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GMOコインのレンディング利率一覧と貸暗号資産の始め方を徹底解説

GMOコインのレンディング利率一覧と貸暗号資産の始め方を徹底解説

GMOコインで仮想通貨を貸すと年率10%もらえるって聞いたの。

その年率が出るのは一部の銘柄と期間だけなんですよ。

GMOコインには「貸暗号資産」という、持っている暗号資産をGMOコインに貸し出して貸借料を受け取るサービスがあります。

一般にレンディングと呼ばれるもので、値上がりを待っているあいだも数量そのものを増やせるのが魅力です。

ただしGMOコインの貸暗号資産には、貸すだけの「ベーシック」と、年率15%以上がつく代わりに証拠金を預ける「プレミアム」という性格のまったく違う2つの契約が並んでいます。

同じレンディングという言葉でも、受け取れる利率と引き換えに差し出すものが違うため、数字だけを見て選ぶと想定外の結果になりかねません。

この記事では、銘柄ごとの利率一覧と貸借料の計算方法から、プレミアムの円転特約、申し込みの手順、償還と中途解約のルールまでを順番に整理していきます。

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目次

    GMOコインのレンディング(貸暗号資産)とは

    貸暗号資産の2つの契約ベーシック暗号資産を貸すだけプレミアム円転特約が付く年率0.05%から10%期間は1ヶ月か3ヶ月証拠金は不要元本は暗号資産のまま中途解約できる年率15%以上期間は1週間から2ヶ月貸出額の50%の証拠金元本が日本円になる時も中途解約は原則不可VS※2026年8月時点のGMOコイン公式の記載にもとづく
    貸暗号資産の2つの契約ベーシック暗号資産を貸すだけ年率0.05%から10%期間は1ヶ月か3ヶ月証拠金は不要元本は暗号資産のまま中途解約できるプレミアム円転特約が付く年率15%以上期間は1週間から2ヶ月貸出額の50%の証拠金元本が日本円になる時も中途解約は原則不可VS※2026年8月時点のGMOコイン公式の記載にもとづく

    そもそも貸暗号資産ってどういう仕組みなの。

    暗号資産をGMOコインに預けて期間分の貸借料を受け取る仕組みです。

    GMOコインの貸暗号資産は、口座にある暗号資産をGMOコインに一定期間貸し出し、その対価として貸借料を受け取るサービスです。

    貸し出しているあいだ、預けた数量が自動的に増減することはありません。増えるのは満期(償還)のタイミングで、あらかじめ決まった年率にもとづいて計算された貸借料が上乗せされる形になります。

    売買で利益を狙うのではなく、長く持ち続けるつもりの銘柄を眠らせずに働かせる、という使い方に向いた仕組みです。

    貸暗号資産には2つの種類がある重要度:★★★★★

    GMOコインでまず押さえたいのは、貸暗号資産が1つのサービスではないという点です。

    ベーシックとプレミアムは別物で、必要な準備も、想定しておくべき結果も違います。

    貸暗号資産ベーシックとプレミアムの違い
    項目 ベーシック プレミアム
    契約の性格 暗号資産を貸すだけ 貸出に円転特約(店頭デリバティブ取引)が付く
    年率 0.05%から10% 15%以上
    貸出期間 1ヶ月コース・3ヶ月コース 1週間から2ヶ月(募集ごと)
    対象銘柄 22銘柄 ビットコイン・イーサリアム・エックスアールピー
    必要な証拠金 不要 貸出数量×特約レート×50%相当の日本円
    元本の返り方 貸した暗号資産のまま 条件により日本円になる場合がある
    中途解約 可能(貸借料は受け取れない) 原則不可

    年率だけを比べるとプレミアムが圧倒的に見えますが、その差はリスクを引き受けたことへの対価です。初めての方は、まずベーシックから触るのが無難といえます。

    レンディングとステーキングは何が違うのか重要度:★★★★☆

    GMOコインには貸暗号資産とは別に、ステーキングというサービスもあります。

    ステーキングは対象銘柄を口座に保有しているだけで自動的に報酬の対象になり、申し込みも期間の縛りもありません。そのぶん報酬の額はネットワーク側の状況で変わります。

    一方の貸暗号資産は、自分から申し込んで期間を決め、その期間は売却も送付もできなくなる代わりに、受け取れる年率が最初から確定しています。

    確定した数字がほしいなら貸暗号資産、自由に動かせる状態を保ちたいならステーキング、という住み分けで考えると迷いにくくなります。

    どんな人に向いているサービスなのか重要度:★★★☆☆

    貸暗号資産が向いているのは、当面売る予定のない銘柄を持っている方です。

    反対に、値動きを見ながら短期で売買したい方や、生活資金に近いお金で買った銘柄しか持っていない方には向きません。貸出中は価格が急落しても手を出せないためです。

    まずは保有量の一部だけを貸し、残りは自由に動かせる状態にしておく分け方が現実的です。

    たとえば0.3BTCを持っている方であれば、最小貸出数量の0.1BTCだけを1ヶ月コースに回し、残りは手元に置いておく形です。こうしておけば、相場が大きく動いたときに残りの分で対応できますし、償還日を一度経験すれば次からの判断もしやすくなります。

    貸暗号資産は一度申し込むと期間中は動かせない仕組みなので、最初から全力で使うより、小さく試して感覚をつかむほうが失敗しにくい種類のサービスです。

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    GMOコインのレンディング利率一覧と貸借料の計算

    年率10%って全部の銘柄でもらえるわけじゃないの。

    10%がつくのは3ヶ月コースの一部銘柄だけですよ。

    ベーシックの利率は、銘柄とコースの組み合わせごとにあらかじめ決められています。募集のたびに抽選で変わるタイプではないため、申し込む前に自分の銘柄の数字を確認できるのが特徴です。

    注意したいのは、すべての銘柄に3ヶ月コースがあるわけではないという点です。ビットコインには1ヶ月コースしかなく、年率は1.3%になります。

    銘柄とコース別の利率一覧重要度:★★★★★

    主な銘柄の年率と貸出数量の範囲は次のとおりです。

    貸暗号資産ベーシックの銘柄別年率と貸出数量(2026年8月時点)
    銘柄 1ヶ月コース 3ヶ月コース 最小貸出数量 最大貸出数量
    BTC 1.3% — 0.1 BTC 100 BTC/月
    ETH 1% 3% 0.05 ETH 500 ETH/月
    XRP 1% — 5,000 XRP 1,000,000 XRP/月
    DOT — 10% 50 DOT 15,000 DOT/月
    ATOM — 10% 10 ATOM 30,000 ATOM/月
    SOL 1% 3% 20 SOL 1,000 SOL/月
    ADA 1% 3% 700 ADA 40,000 ADA/月
    DOGE 1% 3% 10,000 DOGE 500,000 DOGE/月
    LINK 1% 3% 50 LINK 3,000 LINK/月
    AVAX 1% 3% 20 AVAX 1,000 AVAX/月
    XLM 1% 3% 20,000 XLM 1,000,000 XLM/月
    BCH 1% — 5 BCH 300 BCH/月
    LTC 1% — 10 LTC 1,000 LTC/月

    このほかに、金や銀などの価格に連動するトークンも対象になっており、そちらの年率は0.05%から1%と控えめです。対象は全部で22銘柄あり、内容は見直されることがあるため、申し込む直前に公式サイトの一覧を見るのが確実です。

    参考:GMOコイン 貸暗号資産ベーシック

    貸借料の計算式と受け取れる量の目安重要度:★★★★☆

    貸借料は、1年を365日として日割りで計算されます。

    貸借料の計算式

    貸出数量 × 貸出日数 × 年率 ÷ 365日

    • 公式の計算例:0.1BTC × 30日 × 1.3% ÷ 365日 = 約0.0001BTC
    • 1BTCを1ヶ月貸した場合:1BTC × 30日 × 1.3% ÷ 365日 = 約0.00107BTC
    • 100DOTを3ヶ月貸した場合:100DOT × 90日 × 10% ÷ 365日 = 約2.46DOT

    数字にすると、1ヶ月コースで受け取れる量はかなり小さく見えます。短期で大きく増やす仕組みではなく、長く持つ銘柄を少しずつ厚くしていく仕組みだと理解しておくと期待値がずれません。

    なお貸借料は、貸した銘柄と同じ通貨で支払われます。日本円で振り込まれるわけではないため、受け取った時点の価格によって円に直したときの価値は変わります。

    最大年率10%を実際に受け取れる条件重要度:★★★★☆

    広告などで見かける最大年率10%という数字は、DOT(ポルカドット)とATOM(コスモス)の3ヶ月コースに設定されているものです。

    つまりこの年率を取りにいくには、その銘柄を最小数量以上そろえ、3ヶ月動かさない前提を受け入れる必要があります。ビットコインしか持っていない方が10%を受け取ることはできません。

    年率は銘柄への評価ではなく貸出条件の値札だと考え、自分が持っている銘柄の欄だけを見て判断しましょう。

    1ヶ月コースと3ヶ月コースの選び方重要度:★★★★☆

    両方のコースがある銘柄では、どちらを選ぶかで受け取れる量が変わります。

    イーサリアムを例にすると、1ヶ月コースは年率1%、3ヶ月コースは年率3%です。年率そのものが3倍になるため、同じ数量を貸すなら3ヶ月コースのほうが有利に見えます。

    ただし3ヶ月コースは、その期間ずっと売却も送付もできません。値動きの大きい銘柄で3ヶ月を固定するのは、価格が下がっても何もできない時間を3ヶ月受け入れるということでもあります。

    判断の目安は、その銘柄を持ち続ける理由がはっきりしているかどうかです。長期で積み上げるつもりの銘柄なら3ヶ月コース、まだ様子を見たい銘柄なら1ヶ月コース、と分けると迷いにくくなります。

    また、初回は1ヶ月コースで償還の流れを一度体験してから、次の申し込みで3ヶ月コースに移る進め方もあります。実際に貸借料が入る様子を見てからのほうが、数量を増やす判断にも根拠が持てます。

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    貸暗号資産プレミアムの年率15%以上と円転特約

    年率15%以上のプレミアムってなんで利率が高いの。

    貸すだけでなく値上がり分を手放す約束が付いているからです。

    貸暗号資産プレミアムは、暗号資産を貸し出す取引に「円転特約」という店頭デリバティブ取引を組み合わせたサービスです。

    年率は15%以上と、ベーシックとは桁の違う水準が提示されます。ただしその高さは、貸し手が追加のリスクを引き受けることで成り立っています。

    円転特約とは何を約束する仕組みか重要度:★★★★★

    円転特約は、貸し出した暗号資産のレートが、あらかじめ決められた特約レートを上回っているかどうかで、元本の受け取り方が変わる特約です。

    判定日に判定レートが特約レートを上回っていた場合、元本は暗号資産ではなく日本円で返ってきます。

    つまり値上がりしたときほど暗号資産が戻らないという、直感と逆向きの結果になります。値上がり分の利益は特約レートで頭打ちになり、そのぶんが高い年率の原資になっているわけです。

    反対に価格が下がった場合は暗号資産のまま返ってくるため、下落の影響はそのまま自分が負います。

    対象はビットコイン、イーサリアム、エックスアールピーの3銘柄で、貸出期間は1週間から2ヶ月の範囲で募集ごとに決まります。

    貸出額の50%相当の証拠金が必要重要度:★★★★★

    プレミアムでもう1つ見落とせないのが、証拠金です。

    必要になるのは「貸出暗号資産数量 × 特約レート × 50%」に相当する日本円で、暗号資産を貸すだけでは申し込めません。

    暗号資産と日本円の両方を用意する必要があるため、資金を目一杯まで買い付けに回している方は、そもそも条件を満たせない可能性があります。

    募集は開始時に公式サイトで告知され、ログイン後の会員ページに表示される申込フォームから申し込む形です。中途解約は原則としてできません。

    参考:GMOコイン 貸暗号資産プレミアム

    プレミアムが向く人・避けたほうがよい人重要度:★★★★☆

    プレミアムを検討してよい人

    • 特約レートより上での値上がりを取り逃しても構わないと割り切れる
    • 暗号資産とは別に、証拠金にあてる日本円の余裕がある
    • デリバティブ取引という契約の性格を理解している
    • 短い期間で条件が固定されることを承知している

    プレミアムを避けたほうがよい人

    • この銘柄を長期で積み上げたいと考えている
    • 年率の数字だけを見て申し込もうとしている
    • 証拠金として日本円を寝かせる余裕がない
    • 途中で気が変わる可能性がある

    初めてレンディングを試す段階であれば、まずベーシックで仕組みと入出金の流れをつかんでから検討しても遅くありません。

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    GMOコインのレンディングの始め方と申し込み手順

    GMOコイン公式サイトの貸出手順。会員ホームのメニューから貸暗号資産のベーシックを選び、貸出したい銘柄を選び、コースを選択して申し込む3つの手順が並んでいる

    実際に貸すまでの流れはどうなってるの。

    口座開設から数えても手順は大きく5つだけです。

    貸暗号資産ベーシックの受付は、メンテナンス時を除いて24時間365日行われています。抽選を待つ必要がないので、思い立った日に申し込めるのが利点です。

    画面上の操作は、会員ページのメニューから貸暗号資産のベーシックを開き、貸したい銘柄を選び、コースを選んで申し込む、という3つの手順にまとまっています。口座と資金さえ用意できていれば、申し込み自体は数分で終わる作業です。

    申し込みまでの流れ

    1. GMOコインで口座を開設し、本人確認を済ませる
    2. 日本円を入金する(即時入金なら手数料無料)
    3. 貸したい銘柄を最小貸出数量以上そろえる
    4. 会員ページの貸暗号資産メニューから銘柄とコースを選ぶ
    5. 貸出数量を入力して申し込み、承認を待つ

    申し込みの受付時点で、貸出希望数量以上の残高が必要です。受付中は残高が拘束されないため、承認までのあいだに誤って売却しないよう気をつけましょう。

    募集していないコースは画面に表示されない重要度:★★★★☆

    貸暗号資産ベーシックの募集は、銘柄とコースの組み合わせごとに行われます。

    そのため、募集していないコースは会員ページに出てきません。一覧表に載っている銘柄なのに見つからない場合、その組み合わせが今は募集されていないだけということがあります。

    見当たらないときは、同じ銘柄の別のコースを確認するか、翌月以降の募集を待つのが基本の対応です。

    申し込む前に確認したい3つのこと重要度:★★★☆☆

    貸暗号資産は申し込んでしまうと、期間中は基本的に動かせません。申し込む前に次の点を確認しておきましょう。

    申し込み前のチェック

    • 期間:1ヶ月と3ヶ月のどちらなら手放しておけるか
    • 数量:最小貸出数量に届いているか、全量を貸してしまわないか
    • 用途:その資金を生活費や納税資金にあてる予定がないか

    とくに数量は迷いやすいところです。保有量の全部を貸すと相場が動いたときに何もできなくなるため、半分程度から試す形をおすすめします。

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    償還日・自動更新・中途解約のルール

    GMOコイン公式サイトの貸出ルール。ビットコインの欄に年率1.3%コース(1ヶ月)、受付時間24時間365日、貸出開始日は毎月15日、貸借料付与日は償還時と記載されている

    期間が終わったら自動で戻ってくるの。

    何もしないと同じ条件で貸し続ける設定になっていますよ。

    貸暗号資産ベーシックは、満期のあとの扱いに独特のルールがあります。ここを知らないまま申し込むと、返ってくると思っていた資産がそのまま次の期間に入ってしまいます。

    償還日は毎月15日に固定されている重要度:★★★★☆

    各コースの償還は、毎月15日(土日祝の場合は翌平日)に行われます。

    そして貸出が始まる日も、同じく毎月15日です。申し込んだその日から貸出が始まるわけではなく、次の15日を待って開始し、そこから1ヶ月または3ヶ月を数える形になります。

    つまり月の後半に申し込んだ場合は、貸出が始まるまでに数週間の待ち時間が生まれます。急いで申し込んでも開始日は前倒しにならないため、余裕をもって手続きしておけば十分です。

    申し込んだ日から数えてぴったり1ヶ月後や3ヶ月後という形ではなく、カレンダー上の決まった日に区切られる点が特徴です。

    そのため、いつ申し込んだかによって実際に拘束される日数は少しずつ変わります。この日には必ず手元に戻る、という予定を立てたい場合は、償還日を基準に逆算しておくと安心です。

    たとえば納税資金や大きな買い物の予定がある方は、その支払日より前に償還日が来るかどうかを先に確かめておきましょう。償還日が過ぎたあとに自動で再貸出されてしまうと、必要な時期に手元に無いという事態になりかねません。

    なお償還日が土日祝にあたる場合は翌平日にずれます。月の後半に予定が詰まっている方は、そのぶんの余裕も見ておくと確実です。

    放っておくと自動で再貸出される重要度:★★★★☆

    償還のタイミングでは、貸借料はその都度受け取れますが、元本は同じ条件で自動的に再び貸し出されます。

    これは複利のように効いてくれる一方、そろそろ売りたいと考えていた場合には邪魔になります。

    再貸出を止めたい場合は、償還日の5日前の6時までに再貸出申請を取消す必要があります。期限を過ぎると次の期間に入ってしまうため、カレンダーに印を付けておきましょう。

    中途解約はできるが割に合わない重要度:★★★★★

    貸暗号資産ベーシックは、他社にはあまりない特徴として中途解約に対応しています。

    ただし条件は厳しく、中途解約した場合はその期間分の貸借料が支払われません。さらに、償還時に受け取る予定だった貸借料の10%が解約手数料としてかかります。

    つまり出口は用意されているものの、受け取れるはずだった分をすべて手放したうえで費用まで発生する形です。いざとなればやめられるという前提で、無理に大きな数量を貸すのは避けるべきといえます。

    なお貸出期間中の暗号資産はロックされ、期間が満了するか返却される場合を除いて、売却も送付もできません。

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    GMOコインのレンディングのメリット・デメリットと他社比較

    他の取引所で貸すのと比べてどうなの。

    利率が先に決まっている点と出口がある点が違いますね。

    ここまでの内容を、良い面と気をつけたい面に整理しておきます。

    GMOコインのレンディングの良いところ

    • 年率が銘柄とコースごとに決まっており、申し込む前に受取量を計算できる
    • 受付は24時間365日で、抽選や順番待ちがない
    • 1ヶ月コースがあるため短い期間から試せる
    • 中途解約という出口が制度として用意されている
    • 3ヶ月コースなら年率10%の銘柄もある

    気をつけたいところ

    • ビットコインは1ヶ月コースの1.3%のみで、10%は対象外
    • 最小貸出数量が0.1BTCなど、やや大きめに設定されている
    • 中途解約は貸借料が消えたうえに手数料もかかる
    • 放置すると自動で再貸出され、動かせない状態が続く
    • 貸出中は価格が急落しても売却できない

    他社の貸暗号資産と比べた立ち位置重要度:★★★★☆

    国内の主な取引所のレンディングを並べると、GMOコインの性格が見えやすくなります。

    国内主要取引所のレンディング条件の比較(2026年8月時点)
    取引所 年率 貸出期間 中途解約 最低数量の目安
    GMOコイン 0.05%から10% 1ヶ月・3ヶ月 可(貸借料なし+手数料) 0.1 BTC
    Coincheck 1%から5% 14日から365日 不可 1万円相当
    bitbank 0.1%から5% 1年 原則不可(認められた場合5%) 募集ごと
    bitFlyer 回ごとに変動 回ごと(最大91日など) 不可 0.001 BTC単位
    SBI VCトレード 0.1%から4% 7日から 募集ごとの条件による 募集ごと

    期間の長さで見ると、bitbankの1年に対してGMOコインは1ヶ月から選べます。始めやすさという点では短いほうが有利です。

    一方で最低数量はやや高めで、1万円相当から始められるCoincheckのほうが少額向きといえます。手持ちが少ない段階ではそちらから試し、数量が増えてからGMOコインの3ヶ月コースを検討する順序も現実的です。

    もう1つの違いは、利率がいつ決まるかです。bitbankは募集月ごとに、bitFlyerは募集の回ごとに利率が変わるため、申し込むタイミングによって条件が動きます。GMOコインは銘柄とコースごとに数字が置かれているので、思い立った日にそのまま計算できるのが強みです。

    逆にいえば、相場が過熱した時期に一時的な高利率が出るタイプではありません。派手さより、いつ見ても同じ条件で申し込めることに価値を感じる方に向いた設計といえます。

    始める前に知っておきたいリスク重要度:★★★★★

    貸暗号資産は、預ければ必ず増える預金のような商品ではありません。

    公式にも、預金に類似する商品ではなく預金保険の対象にならないこと、分別管理の対象にならないこと、GMOコインが破綻などした場合に貸し出した暗号資産が返却されないリスクがあることが明記されています。

    年率よりも先に見るべきなのはこの前提です。そのうえで、価格が下落すれば貸借料を受け取っても円に直すと損になり得る点も踏まえ、失っても生活に響かない範囲にとどめましょう。

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    GMOコインのレンディングに関するよくある質問

    GMOコインのレンディングの利率はいくらですか。

    貸暗号資産ベーシックの年率は銘柄とコースごとに決まっており、0.05%から10%の範囲です。ビットコインは1ヶ月コースの1.3%、DOTとATOMは3ヶ月コースの10%が設定されています。円転特約が付く貸暗号資産プレミアムは年率15%以上ですが、証拠金が必要な別の契約になります。

    最低どのくらいの数量から貸せますか。

    銘柄ごとに最小貸出数量が決まっています。ビットコインは0.1BTC、イーサリアムは0.05ETH、SOLは20SOLといった形です。1万円相当から始められる取引所と比べるとやや大きめなので、まずは対象銘柄の最小数量を確認してから買い増しを検討するとよいでしょう。

    貸している間に売却や送金はできますか。

    できません。貸出期間中の暗号資産はロックされ、期間が満了するか返却される場合を除いて、売却も送付も行えません。相場が急に動いても対応できないため、当面動かす予定のない数量だけを貸すのが基本です。

    途中でやめることはできますか。

    貸暗号資産ベーシックは中途解約に対応しています。ただし中途解約すると貸借料は支払われず、さらに償還時に受け取る予定だった貸借料の10%が解約手数料としてかかります。実質的に受け取れるものが無くなるため、最初から期間を守れる範囲で申し込むのが得策です。なおプレミアムは原則として中途解約できません。

    貸借料はいつ、どの形で受け取れますか。

    各コースの償還日である毎月15日(土日祝の場合は翌平日)に、貸した銘柄と同じ通貨で受け取れます。日本円で振り込まれるわけではないため、受け取った時点の価格によって円に直したときの価値は変わります。元本のほうは取消をしない限り、自動的に再び貸し出されます。

    貸暗号資産プレミアムは初心者でも使えますか。

    申し込み自体は可能ですが、仕組みの理解が前提になります。プレミアムは貸出に円転特約という店頭デリバティブ取引が付いたもので、貸出数量に特約レートと50%を掛けた金額の日本円を証拠金として用意する必要があります。値上がりした場合は元本が日本円で返るため、その銘柄を持ち続けたい方には向きません。

    レンディングで得た利益に税金はかかりますか。

    受け取った貸借料は所得として扱われ、原則として確定申告の対象になります。暗号資産で受け取るため、受け取った時点の価格で記録を残しておく必要があります。金額や他の所得との兼ね合いで扱いが変わるため、判断に迷う場合は国税庁の資料を確認するか、税理士に相談すると安心です。

    GMOコインのレンディングまとめ

    GMOコインのレンディング(貸暗号資産)は、持っている暗号資産を貸して貸借料を受け取るサービスです。

    大切なのは、同じ名前で性格の違う2つの契約が並んでいることでした。ベーシックは貸すだけの素直な仕組みで、年率は銘柄とコースごとに0.05%から10%が固定されています。プレミアムの年率15%以上は、証拠金を差し入れ、値上がり分を手放す約束を受け入れた対価です。

    ベーシックを選ぶなら、ビットコインは1ヶ月コースの1.3%で、10%が付くのはDOTとATOMの3ヶ月コースだけという点を押さえておきましょう。

    償還日は毎月15日で、何もしなければ同じ条件で再び貸し出されます。中途解約という出口はありますが、貸借料が消えたうえに手数料もかかるため、実際には期間を守れる数量にとどめるのが賢明です。

    まずは保有量の一部から、期間の短い1ヶ月コースで試してみてください。仕組みが分かってから数量や期間を広げていけば、眠っている暗号資産を無理なく働かせられます。

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