MEXCとはどんな取引所か?登録前に知っておきたい基本情報

MEXC(エムイーエックスシー)は、2018年に設立されたシンガポール拠点の海外仮想通貨取引所です。
最大の特徴は新規銘柄の上場スピードが世界最速級であること。
草コインや新興トークンをいち早く取引したい層から特に支持されており、取り扱い銘柄数は2,000を超えます。
現物取引・先物取引・レバレッジETFなど、複数の取引形式に対応しており、ひとつのアカウントで多様な戦略を試せます。
日本語対応も2024年以降に強化されており、インターフェースの日本語切り替えが可能です。
MEXCの基本スペック(2026年3月時点)
- 設立:2018年
- 本拠地:シンガポール
- 取り扱い銘柄数:2,000種類以上
- 取引形式:現物・先物・レバレッジETF・ステーキング
- 対応言語:日本語を含む多言語
- 入金手段:仮想通貨送金・クレジットカード・P2P取引
MEXCが現物取引経験者に選ばれる理由
現物取引の経験がある方にとって、MEXCが魅力的な理由は主に3点あります。
まず、国内取引所では取り扱いのない銘柄が豊富なことです。
BinanceやCoincheckでは購入できないトークンを、MEXCではリリース直後から取引できます。
次に、現物取引のメイカー手数料が0%という点です。
注文板に流動性を提供するメイカー注文を活用すれば、手数料コストをほぼゼロに抑えられます。
最後に、先物取引やレバレッジETFへの移行がスムーズな点です。
同一アカウントで現物から派生商品まで使えるため、取引の幅を広げたい中級者のステップアップ先として最適です。
MEXCを選ぶメリット
- 新規上場銘柄への早期アクセスが可能
- 現物のメイカー手数料0%でコストを圧縮できる
- 現物・先物・レバレッジETFを一つのアカウントで運用できる
- 日本語対応で操作に迷いにくい
- 取り扱い銘柄数が国内取引所と比べ圧倒的に多い
MEXCを使う際の注意点
- 日本の金融庁ライセンスを持たないため、自己責任での利用になる
- 草コインは価格変動が極めて激しく、元本割れリスクが高い
- 日本円の直接入金には対応していないため、他の取引所で購入した仮想通貨の送金が基本になる
- 新規上場後すぐの銘柄は流動性が低く、スリッページが生じやすい
MEXCの登録・口座開設の手順を画面別に解説

登録って何分くらいかかるの?
メールアドレス登録だけなら5分以内、本人確認(KYC)まで含めると書類準備の時間を除いて15〜20分ほどで完了します。
MEXCの口座開設は以下の3つのステップで完了します。
口座開設の全体フロー
- 公式サイトまたはアプリからアカウント登録(メールアドレス・パスワード設定)
- 本人確認(KYC)書類の提出
- セキュリティ設定(2段階認証)の有効化
ステップ1:アカウント登録の手順
まず、MEXCの公式サイト(mexc.com)にアクセスします。
類似ドメインのフィッシングサイトが存在するため、URLを必ず確認してください。
公式サイトにアクセスしたら「登録」または「サインアップ」ボタンをクリックします。
登録方法はメールアドレス登録と携帯電話番号登録の2種類から選択できます。
どちらでも問題ありませんが、後のセキュリティ設定を考えるとメールアドレスでの登録が管理しやすくおすすめです。
登録フォームへの入力項目は以下の通りです。
アカウント登録の入力項目
- メールアドレス(使用中のもの)
- パスワード(8文字以上、英字大文字・小文字・数字を含む)
- 紹介コード(任意・キャンペーン利用時に入力)
入力後に「確認コードを取得」をクリックすると、登録したメールアドレスに6桁の認証コードが送られます。
コードを入力して「確認」を押せばアカウントの仮登録は完了です。
ステップ2:本人確認(KYC)の手順
取引の上限を引き上げるためには、本人確認(KYC)の完了が必要です。
KYCを未完了の状態でも少額の取引は可能ですが、出金上限が大幅に制限されるため、早めに完了させておくことを推奨します。
KYCの手順は以下の通りです。
KYC(本人確認)の手順
- ログイン後、右上のアイコンから「本人確認」をクリック
- 居住国を選択(日本を選択)
- 本人確認書類の種類を選択(パスポートまたは運転免許証が推奨)
- 書類の表面・裏面・顔写真付きの撮影データをアップロード
- 顔認証(リアルタイムの自撮り動画または静止画)を実施
- 審査完了を待つ(通常1〜3時間、長くても24時間以内)
書類は以下のいずれかが利用できます。
– パスポート(最も審査が通りやすい)
– 運転免許証
– マイナンバーカード
撮影時は四隅が見切れないよう注意し、光の反射がない環境で撮影すると審査が通りやすいです。
ステップ3:セキュリティ設定(2段階認証)
KYCと並行して、2段階認証(2FA)の設定を必ず行ってください。
MEXCでは「Google Authenticator」または「SMS認証」に対応しています。
Google Authenticatorの方がセキュリティ強度が高いためおすすめです。
設定手順はアカウント設定の「セキュリティ」タブから進めることができ、QRコードを読み込むだけで5分以内に完了します。
2FAを設定しておくことで、万が一パスワードが漏洩した場合でも不正ログインを防げます。
MEXCへの入金方法|日本円を持ち込む3つのルート

MEXCって日本円で直接入金できないって聞いたけど、どうすればいいの?
国内取引所で仮想通貨を購入してMEXCに送金するのが最もコストを抑えられる定番の方法です。
MEXCは日本円での直接入金に対応していません。
そのため、以下の3つのルートのいずれかで資金を持ち込む必要があります。
ルート1:国内取引所経由で仮想通貨を送金(推奨)
最もコストが低く、安全性の高い方法です。
国内取引所でビットコイン(BTC)またはUSDT(テザー)を購入し、MEXCのウォレットアドレスへ送金します。
送金手順は以下の通りです。
国内取引所からの送金手順
- MEXCにログインし、「ウォレット」→「現物」→「入金」をクリック
- 送金したい通貨(例:USDT)を選択
- ネットワークを選択(USDTの場合はTRC20が手数料最安)
- 表示された入金アドレスをコピー
- 国内取引所の出金画面でコピーしたアドレスを貼り付けて送金
ネットワークの選択ミスは資金消失につながるため、送金元と送金先のネットワークが一致しているか必ず確認してください。
USDTをTRC20ネットワークで送金する場合、送金手数料は1USDT程度と非常に安価です。
ルート2:クレジットカードで購入
MEXCはVisa・Mastercardによるクレジットカード購入(サードパーティ決済)に対応しています。
操作はシンプルで、購入したい金額と通貨を選ぶだけで即時反映されます。
ただし、手数料が3〜5%程度かかるため、少額で即時に購入したい場合の選択肢として捉えるのが現実的です。
ルート3:P2P取引で購入
P2P(ピアツーピア)取引は、ユーザー同士で直接仮想通貨を売買する仕組みです。
MEXCのP2P市場では、日本円での取引ペアも存在します。
銀行振込などで決済できるため日本円を直接使える一方、取引相手の信頼性の確認や価格交渉が必要な手間がかかります。
経験の浅い段階では使いにくい方法のため、慣れてから利用を検討するのが無難です。
入金方法の比較
| 方法 | 手数料 | 速度 | 難易度 |
|---|---|---|---|
| 国内取引所から送金 | 低(送金手数料のみ) | 10〜30分 | 中 |
| クレジットカード購入 | 高(3〜5%程度) | 即時 | 低 |
| P2P取引 | 低〜中 | 30分〜数時間 | 高 |
MEXCの基本的な使い方|現物・先物・レバレッジETFを実際に取引するまで

入金が完了したら、いよいよ取引の開始です。
MEXCの主な取引機能は「現物取引」「先物取引」「レバレッジETF」の3種類です。
それぞれの使い方と特徴を順に説明します。
現物取引の使い方
現物取引は最もシンプルな取引形式で、手持ちの資金の範囲内で仮想通貨を売買します。
手順は以下の通りです。
現物取引の基本手順
- 上部メニューの「現物」をクリック
- 取引したい銘柄を検索バーで入力(例:BTC/USDT)
- チャート画面で価格を確認し、注文パネルで「買い」または「売り」を選択
- 注文方法を選択(指値・成行・逆指値など)
- 数量または金額を入力して「注文する」をクリック
注文方法の選び方については、急いで購入したい場合は成行注文、コストを抑えたい場合は指値注文が基本です。
現物のメイカー手数料は0%のため、指値注文が約定すればコストゼロで取引できます。
テイカー手数料は0.1%ですが、MEXCトークン(MX)を保有することで手数料の割引が受けられます。
先物取引の使い方
先物取引はレバレッジをかけて証拠金の何倍もの金額を取引する形式です。
MEXCの先物ではビットコインやイーサリアムなど主要銘柄に最大125倍のレバレッジをかけられます。
レバレッジ取引は利益が拡大する一方で損失も拡大します。証拠金全額を失うリスクがあることを十分に理解した上で利用してください。
先物取引の開始には、現物ウォレットから先物ウォレットへの資金振替が必要です。
手順は以下の通りです。
先物取引の開始手順
- 上部メニューの「先物」をクリック
- 初回のみ先物取引の利用規約への同意と知識テストに回答
- 「ウォレット」→「資金振替」で先物ウォレットに証拠金を移す
- 取引したい銘柄を選択し、レバレッジ倍率を設定
- ロング(買い)またはショート(売り)を選んで注文
先物ウォレットへの振替は即時完了するため、必要な証拠金分だけを移しておく運用が安全です。
レバレッジETFの使い方
レバレッジETFは、毎日自動でリバランスされるため清算(強制ロスカット)が発生しない仕組みの金融商品です。
たとえば「BTC3L」であればビットコインの日次上昇率の3倍のリターンを目指す設計になっています。
現物取引と同じ感覚で購入できるため、証拠金管理や強制ロスカットを気にせずにレバレッジ効果を得たい場合に有効です。
ただし、横ばい相場が続くと複利効果で価値が徐々に減衰する「ボラティリティ減衰」が生じるため、短期の方向性相場での利用が向いています。
出金の手順
利益が出たら出金の手順も把握しておきましょう。
MEXCからの出金手順
- 「ウォレット」→「現物」→「出金」をクリック
- 出金する通貨とネットワークを選択
- 送金先のウォレットアドレスを入力
- 出金数量を入力し、2FAコードで認証
- メール認証を完了させて出金申請を確定
KYC未完了の場合、1日あたりの出金上限が2BTC相当に制限されます。
KYC完了後は上限が大幅に引き上げられるため、まず本人確認を終わらせておくことが重要です。
MEXCの登録後に確認しておきたいキャンペーンと特典

MEXCは新規登録者向けのキャンペーンを定期的に実施しています。
登録後すぐに確認しておくと取引コストを下げたり、追加の資金で試したりできるため、積極的に活用しましょう。
新規登録ボーナスとウェルカム特典
MEXCでは口座開設直後にウェルカムギフトを受け取れることがあります。
内容は時期によって変わりますが、USDTのボーナスや手数料バウチャーが提供されることが多いです。
キャンペーンページは公式サイトのトップまたはアプリの通知バナーから確認できます。
紹介コードの活用
友人や信頼できる情報源からの紹介コードを登録時に入力すると、手数料の割引や追加ボーナスを受け取れる場合があります。
登録完了後には紹介コードを入力できないため、必ず登録フォームへの入力時に紹介コードを確認して入力してください。
MXトークン保有による手数料割引
MEXCのプラットフォームトークンであるMX(エムエックス)を保有することで、取引手数料の割引が適用されます。
現物取引のテイカー手数料0.1%がさらに引き下げられるため、取引頻度が高い方ほど恩恵を受けやすい仕組みです。
ステーキング・Earn機能
MEXCには「Earn」セクションがあり、保有している仮想通貨をステーキングや流動性提供に回して利息収入を得られます。
USDTやBTCのフレキシブルステーキング(いつでも解除可能)から参加できるため、待機資金を遊ばせたくない方にとって利用しやすい機能です。
登録後すぐに確認したい特典・機能
- ウェルカムボーナス(USDTバウチャー・手数料割引)の受け取り
- 紹介コードの確認と入力(登録時のみ適用可能)
- MXトークン保有による手数料割引の設定
- Earn機能を使った待機資金の運用
- 先物取引の知識テスト完了(先物を使う場合)
MEXCを安全に使うために知っておきたいリスク管理

海外取引所を使う上で最も重要なのがリスク管理です。
MEXCは世界的に利用者が多く実績のある取引所ですが、国内の金融規制外にあることを理解した上で使う必要があります。
日本の規制と自己責任の範囲
MEXCは日本の金融庁に仮想通貨交換業者として登録されていません。
そのため、万が一トラブルが発生した場合に日本の金融規制当局による救済が期待できない点は理解しておく必要があります。
資産保護の観点からは、MEXCに全資産を預け続けるのではなく、取引に使う分だけを移動させ、利益が出たら国内取引所や自分のウォレットに移す運用がおすすめです。
セキュリティ設定のチェックリスト
登録後に必ず設定するべきセキュリティ項目
- Google Authenticatorによる2段階認証の有効化
- 出金アドレスのホワイトリスト登録(信頼するアドレスのみ出金可能にする)
- アンチフィッシングコードの設定(公式メールに個人識別コードを表示)
- ログイン通知のメール受信設定
アンチフィッシングコードは特に見落とされがちな設定です。
これを設定すると、MEXCからの公式メールに自分だけが知るコードが記載されるようになるため、フィッシングメールと本物のメールを瞬時に区別できます。
草コインのリスクについて
MEXCの強みである新規上場銘柄は、同時に最大のリスクでもあります。
上場直後の草コインはプロジェクトの実態が不明確なものも多く、ラグプル(詐欺的な資金持ち逃げ)のリスクもゼロではありません。
プロジェクトのホワイトペーパーや開発チームの情報を事前に確認する習慣をつけることが重要です。
また、新規上場銘柄への投資はポートフォリオ全体の一部(10〜20%程度)に留め、リスクを限定する考え方が長期的な資産管理につながります。
税務上の取り扱い
海外取引所での取引であっても、日本の税法上は課税対象です。
仮想通貨の売買益・交換益・ステーキング報酬などは、原則として「雑所得」として確定申告が必要です。
取引履歴は定期的にCSVでダウンロードして保管しておくことで、年末の確定申告作業を大幅に楽にできます。
MEXCの取引履歴は「注文」→「取引履歴」からCSVエクスポートが可能です。
よくある質問
MEXCは日本から利用できますか?
2026年現在、日本在住者でも利用可能です。ただし、MEXCは日本の金融庁登録業者ではないため、利用は自己責任となります。Bybitが2025年後半に日本居住者向けサービスを終了した前例があるため、利用規約の変更には引き続き注意が必要です。
MEXCの口座開設に手数料はかかりますか?
口座開設(アカウント登録・KYC)自体に手数料は一切かかりません。費用が発生するのは取引時の手数料や入出金時のネットワーク手数料のみです。
本人確認(KYC)なしでも取引できますか?
KYCなしでも少額の現物取引は可能ですが、1日あたりの出金上限が2BTC相当に制限されます。利用を本格化させる場合は早めにKYCを完了させることをおすすめします。
MEXCに日本語対応はありますか?
はい、2024年以降に日本語対応が強化されており、サイトおよびアプリのインターフェースを日本語に切り替えることができます。設定画面の「言語」から日本語を選択してください。
入金した資金はすぐに取引に使えますか?
仮想通貨の送金であれば、ブロックチェーン上での承認が完了次第(通常10〜30分)即座に取引に使えます。クレジットカード購入の場合は決済完了後すぐに反映されます。
MEXCのスマホアプリはありますか?
iOS・Android両方に対応した公式アプリがあります。AppStoreまたはGoogle Playで「MEXC」と検索するか、公式サイトからQRコードを読み取ってダウンロードしてください。アプリからでも口座開設・KYC・取引・入出金のすべてが可能です。
取引で出た利益はどう確定申告すればいいですか?
海外取引所での仮想通貨取引による利益は日本の税法上「雑所得」として課税対象になります。MEXC上の取引履歴はCSVでダウンロードできるため、定期的に保存しておき、年末に確定申告資料として活用してください。税理士や専門家への相談もあわせて検討することをおすすめします。
まとめ:MEXCの登録と始め方
MEXCは新規銘柄への早期アクセスと低い取引コストが強みの海外取引所です。
現物取引の経験がある方にとっては、国内取引所では買えない銘柄を探す際の最有力候補といえます。
口座開設はメールアドレス登録から始めて、KYC・2段階認証まで完了させるのが安全な使い始め方です。
入金は国内取引所からUSDTをTRC20ネットワークで送金するのが最もコストを抑えられる方法です。
海外取引所である以上、全資産を預けず「使う分だけ入金して利益は出金する」運用を徹底することが重要です。
取引履歴の定期バックアップと確定申告の準備も忘れずに進めておきましょう。
MEXCの登録は公式サイトから5分以内に始められます。