%、およそ3億8,800万枚が確保されたまま残っています。
この未配布の38.888%が期待の根拠です。
第1回で31.0%を配った実績があるため、「同じくらいの規模で2回目があってもおかしくない」という読み方が広がりました。
ただし、この枠は「エアドロップ用」と限定されているわけではなく、名称のとおり今後の排出とコミュニティ報酬という広い用途です。
流動性の提供者への報酬や、バリデータへの排出など、一括配布以外の形で使われる可能性も同じだけあります。
期待の根拠としては筋が通っていますが、配布の形も時期も決まっていない、というのが正確な現状です。
情報源を見分ける3つの基準重要度:★★★★☆
シーズン2の情報に触れたとき、次の3つを確認すると振り回されずに済みます。
情報を受け取ったときの確認手順
- 出どころ…公式ドキュメントか公式アカウントの投稿か、それ以外か
- 日付…いつ時点の情報か。2024年11月より前の記述は第1回の話である可能性が高い
- 断定の強さ…「予定」「確定」と書いてあるのに出典リンクが無いものは信用しない
とくに気をつけたいのが、締切をうたって行動を急がせるタイプのページです。
「あと◯日で締切」と書かれていても、締切そのものが公式に存在しないため、急ぐ理由がありません。
急がせる書き方をしているページほど、紹介リンクからの手数料収入が目的になっている場合があります。
情報を集めること自体は無駄になりませんが、締切を理由に入金額を増やす判断だけは避けてください。
Hyperliquidの公式サイト(app.hyperliquid.xyz)
Hyperliquidのエアドロップのやり方5ステップ


次があるか分からないとして、今から準備するなら何をすればいいの?
使える状態を整えて、普段の取引を記録しながら続けることです。
画像の右上にある緑色の「Connect」ボタンが入口で、ここからウォレットを接続します。
上部のメニューに「Vaults」と「Staking」が並んでおり、後半の手順4で触れる預け入れとステーキングはこの2つから入る形です。
次回の条件が分からない以上、「これをすれば対象になる」という手順は誰にも書けません。
ただ、第1回が「実際に使っていた人」を対象にしていた事実から、やることは自然と絞られます。
使える状態を整え、無理のない範囲で使い、記録を残しておく。この3つです。
ここでは、日本から利用する場合の流れを5つのステップに分けて説明します。
手順1:送る通貨を国内取引所で用意する
Hyperliquidには日本円の入金経路がありません。
銀行振込やコンビニ入金といった項目がそもそも存在せず、入金はブロックチェーン経由で暗号資産を送る形になります。
そのため、最初にやることは国内の暗号資産交換業者で口座を用意し、送る通貨を買っておくことです。
主に使われるのはUSDCで、対応チェーンに送れる形で持っておく必要があります。
このとき、送金先のチェーンに対応した出金メニューがあるかを、国内側の取引所で先に確認してください。
対応していない場合は、いったん別のウォレットを経由することになり、その分だけ送金手数料が増えます。
手順2:ウォレット接続かメールログインでアカウントを用意する
Hyperliquidには、国内取引所のような口座開設の手続きがありません。
ウォレットを接続するか、メールアドレスでログインするかの2通りで使い始められます。
メールログインは、アドレスを入力すると6桁のコードが届く方式です。
公式ドキュメントに本人確認の手続きに関する記載はありませんが、これは「手続きが不要で気楽だ」という話ではありません。
運営が利用者を把握していないということは、トラブルが起きたときに個別の救済を期待できないということでもあります。
手順3:対応チェーンでUSDCを入金する
入金は、対応している通貨とチェーンの組み合わせでのみ受け付けられます。
公式ドキュメントに記載のある主な組み合わせは次のとおりです。
| 通貨 | チェーン |
|---|---|
| USDC | Arbitrum / Ethereum / Base / Polygon |
| BTC | Bitcoin |
| ETH・ENA | Ethereum |
| SOL・BONK・PUMP | Solana |
| AVAX | Avalanche |
| ZEC | Zcash |
ここで最も間違えやすいのが、USDCで使えるチェーンが接続方法によって変わる点です。
メールログインのアカウントはArbitrum・Base・Ethereum・Polygonの4本が使えますが、ウォレット接続の場合はArbitrumのみになります。
同じUSDCでも入口が違うため、ウォレット接続なのにPolygonから送ってしまう取り違えが起きやすいところです。
金額の条件もあります。
入金は5USDC以上でないと反映されません。
5USDC未満はアカウントに反映されず、メールウォレットへ自動的に振り替えられる扱いになります。
さらに1USDC未満の入金は取り戻せません。
対応していないネットワークやUSDC以外の通貨を送った場合も、10分以内にメールウォレットへ振り替えられます。
はじめて送るときは、必ず小さめの金額で1往復させて、着金と出金の両方を確認してから本番の金額を動かしてください。
手順4:取引・ステーキング・ボールトで実績を残す
入金が済んだら、実際に使う段階です。
第1回が取引の実績をもとに配られたことを踏まえると、記録に残る使い方は次の3つに整理できます。
記録に残る使い方
- 板での売買…無期限先物と現物の両方に板があり、約定はすべてチェーン上に残る
- HYPEのステーキング…バリデータへ委任すると取引手数料の割引が付く
- HLPへの預け入れ…プロトコルの金庫に資金を出し、損益を分け合う
ただし、HLPは利回り商品ではありません。
マーケットメイクと清算業務の損益をそのまま受け取る仕組みなので、国内取引所の貸暗号資産と同じ感覚で預けると想定外の目減りが起こります。
預け入れには4日間のロックアップもあり、すぐに引き出せない点も先に把握しておいてください。
手順5:記録を残して確定申告に備える
見落とされがちですが、記録の保存は実務としていちばん効いてきます。
エアドロップで受け取ったトークンは、日本では原則として雑所得の対象になります。
受け取った時点の時価が所得として扱われ、その後に売却した際の損益も別途計算が必要です。
第1回のときも、受け取ったHYPEの価格が短期間で大きく動き、あとから計算しようとして困った人が多く出ました。
入出金の日時と数量、取引の履歴、受け取り時の価格は、その都度スクリーンショットや履歴の書き出しで残しておいてください。
海外の分散型取引所は、国内の取引所のような年間取引報告書を出してくれません。
Hyperliquidの公式サイト(app.hyperliquid.xyz)
Hyperliquidのエアドロップ狙いでかかる手数料とコスト

取引を増やしておけばいいと思ってたけど、費用はどれくらいなの?
1回あたりは小さくても、回数を重ねると確実に積み上がりますよ。
エアドロップを狙う動きは、突き詰めると「費用を先に払って、不確実な配布を待つ」行為です。
払う側の金額は確定していて、受け取る側は未定という非対称があります。
だからこそ、かかる費用を先に数字で押さえておく価値があります。
Hyperliquidには販売所がなく、板のMaker・Taker手数料だけが存在します。
国内取引所の販売所スプレッドという項目は、そもそも当てはまりません。
板取引のMaker・Taker手数料
基準となる料率は次のとおりです。
| 種別 | Taker | Maker |
|---|---|---|
| 無期限先物 | 0.045% | 0.015% |
| 現物 | 0.070% | 0.040% |
料率は直近14日間の出来高でティアが決まり、先物と現物は同じティアを共有します。
判定に使う式は「14日間の先物出来高+現物出来高の2倍」で、区切りは500万米ドル超から70億米ドル超まで6段階です。
エアドロップを意識して回転を増やす場合、この料率が毎回かかることになります。
たとえば先物で100万円分の売買を50往復すると、Takerだけで受け渡す手数料は4万5,000円になります。
出来高の数字だけを追いかけると、この積み上がりが見えなくなります。
HYPEのステーキングによる手数料割引
HYPEを保有してバリデータに委任すると、取引手数料が段階的に安くなります。
| ステーク量 | 割引 |
|---|---|
| 10HYPE超 | 5% |
| 100HYPE超 | 10% |
| 1,000HYPE超 | 15% |
| 10,000HYPE超 | 20% |
| 100,000HYPE超 | 30% |
| 500,000HYPE超 | 40% |
割引は手数料に対する割合なので、取引量が少ないうちは効果が限定的です。
そのうえで、委任にはバリデータ単位で1日のロックアップがあり、ステーキング残高から現物残高へ戻すときは7日間の待ち行列が発生します。
割引のためにHYPEを買い増すと、価格変動のリスクを新たに抱えることになる点も忘れないでください。
見落としやすい細かなコスト
手数料の表に載らない費用もあります。
表に出てこない費用
- 送金元チェーンのガス代(取引そのものは無料でも入出金では発生する)
- 新規アカウントの有効化手数料(最初の受け取り時に1トークン分)
- 国内取引所から送るときの出金手数料
- 資金を寝かせている期間の機会損失
なお、取引そのものにガス代はかかりません。
公式も取引はガスフリーだと明記しており、ここは中央集権取引所と比べても不利にならない部分です。
一方で、入金と出金は必ずどこかのチェーンを通るため、そのチェーンのガス代は避けられません。
小さな金額で何度も出し入れすると、送金コストの比率だけが上がっていきます。
出金にかかる時間は公式の記載で3〜4分ですが、混雑時はこれより長くなることがあります。
Hyperliquidの公式サイト(app.hyperliquid.xyz)
Hyperliquidのエアドロップを狙うときの注意点

海外の取引所だと聞いたけど、日本から使うときに気をつけることってあるの?
国内の取引所と同じ前提が通用しない点が、いくつもあります。
ここまで手順とコストを見てきましたが、判断の前に押さえておくべき前提があります。
Hyperliquidは、国内取引所と構造そのものが違うためです。
同じ「取引所」という言葉でくくって考えると、想定外のところで足をすくわれます。
日本の暗号資産交換業者ではない重要度:★★★★★
Hyperliquidは独自のブロックチェーン上で動く分散型の取引所で、日本の暗号資産交換業者ではありません。
運営が顧客資産を預かって売買を仲介する国内取引所とは、成り立ちからして別のものです。
そのため、顧客資産の分別管理義務や補償の枠組みを前提にできません。
公式ドキュメントにも、利用者資産の保護に関する記載は見当たりませんでした。
なお、金融庁が公表している無登録業者の一覧にHyperliquidの掲載はありませんが、これは金融庁が認めたという意味ではありません。
同じ資料のなかで、掲載されていない者であっても無登録営業に該当する行為を行っている場合があると注記されています。
利用規約の制限対象地域は自分で確認する
海外のサービスには、居住地によって利用を制限する規定が置かれていることがあります。
Hyperliquidについても、制限対象となる地域の記載があるという説明を見かけますが、日本が含まれるかどうかを一次情報で確かめられていません。
利用規約は自分で読んで判断してください。
外部のまとめ記事に「日本からも問題なく使える」と書かれていても、それは書き手の解釈にすぎません。
規約の内容は更新されることもあるため、使い始める前と、しばらく使ったあとの両方で確認するのが安全です。
出来高作りが目的化すると損失だけが残る
エアドロップを狙う動きで最も多い失敗が、取引そのものが目的になってしまうことです。
配布の条件が分からない状況で回転数を上げると、手数料と値動きによる損失だけが確実に積み上がります。
損失を出してまで出来高を作らないでください。
第1回のときも、大きく受け取った人がいた一方で、費用のほうが上回った人も少なくありませんでした。
判断の基準はシンプルで、「配布が一切なかったとしても納得できる取引か」を毎回自問することです。
その答えが「いいえ」なら、その取引はエアドロップ狙いであって投資判断ではありません。
偽サイトと偽アプリに注意する
注目度の高いプロジェクトには、必ず偽の入口が現れます。
とくにエアドロップは「請求ページ」を装った手口と相性が良く、ウォレットを接続させて資産を抜く被害が繰り返されています。
Hyperliquidについては、公式アプリの有無は確認できていません。
公式サイト・公式アプリの言語対応も一次情報で確認できていないため、アプリストアで見つけたものを本物と決めつけないでください。
入口は必ず公式サイトから開き、検索結果の広告枠やSNSの投稿に貼られたリンクは踏まない。この2点を徹底するだけで、被害の大半は避けられます。
レバレッジの水準が国内と大きく違う
Hyperliquidの無期限先物は、銘柄ごとに上限が決められています。
建玉が大きくなるほど上限が下がる仕組みで、たとえばBTCは1億5,000万USDCまでの建玉で40倍、それを超えると20倍です。
ETHは1億USDCまでで25倍、SOLとXRPは20倍が上限になっています。
国内の暗号資産交換業者では個人向けのレバレッジが2倍に制限されているため、同じ感覚で建てると証拠金があっという間に足りなくなります。
証拠金はUSDCですが、オラクル価格の多くはUSDT建てで参照される点も、細かいながら効いてくる違いです。
Hyperliquidの公式サイト(app.hyperliquid.xyz)
Hyperliquidのエアドロップでよくある質問
Hyperliquidのエアドロップは今からでも参加できますか?
次回の配布が公式に発表されていないため、「参加する」という手続き自体が存在しません。ポイントプログラムは2024年11月で終了しており、いま取引をしてもポイントが積み上がる画面は用意されていません。できるのは、使える状態を整えて通常どおり利用し、記録を残しておくことまでです。
第1回では1人あたりどれくらい受け取れましたか?
3億1,000万HYPEが約9万4,000のアドレスへ配られたため、単純平均では3,000枚を超えます。ただし実際の配分はポイント量に比例していたため、数枚しか受け取っていないアドレスから数万枚を受け取ったアドレスまで幅がありました。利用期間と規模がそのまま差になっています。
シーズン2のスナップショット日はいつですか?
公式から日付は示されていません。外部のページに具体的な日付が書かれている場合、その根拠は書き手の予想です。公式ドキュメントのポイントに関する記述はL1フェーズが2024年11月に終わったところで止まっており、それ以降の予定は記載されていません。
日本円で入金することはできますか?
できません。Hyperliquidには日本円の入出金経路がなく、銀行振込やコンビニ入金といったメニュー自体が存在しません。入金は暗号資産をブロックチェーン経由で送る形になるため、国内の暗号資産交換業者で口座を用意し、対応チェーンに送れる形で通貨を持っておく必要があります。
少額から試すことはできますか?
入金は5USDC以上でないとアカウントに反映されません。5USDC未満はメールウォレットへ自動的に振り替えられ、1USDC未満は取り戻せない扱いです。はじめて送るときは、小さめの金額で入金と出金を1往復させ、着金を確認してから本番の金額を動かしてください。
エアドロップで受け取ったトークンに税金はかかりますか?
日本では原則として雑所得の対象になります。受け取った時点の時価が所得として扱われ、その後に売却したときの損益も別途計算が必要です。海外の分散型取引所は年間取引報告書を出してくれないため、入出金の日時と数量、受け取り時の価格を自分で記録しておく必要があります。
本人確認をしなくても使えるのは安心材料になりますか?
手続きが軽いことと安全であることは別の話です。公式ドキュメントに本人確認の記載はありませんが、これは運営が利用者を把握していないということでもあり、トラブル時に個別の救済を期待できない状態を意味します。顧客資産の分別管理や補償の枠組みも前提にできません。
Hyperliquidのエアドロップまとめ
Hyperliquidのエアドロップは、2024年11月29日のジェネシスイベントで3億1,000万HYPEが約9万4,000のアドレスへ配られた、という1回の実績があります。
その土台になったポイントプログラムは2023年11月に始まり、2024年11月に終了しました。
シーズン2については、公式ドキュメントに次回を示す記述がありません。
期待が語られる根拠は、今後の排出とコミュニティ報酬に確保されたままの38.888%という配分だけです。
条件も時期も決まっていないため、「これをすれば対象になる」と書かれた情報は、いま時点ではすべて予想として扱ってください。
そのうえで、いま準備できることは限られています。
送る通貨を国内で用意し、接続方法に合ったチェーンで5USDC以上を入金し、無理のない範囲で使い、記録を残す。
やることはこの4つで、どれも次回の有無に左右されません。
判断の軸として持っておきたいのは、配布が一切なかったとしても納得できる取引かどうかという1点です。
Hyperliquidは日本の暗号資産交換業者ではなく、分別管理や補償の枠組みを前提にできません。
レバレッジの水準も国内とは桁が違い、利用規約の制限対象地域も自分で確認する必要があります。
まずは公式サイトで現在の仕様と規約を確認し、少額の入出金でひととおりの動きを掴んでから、扱う金額を決めていってください。