楽天ウォレットとは?仮想通貨サービスの基本情報

楽天ウォレットは、楽天グループの一員である楽天ウォレット株式会社が運営する国内の暗号資産取引所です。
金融庁への登録を受けた正規の業者であり、一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)にも加盟しています。
最大の特徴は、楽天ポイントを使って仮想通貨を購入・積立できる点です。
楽天市場や楽天カード、楽天銀行など、楽天グループのサービスを普段から使っている方なら、ポイントをそのまま投資に活用できます。
取扱通貨はビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)・ポルカドット・ビットコインキャッシュなど複数の銘柄が対象です。
現物取引のほか、最大2倍のレバレッジを使ったトレードにも対応しています。
楽天ウォレット 基本情報
- 運営会社:楽天ウォレット株式会社(楽天グループ)
- 金融庁登録:あり(正規の暗号資産交換業者)
- 取扱銘柄:ビットコイン・イーサリアム他(複数銘柄)
- 取引方法:現物取引・レバレッジ取引(最大2倍)
- 積立サービス:あり(毎月・毎日の自動積立)
- 楽天ポイント利用:可能(積立・購入に使用できる)
- アプリ:スマートフォン対応(iOS・Android)
- サポート:メール・チャット等での問い合わせに対応
楽天証券や楽天銀行との連携もスムーズで、楽天IDひとつで管理できるため、すでに楽天会員の方は登録の手間を大きく省けます。
日本円での入金は楽天銀行からの即時振込に対応しており、最短当日から取引を開始できます。
楽天のIDがあればすぐ始められるってこと?
楽天会員であれば基本情報の入力が省略できる部分もあり、口座開設の手続きが比較的スムーズに進みます。
楽天ウォレットのビットコイン積立の仕組みと始め方

楽天ウォレットの積立サービスは、毎月または毎日、指定した金額で自動的にビットコイン等の暗号資産を購入し続ける仕組みです。
価格が高いときも安いときも一定金額を買い続けることで、購入単価を平均化するドルコスト平均法の効果が得られます。
積立の設定方法は、以下のステップで進めます。
積立を始めるまでの流れ
- 楽天ウォレットの公式サイトまたはアプリからアカウント登録・口座開設を行う
- 本人確認書類のアップロードと審査を完了させる(最短数日)
- 楽天銀行等から日本円を入金する、またはポイントを確認する
- アプリのメニューから「積立」を選択し、銘柄・金額・頻度を設定する
- 設定完了後、指定したタイミングで自動購入が開始される
積立金額は最低500円から設定可能なため、仮想通貨投資が初めての方でも少額からリスクを抑えてスタートできます。
毎月の積立なら月に1回、毎日積立なら毎日指定金額が自動購入されます。
楽天ポイントを積立に充てることもできるので、買い物や日常生活でたまったポイントを活用しながら資産運用を始められる点は他の取引所にはない強みです。
楽天カードの利用ポイントや楽天市場のショッピングポイントなど、さまざまなポイント種別が対象となっています。
積立の停止・変更もアプリ上でいつでも行えるため、生活状況が変わっても柔軟に対応できます。
毎月いくらから始めれば失敗しないんだろう?
最初は500円〜1,000円程度の少額から始めて、仕組みや価格変動に慣れてから金額を増やしていく方法が、初心者の方には安心です。
楽天ウォレットのメリット・デメリットと手数料を比較

楽天ウォレットを利用するうえで、メリットとデメリットをきちんと理解しておくことが大切です。
良い点だけを見て始めてしまうと、思わぬコストや使い勝手の悪さに戸惑うことがあります。
楽天ウォレットの主なメリット
- 楽天ポイントで仮想通貨を購入・積立できるため、現金を使わずに投資を始められる
- 楽天ID・楽天銀行と連携しており、ログインや入金の手間が少ない
- 国内の正規業者であり、金融庁への登録・セキュリティ対策が施されていて安心感がある
- アプリのUIが比較的シンプルで、初心者でも操作しやすい設計になっている
- 積立サービスが充実しており、毎月・毎日の自動購入が可能
- 楽天グループのキャンペーンと連動した特典が得られることがある
楽天ウォレットの主なデメリットと対策
- スプレッド(売値と買値の差)が他の国内取引所と比べて高めに設定されており、取引コストがかかる → こまめに売買するトレードには不向き。長期積立や保有目的に絞って使うと影響を抑えられる
- 取扱銘柄数が多くない → ビットコインやイーサリアム以外の多くの銘柄を取引したい場合はCoincheckやbitFlyerなど他の取引所との併用を検討する
- 板取引(取引所形式)には対応しておらず、すべて販売所形式での売買となる → スプレッドが必ず発生する構造のため、低コスト取引を求める方には向かない
- チャート分析ツールの機能が限定的で、本格的なトレードには使いづらい → テクニカル分析をしたい場合は別のアプリと併用する
- 出金に楽天銀行以外を指定すると手数料がかかる場合がある → 楽天銀行口座を持っておくとコストを抑えられる
手数料について整理すると、楽天ウォレットは口座開設費用・口座維持費用ともに無料です。
ただし、実質的なコストはスプレッドに含まれているため「手数料無料」と表示されていても取引コストはゼロではありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 口座開設手数料 | 無料 |
| 取引手数料(現物) | 無料(スプレッドあり) |
| 積立手数料 | 無料(スプレッドあり) |
| 楽天銀行からの入金 | 無料 |
| 日本円出金 | 楽天銀行:無料、その他:手数料あり |
| 暗号資産の送金(出庫) | 銘柄・金額により異なる |
スプレッドは市場の価格変動に応じてリアルタイムで変動するため、事前に正確な数値を確認することが難しい点も覚えておきましょう。
取引前にアプリ上で表示される売値・買値を必ず確認する習慣をつけることが大切です。
スプレッドって知らないうちに損してる感じで怖いな。
おっしゃる通りで、スプレッドは取引のたびに発生するコストなので、長期の積立のように売買回数が少ない使い方のほうが相対的にコスト負担は小さくなります。
楽天ウォレットの評判・口コミと初心者が注意すべきリスク

実際のユーザーの口コミや評判を見ると、楽天ウォレットに対する評価はおおむね次のような傾向があります。
ユーザーから多く見られる声
- 「楽天ポイントで気軽に始められた」「現金を使わずに積立できるのが良い」という好意的な意見が多い
- 「楽天IDでログインできるので手間がなく便利」という声もよく見られる
- 「スプレッドが気になった」「他のサービスと比べると割高に感じる」という指摘も一定数ある
- 「銘柄数が少ないので、もっと多くの暗号資産を買いたい場合は物足りない」という意見もある
- 「アプリが使いやすく、積立の設定が簡単だった」という初心者からの肯定的な評価も多い
全体的に、楽天経済圏にすでに親しんでいる人・積立目的で始める初心者・ポイント運用に興味がある人には評判が高いサービスです。
一方で、アクティブなトレードや多銘柄への投資を求める中上級者からは「機能が足りない」と感じられることも多いようです。
次に、初心者が特に注意すべきリスクについても整理しておきます。
仮想通貨は価格変動が非常に激しく、短期間で資産が大きく増減することがあります。
積立は価格の平均化に効果的ですが、元本が保証されているわけではなく、損失が出る可能性があることをしっかり理解したうえで始めることが重要です。
また、暗号資産の運用から得た利益は原則として雑所得として扱われ、確定申告が必要になる場合があります。
自身の利益状況と税金の関係を確認しておくことも大切な注意点です。
セキュリティ面では、楽天ウォレットは二段階認証や暗号化通信などの対策を導入しています。
利用者側としても、パスワードの管理やフィッシング詐欺への注意を怠らないようにしましょう。
積立してても損することあるの?ちょっと不安になってきた。
はい、仮想通貨は株や投資信託と同様に元本保証がないため、長期目線で無理のない金額の範囲で運用することが、リスクを抑える基本的な方針です。
楽天ウォレットと他の取引所を比較|こんな人におすすめの選び方

楽天ウォレットは万能ではなく、向いている人・向いていない人がはっきり分かれるサービスです。
自分の目的に合った取引所を選ぶことが、仮想通貨投資を長続きさせるうえで最も重要なポイントです。
| 取引所名 | 積立 | ポイント利用 | 取扱銘柄数 | 手数料(現物) | 初心者向け | 特徴 | 公式サイト |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天ウォレット |
◎ 毎日・毎月 | ◎ 楽天ポイント | △ 少なめ | スプレッドあり | ◎ | 楽天ポイントで積立可能。楽天経済圏ユーザーに最適 | 公式サイトへ |
Coincheck |
◎ 毎日・毎月 | △ なし | ◎ 国内最多級 | スプレッドあり(取引所形式は低コスト) | ◎ | アプリUIが直感的。銘柄数が豊富で初心者〜中級者に人気 | 公式サイトへ |
bitFlyer |
◎ 積立あり | △ なし | ◯ 標準的 | スプレッドあり(Lightning対応) | ◎ | ビットコイン取引量国内No.1。信頼性の高い老舗取引所 | 公式サイトへ |
bitbank |
△ 対応なし | △ なし | ◯ 標準的 | 取引所形式で低コスト | ◯ | 板取引が充実。コストを抑えたい中級者向け | 公式サイトへ |
取引所を選ぶうえで、特に重要な比較軸は「何を目的に使うか」です。
楽天ウォレットが特にオススメな人
- 楽天ポイントを活用して、現金を使わずに仮想通貨投資を始めたい人
- 楽天市場・楽天カード・楽天銀行をすでに使っており、管理を一元化したい人
- まずは少額のビットコイン積立から始めて、投資の感覚をつかみたい初心者
- 毎月の積立設定をしたら、あとはほったらかしにしたい人
他の取引所の方が向いている人
- ビットコイン以外の多くの銘柄(アルトコイン)を購入・比較したい人 → CoincheckやBinance Japanを検討する
- スプレッドを抑えて取引コストを最小化したい人 → bitbankやGMOコインの取引所形式を利用する
- チャートを分析しながら本格的にトレードしたい人 → 高機能ツールを提供するbitFlyerやGMOコインが有利
- レバレッジをかけて取引規模を大きくしたい人 → 国内の仮想通貨FXや、上限のない海外取引所も選択肢になる
複数の取引所を比較したうえで、自分のスタイルに合ったサービスを選ぶことが大切です。
楽天ウォレットは「入口」として優れていますが、投資に慣れてきたら他のサービスも組み合わせることで、より効率的な資産運用が可能になります。
じゃあCoincheckも一緒に開設しておいたほうがいいの?
口座開設は無料ですので、楽天ウォレットとCoincheck両方を開設しておき、目的に応じて使い分けるのは非常に賢い選択です。
よくある質問
楽天ポイントは何ポイントから仮想通貨の積立に使えますか?
楽天ウォレットでは楽天ポイントを1ポイント=1円として利用できます。積立への利用は最低500円相当(500ポイント)から設定可能です。ただし、利用できるポイントの種類や上限は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトで確認してください。
楽天ウォレットでビットコイン積立を始めるのに必要なものは何ですか?
楽天会員IDとメールアドレス、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード等)が必要です。口座開設はアプリまたはWebサイトから行えます。楽天銀行口座があると入金・出金の手数料が無料になるため、持っている方はあらかじめ連携しておくとお得です。
楽天ウォレットの積立は毎月いつ購入されますか?
毎月積立の場合、指定した日付に自動で購入が行われます。毎日積立を選択した場合は営業日ごとに購入されます。設定した金額が口座残高またはポイントから自動的に引き落とされるため、事前に必要な金額を入金しておく必要があります。
楽天ウォレットはセキュリティ面で安全ですか?
楽天ウォレットは金融庁に登録された正規の暗号資産交換業者であり、二段階認証・暗号化通信・コールドウォレットによる資産管理など、国内取引所として標準的なセキュリティ対策を導入しています。ただし、利用者自身もパスワード管理や不審なメールへの注意を徹底することが必要です。
楽天ウォレットの積立で得た利益には税金がかかりますか?
はい、暗号資産の売却や交換で生じた利益は、原則として雑所得として扱われます。年間の利益が一定額を超えた場合、確定申告が必要になります。投資信託や株とは課税ルールが異なる点に注意が必要です。詳細は税理士や国税庁のサイトで確認することをおすすめします。
楽天ウォレットとCoincheckはどちらが初心者に向いていますか?
楽天ポイントをすでに持っている方や楽天グループのサービスを日常的に使っている方には楽天ウォレットが向いています。一方で、より多くの銘柄を取引したい・積立以外の取引も試してみたいという方にはCoincheckが使いやすい選択肢です。どちらも口座開設は無料ですので、両方開設して比較してみることをおすすめします。
まとめ:楽天で仮想通貨積立を始めるなら目的に合わせた使い方を
楽天ウォレットは、楽天ポイントで仮想通貨の積立・購入ができる国内取引所サービスです。
楽天グループとの連携が強みで、楽天経済圏をすでに利用している方にとっては非常に始めやすい環境が整っています。
一方で、スプレッドが高めで取扱銘柄数が限られているという点はデメリットとして理解しておく必要があります。
取引コストを抑えたい場合や多様な銘柄に投資したい場合は、CoincheckやbitFlyerなど他の取引所との比較・併用を検討しましょう。
楽天ウォレットの活用ポイントをおさらい
- 楽天ポイントを使って少額から積立を開始できる
- 毎月・毎日の自動積立でほったらかし運用が可能
- スプレッドコストを意識し、長期積立として活用するのが最適な使い方
- 本格的にトレードしたい場合はCoincheckやbitFlyerとの併用が有効
- 元本保証なし・税金・セキュリティ管理などのリスクを理解したうえで始める
仮想通貨投資は「知らないまま始めること」が最大のリスクです。
この記事で紹介したメリット・デメリット・手数料・比較情報をもとに、自分に合ったサービスと金額でスタートしてみてください。
まずは無料で口座を開設し、少額の積立から仮想通貨の世界に触れてみることをおすすめします。
参考:楽天ウォレット公式サイト